ビットアイル (3811)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ビットアイル
(びっとあいる 英称:Bit-isle Inc)
・証券コード 3811
・業種     情報・通信業
・決算    7月
・設立年 2000年6月
・上場年 2006年7月

・1株価格659円(5/7終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約6万5900円

・予想PER15.82倍、実績PBR1.94倍、予想配当利回り1.95%

管理人評価C

【会社紹介】

ビットアイルは都市型データセンターを運営している会社です。


元々、寺田倉庫の子会社として設立されたビットアイルは24時間365日情報システムを確実に運用することを目的に掲げています。

「持てる資源を本業に集中させるのが現代を生き残る秘訣」だと考えているビットアイルは、後方支援業務を他社に代行して貰うのが重要だと述べています。

私もこの意見には一部同意で、「本業に集中した後に多角化を成し遂げた方が良い」という持論を抱いています。

本業だけに特化するとリスク分散を行なうことができません。

最初は本業の確立が重要になりますが、本業で十分な収入が得られるようになったら「収入分散」という強者の戦略を採用した方が良いのです。

ビットアイルをパートナーにして躍進を果たした会社は数多く存在します。

株式会社ウインライトという会社はオンラインゲームを提供しており、ビットアイルをパートナーに選びました。

この会社はビットアイルの『プラットフォームサーバ Vシリーズ』及び『vCenterオプション』の採用を決め、24時間絶対に落ちないオンラインゲームを実現することができました。

24時間ゲームが落ちる心配がないとゲームをプレイするユーザーの満足度を高めることができます。しかもコスト削減に成功することができたので、ウインライトからすればビットアイルは「最高のパートナー」として活躍しているのです。

お客様の要望を満たし、お客様が望むサービスを提供できる会社は本当に強いです。

お客様重視の経営を行なっているビットアイルは投資先としてふさわしい魅力があります。

【成長ストップ!? 持続的成長を遂げていたビットアイル】

ビットアイルは持続的成長を遂げている有望株ですが、今期は減益が予測されています。

減益の主な理由は電気代の増加です。

「そんな単純な理由で利益が減るの!?」と驚く人も多いと思いますが、データセンターを運用するビットアイルは毎月の電気代もバカにならないのです。

ちなみに、ITアウトソーシング市場は平成29年に3兆2925億円になることが予測されており、成長市場に属しているビットアイルは成長性が高い企業として評価することが可能です。

電気代の増加が痛いものの、iDCサービスやマネージドサービス、ソリューションサービスはいずれも売上高を高めているのであまり悲観的になる必要はありません。

【ビットアイルの財務分析】

ビットアイルは2009年から2013年にかけて売上高を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は166億6300万円、営業利益は30億6800万円、経常利益は27億4500万円で売上高や営業利益が前年度より向上しています。純利益も17億300万円に増加しており、良い結果を残すことができました。

今期は減益が予測されています。

電気代の増加が主な減益理由になりますが、本業の調子は良いので悲観する必要はないでしょう。黒字を保つことは濃厚となっているため、ビットアイルはそこまで悪い業績を残しているわけではないのです。

財務状態は微妙です。

自己資本比率は32.3%。有利子負債額は187億3300万円です。

【ビットアイルの財務分析】

ビットアイルは再成長に期待する長期投資がお勧めです。

一時的に利益額が減ったとしても、本業が不振というわけではありません。不振どころか売上高は伸び続けており、属している市場環境も拡大を続けているのでビットアイルは悪い株ではありません。

成長性を評価するのが得策になりますが、他の要素はどうでしょうか。

予想配当利回りは1.95%でそこまで高くなく、財務状態も平凡です。ビットアイルは資産株投資に向いていないという欠点を抱えているのです。

割安性に長けているわけではないので、現在のビットアイル株は取れる戦略が限られるのが難点です。しかし、会社の潜在能力はかなり高いと思うので長期投資家が注目したい株になります。

(上記の情報は2014年5月8日に記載しました)


スポンサードリンク