SBSホールディングス (2384)

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・上場市場 東証1部
・会社名  SBSホールディングス株式会社
(エスビーエスホールディングス 英称:SBS Holdings, Inc)
・証券コード 2384
・業種     陸運業
・決算    12月
・設立年 1987年12月
・上場年 2003年12月


・1株価格585円(6/20終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約5万8500円

・予想PER7.24倍、実績PBR0.79倍、予想配当利回り2.39%

管理人評価C

【会社紹介】

SBSホールディングスは物流一括受託事業を行なっている会社で、食品輸送に強いです。


M&Aを通じて数多くの会社と連携し、食品特化輸送、アパレル輸送、長距離輸送などに強い会社と協力して「総合物流業者」としての地位を確立しているのが自慢です。

異なる文化や風土を持つ会社と協力して輸送業で活躍しているSBSホールディングスは、「他文化に寛容な会社」だと評価することができます。

「全方位の物流機能を有する3PL企業集団」として輝きを放つSBSホールディングスは、今後もジャンルを問わないで輸送業務を続けて日本の発展を支えていく予定です。

SBSグループは輸送業務だけを行なっているわけではありません。

グループ全体で「それぞれの役割」を果たしているのが特徴で、グループ会社が不動産事業を展開したり、人材派遣事業を行なったりして「様々な事業で利益を上げている」のがSBSホールディングスの長所になります。

今後も積極的にM&A戦略を実施して会社規模を高めようとしているSBSホールディングスは、グループ全体の成長力を意識している会社です。

 

【主力市場は縮小傾向!? 厳しい情勢に立ち向かうSBSホールディングス】

SBSホールディングスは物流ビジネスが主力事業になりますが、残念なことに「国内物流事業」は少子高齢化の影響によって縮小し続けている状態です。

市場全体のパイが減っているので、SBSホールディングスにとって大変な痛手となります。

SBSホールディングスはこの危機に対応するために、「3PL事業」を拡大して業界トップグループ入りを目指しています。

約6万社のライバルと競わなくてはいけないSBSホールディングスですが、「競争優位を確立するために3PL事業を強化する」という成長戦略を打ち出しています。

 

国内物流事業が縮小している事実を真摯に受け止めているSBSホールディングスは、「海外事業」を強化して利益額を高める策も練っています。インド、中国といった東アジア諸国でシェアを広げ、市場拡大を狙っているのです。

現在の情勢はSBSホールディングスにとってかなり厳しいのは間違いありません。

成長株投資を実行したければ「主力事業が成長市場に属している」のが重要になりますが、国内物流市場が衰退している現状を分析するとSBSホールディングスは成長株投資に向いていないのです。

ただ、SBSホールディングスはM&A戦略や「海外ビジネスの展開」を図って現状を打破しようとしています。

SBSホールディングスの経営戦略に賛同できる方が投資を検討するのが良いと判断しました。

 

【SBSホールディングスの財務分析】

SBSホールディングスは2011年から2013年にかけて黒字決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1322億500万円、営業利益は41億4100万円、経常利益は38億100万円で営業利益・経常利益が前年度より増えています。純利益は15億7100万円に減ってしまいました。

今期は増益が予測されています。

増税の影響を受けているのが痛手ですが、施設集約のローコスト戦略が功を制して健全な利益を生み出せる体質を築くことに成功しています。

財務面は良くないです。

自己資本比率は26.7%。有利子負債額は494億2000万円です。

 

【SBSホールディングス株に向いている投資スタイル】

SBSホールディングスは色々と厳しい株です。

健全な黒字経営を維持しているのは良いのですが、財務状態が悪い現状を分析すると資産株投資に向いているとは思えません。更に国内物流事業が衰退している事実を加味すると「成長株投資」を実行するのも厳しいと思います。

持続的に純利益を伸ばしているわけではないので、成長性に多大な期待を抱くのは危険です。

ただ、現在のSBSホールディングスは割安性に長けています。予想PER値は7.24倍、実績PBR値は0.79倍で「割安株投資」を実行したい方に適した株です。

割安性を評価する投資家はSBSホールディングス株を魅力的だと感じるでしょう。

(上記の情報は2014年6月22日に記載しました)


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