フェイス (4295)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社フェイス
(ふぇいす 英称:Faith, Inc)
・証券コード 4295
・業種     情報・通信業
・決算    3月
・設立年 1992年10月
・上場年 2001年9月

・1株価格1013円(5/14終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約10万1300円

・予想PER30.09倍、実績PBR0.52倍、予想配当利回り1.04%

管理人評価D

【会社紹介】

フェイスはモバイルコンテンツやゲームブックなどを配信している会社です。

着信メロディ用の技術付与を通じて利益を上げており、日本の携帯社会を支える重要なビジネスを行なっているのが強みです。フェイスの開発した技術により、着信メロディ市場は1000億円規模まで拡大を果たすことができました。


音楽系ジャンルで利益を上げるのが得意で、音楽系モバイルの開発支援業務やホームページ音楽制作で利益を得ているのが特徴です。

「透明性・公平性を意識してIR情報を公開しているのが良く、情報の格差がでないように情報提供を行なっているのが心強いです。私は正直であることは美徳だと考えており、自社の業績を適切に公表するのは非常に素晴らしいと実感しています。

しかし、心構えが秀でていても数字という結果が出せないと株主から失望されてしまいます。

再躍進を果たさないとフェイスの先行きは闇に沈んだままです。

【連続減益! 再躍進を果たしたいフェイスの経営戦略とは!?】

フェイスは2011年から2014年にかけて営業利益・経常利益が減少し続けており、成長企業と評価を下すことはできません。

数字で結果を出さないと株主から見捨てられてしまい、株価もどんどん下がってしまうので「業績」を重視して経営活動に取り組まないと夜が明けることはないでしょう。

フェイスはユーザーが求めるサービスを創造し、新たなマーケットを開拓すると公言しています。

自己資本比率と営業利益を重視している点は良いのですが、肝心の営業利益額が年々低下しているのはとても残念です。

「高付加価値企業を目指す」という経営戦略を設定しており、付加価値を高めて適正な利益額を出す方針を貫いています。この経営戦略は悪いものではなく、むしろ上策として判断することが可能です。

自己資本比率の充実に力を入れるのも良いのですが、私的な感想を述べると「営業利益額の増加」に力を注いだ方が良いと思います。このまま衰退が続くと株式市場からの評価も低くなり、投資家に利益を還元するのは難しくなってしまうのです。

安定配当を基本方針に設定していますが、配当利回りを見るとフェイスより優れている会社は他にもゴロゴロ存在します。「フェイスだからこそ輝く魅力」を身につけるのが急務です。

【フェイスの財務分析】

フェイスは2011年から2014年にかけて黒字決算を維持しています。

2014年通期決算の売上高は63億4000万円、営業利益は5億800万円、経常利益は5億8600万円で前年度と比較して売上高・経常利益が落ちています。純利益も4億300万円に減少しており、かなり残念な結果を残してしまいました。

来期も利益額が低下する見込みです。

着信メロディの減少&宣伝費向上の影響が重く、利益額を減らしたのが難点です。今後は宣伝費増加に負けない経営戦略を打ちたて、高付加価値戦略を実践して利益額を高めるべきです。

財務面は相当優秀です。

自己資本比率は92.8%。有利子負債額は4億4200万円でかなり良い財務状態を維持しています。

【フェイス株に向いている投資スタイル】

フェイスは資産株投資が適しています。

自己資本比率が高く、財務状態が良いのは見どころですが、逆に言えばそれ以外に秀でた特徴が見つからないのが欠点です。利益額は年々低下し続けており、成長株として評価することはできません。

予想PER値も高く、割安株として評価するのも厳しいです。予想配当利回りも1.04%と低く、配当金狙いの投資を実行するのも不向きです。

決算を分析すると「色々と厳しい」というのが本音です。

株価向上に効果的なのは「明るい未来を提示すること」です。これから先も増益が期待できる企業は長期投資に向いていますが、来期の業績も減益予想を発表しているフェイスに過度な期待を抱くのはお勧めできません。

(上記の情報は2014年5月15日に記載しました)


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