ブレインパッド (3655)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ブレインパッド
(ぶれいんぱっど 英称:BrainPad Inc)
・証券コード 3655
・業種     情報・通信業
・決算    6月
・設立年 2004年3月
・上場年 2011年9月

・1株価格1424円(4/9終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約14万2400円

・予想PER84.8倍、実績PBR9.15倍、予想配当利回り0%

管理人評価C

【会社紹介】

ブレインパッドはデータを分析し、クライアント企業の利益を向上するための支援を行なっている会社です。


「データを活かし、次のビジネスに繋げる」ことを意識しているブレインパッドは、膨大なデータを分析する能力に長けているのが良いです。企業の蓄積データを分析して顧客の実態を把握し、クライアント企業に情報提供するのがブレインパッドのビジネスモデルです。

個人的な意見を述べるとブレインパッドのビジネスはかなり有望だと思っています。

どんなにデータが蓄積されていても「データは活かさなければ意味がない」のです。

私もデータ分析や企業分析を得意としていますが、合理的な意思決定を下すためにデータ分析は必須だと実感しています。中小企業は「データ分析」が苦手な傾向が強いのですが、そういう会社はブレインパッドにとって重要なお客様になります。

多数のデータを分析して現状を調べ上げ、企業に最適な情報を提供するブレインパッドは「情報ビジネス」の最先端を走る企業として注目されているのです。

「データを活かした合理的なコンサルティング業務」を得意とするブレインパッドは、多くの企業から信頼を集めているのが強みです。

現代の経営に求められるのは「合理性」であり、合理的な戦略を実行できる企業が利益を伸ばすことができます。

業務改善コンサルティングや新規ビジネスコンサルティング業務などを行なっているブレインパッドですが、これらの業務に共通しているのは「膨大なデータを活かす」という点です。

データ分析力が優れているから、ブレインパッドは様々な自社サービスを提案することができるのです。

実際にとあるカード会社のダイレクトメールの反応率を3倍以上に引き上げた実績があります。データマイニングによる分析を実施し、データ分析から分かった結論をクライアント企業に提出するから効率的に改善することができるのです。

【面白い企業風土! ブレインパッドの理想像に注目!】

ブレインパッドは独特の理想像を掲げており、理想実現に向けて努力を重ねています。

情報収集を支援するために業務に関する書籍を全額補助したり、スキルアップ目的の外部研修費用を12万円まで支援したりしています。


この企業体質から見ても分かるとおり、ブレインパッドは「人材育成」に力を入れているのです。

「社員主権の民主的な経営」を掲げており、社員が中心となって会社を動かす組織体制を目指しています。従来のトップダウン経営を完全に否定する経営スタイルになりますが、私はブレインパッドの目指す理想像が悪いとは思いません。

社員中心経営の最大の魅力は「主体的に動ける社員」を育成できる点です。

また、社員のモチベーションを高めることができるので、ワンマン経営を行なわないのは本当の理想経営になります。

「社員の直接投票になる定期的な社長交代」という部分にも注目してください。

現在の地位にしがみつく経営者が多いのですが、より優秀な社長を発掘したければ「社長交代」も視野に入れなければいけません。

また、経営戦略に関しては「拡大ではなく、成長」を強く意識しています。

売上高を伸ばすのではなく、利益額を増やして社員の平均年収を高めることを狙っています。質的な向上や変化を重視しているブレインパッドは「理論」で動く知的集団として高く評価することが可能です。

【ブレインパッドの財務分析】

ブレインパッドは2008年から2013年にかけて黒字決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は20億8200万円、営業利益は1億8600万円、経常利益は1億6300万円で、前年度と比較して営業利益と経常利益が低下しているのが痛いです。純利益も9200万円に落ち込んでおり、少し残念な結果を残してしまいました。

来期は増益が予測されています。

子会社負担が重い事実は拒めませんが、好採算を維持している自社開発ソフトが活躍しています。

財務面は良いです。

自己資本比率は61.7%。有利子負債額は2億5900万円で優秀な財務状態を維持しています。

【ブレインパッド株に向いている投資スタイル】

ブレインパッドは成長株投資が向いています。

というより、成長株投資戦略以外の戦略は当てはまらないのが実情になります。配当金は支払っておらず、株主優待制度も確立させていないのでインカムゲイン狙いの投資を行なうのは無理です。

「分析」を武器としたビジネスモデルは非常に面白いのですが、株価は非常に高い状態です。

PER値、PBR値は共に割高であり割安株投資を実行することはできません。

2013年通期決算で減益を発表して「持続的成長を成し遂げている」という最大の魅力が薄れたのが痛いです。

財務面は良いので成長性に期待した長期投資を行なうのがお勧めの投資スタイルです。

(上記の情報は2014年4月10日に記載しました)


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