エックスネット (4762)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社エックスネット
(えっくすねっと 英称:XNET Corporation)
・証券コード 4762
・業種     情報・通信業
・決算    3月
・設立年 1991年6月
・上場年 2000年6月

・1株価格1364円(6/10終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約13万6400円

・予想PER18.19倍、実績PBR1倍、予想配当利回り4.11%

管理人評価C



【会社紹介】


エックスネットは資産運用・融資システムサービスなどを提供している会社です。


「サービス」としてのITビジネスを継続しているエックスネットは、お客様に「サービスという名の価値」を与えて利益を上げているのが良いです。

現代社会のインフラとも言われているIT産業で名を馳せ、業務効率化を実現するソリューションサービスを提供しているのが武器です。

「サービス型のシステムの提供」を軸としており、「XNETサービス」を提供してお客様の期待に応えているのが長所です。お客様のニーズにできるだけ対応できるように心がけていますが、オーダーメイドサービスではないのが短所です。

オーダーメイド型のサービスは「ユーザーのニーズに応えやすい」というメリットがありますが、コストが大幅にかかりシステム導入時に失敗したらかなりの痛手になります。

しかし、XNETサービスはコストが割安で導入後の機能追加にコストがかからないという長所があります。

XNETサービス利用料以外のシステム初期開発費用が不要で、短期間の導入が可能です。

「迅速にシステムを導入したいが、コストは抑えたい」と考えている経営者と、エックスネットのビジネスモデルは相性が良いのです。

 

【経営スタイルはお客様重視! 非常に手堅いエックスネット】

エックスネットはお客様重視の経営を行なっています。

現場の方々と直接対話できる「顧客担当者」を用意しているエックスネットは、お客様とのコミュニケーションを重視しています。安定的な経営基盤を確保し、安定配当を還元する方針を貫いているエックスネットは「ディフェンス株」だと評価することができます。

黒字経営を維持し、優良な財務状態を築いているエックスネットですが、業績推移を見てみると色々と問題があります。

1番気になるのは利益額の推移で、エックスネットは2011年から2014年にかけて営業利益・経常利益・純利益が全て低下しているのです。

株式投資の世界では「成長性が高い会社ほど株価が上がる」という法則があるため、利益額を落とし続けているエックスネットに成長力を期待するのは酷でしょう。

安定した黒字経営を維持しているのはとても良いのですが、成長力という観点で株を分析すると非常に微妙だと感じます。

 

【エックスネットの財務分析】

エックスネットは2011年から2014年にかけて黒字経営を保っています。

2014年通期決算の売上高は30億500万円、営業利益は4億6400万円、経常利益は4億9700万円で前年度と比較して売上高や営業利益額が低下しています。純利益も2億9500万円まで減っており、残念な結果を残しました。

来期は増益が予測されています。

XNETサービスは利用料減額が続いている状況で、開発費負担も発生しているのが痛手です。今後は人件費の問題も解決しなくてはいけません。

財務状態は超優秀です。

自己資本比率は90.5%。有利子負債額はゼロです。

 

【エックスネット株に向いている投資スタイル】

エックスネットは資産株投資・配当金狙いの投資が適しています。

現在の予想配当利回りは4.11%と非常に高く、配当利回りを重視する投資家にとって嬉しい情報になります。財務状態も健全で有利子負債も存在しないので「配当利回りの高い資産株」を求める方と相性が良いのです。

ただ、売却益狙いの投資を実行するのは厳しいです。

利益額が減少している現状を加味すると成長株投資を行なうことはできません。株自体も割安性に長けているわけではないので、投資先として魅力かと問われれば「微妙」と返します。

ただ、優秀な財務状態と高い配当利回りという2つの武器を保持しているので、投資スタイルによっては堅実に利益が出せると解釈することが可能です。

選択できる戦略の幅が狭いのである意味初心者向けの株になりますが、様々な戦略を実施して株式投資の勝率を高めたい投資家はエックスネット株と相性が悪いです。

(上記の情報は2014年6月11日に記載しました)


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