ベスト電器 (8175)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社ベスト電器
(べすとでんき 英称:BEST DENKI CO., LTD.)
・証券コード 8175
・業種     小売業
・決算    2月
・設立年  1953年9月
・上場年  1973年9月


管理人評価D

【会社紹介】

ベスト電器は九州地方を基盤にして家電量販店を運営している会社です。2012年12月13日にヤマダ電機の傘下に入りました。

創業当初から「お客様にいいものを、より安く」という方針を貫いてビジネスを行なっています。地域密着を意識したマーケティング術を駆使し、地元のお客様に親しまれる店舗運営を続けているのが特徴になります。


品揃えを豊富にすることによって家電量販店としての地位を保っているベスト電器ですが、サービス力に長けていることも注目してください。今流行の太陽光発電システムの無料訪問見積りを行なっており、太陽光発電を取り入れるメリットを丁寧に解説してくれます。

オール電化10年保証という万全の保証サービスも完備されており、ベスト電器はサービスや保証力を通じて激動の時代を生き残っていく予定です。

また、省エネ型製品を数多く取り揃えており、時代の流れを意識した商品のチョイスに定評があります。省エネ意識の強いお客様が増えているので、省エネ型製品普及推進優良店に認定されたのは良いニュースになります。

ベスト電器の方向性を理解する上でも重要なデータになるのです。

【地元密着経営を行なうベスト電器】

ベスト電器は地元密着型経営を行なっています。フランチャイズ店も同様の戦略を採用しており、地元の人々の生活を支える方針が会社存続の秘訣になったのは間違いありません。

しかし、ベスト電器は逆境の時代を迎えています。

これは他の同業他社も同じ状態に陥っているのですが、ネット通販ビジネスの躍進がベスト電器に大きなダメージを与えていることは確かです。

家電量販店より安価で購入できるアマゾンを筆頭としたネット通販は、家電量販店ビジネスを陳腐化へと追い込んでいるのです。

この流れに対抗するためにベスト電器は「サービスの質」を高める努力を続けています。先ほど説明した長期保証制度や、小回りの効いたサービスを展開して地元密着の意識を強めればベスト電器の復活の可能性はゼロではありません。

【ベスト電器の財務分析】

ベスト電器は2013年通期決算に173億4700万円の赤字を出してしまい、売上高も1912億8700万円まで減少してしまいました。この赤字決算はかなり痛く、ベスト電器の将来性が不安になる決算内容になります。

しかし、翌年の決算は多少期待できます。

猛暑効果を発揮して白モノ家電の売れ行きが良く、営業利益を黒字にする見込みです。薄型テレビやAV機器の売上は悪いのですが、こちらはネット通販の影響がはっきり出ていると捉えることができます。

財務面は普通で、自己資本比率は37.2%です。238億6400万円の有利子負債が存在しますが、問題なのは有利子負債の額よりも家電量販店のビジネスモデルです。

他社に負けるビジネスモデルを築いている会社は生き残ることができません。ベスト電器の将来は明るいと言い切れないのが弱点になります。

【ベスト電器株に向いている投資スタイル】

ベスト電器は割安株投資に向いています。ビジネスモデルの将来性が低く評価されているので、日経平均株価が高い状況でもベスト電器は割安性の高い株として判断することができます。

現在の予想PERは9.36倍で実績PBRは0.62倍になります。PBRが1倍を割っているので割安株として評価することができますが、いくら株が割安でも将来性が薄ければ投資先として魅力だと感じることはできません。

配当利回りは0%で、インカムゲインは期待できないのです。

復配すれば配当金収入を得ることができますが、復配狙いなら最初から配当金支払いを確定している株を買った方が良いのです。

ベスト電器株で儲けたければ割安性を活かした投資を実行し、売却益狙いの取引を行なうのが最善となります。株主優待の使い勝手も微妙なのでインカムゲインは捨ててください。デイトレードやスイングトレードを通じて売却益を得るのが最善となります。

【ベスト電器の株主優待】

2月の権利確定日にベスト電器の株を500株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・500株以上保有で1000円分の値引券5枚(5000円相当)

・2500株以上保有で1000円分の値引券15枚(15000円相当)

・5000株以上保有で1000円分の値引券25枚(25000円相当)

・25000株以上保有で1000円分の値引券30枚(30000円相当)

・50000株以上保有で1000円分の値引券50枚(50000円相当)

上記の値引券は10000万円の買い物毎に1枚利用することができます。

参照URL http://www.bestdenki.ne.jp/for_stockholders

(上記の情報は2013年12月25日に記載しました)


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