ファミリーマート (8028)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社ファミリーマート
(ふぁみりーまーと 英称:FamilyMart Co.,Ltd.)
・証券コード 8028
・業種     小売業
・決算    2月
・設立年  1981年9月
・上場年  1987年12月


管理人評価B

【会社紹介】

ファミリーマートはコンビニエンスストア「ファミリーマート」のフランチャイズ事業を統括している会社です。


「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という歌が有名で、様々なオリジナル商品を開発しています。「ファミチキ」と呼ばれているチキンはファミリーマートの代表商品として君臨しています。その他にもお菓子や納豆などを販売しているファミリーマートは、商品開発力に定評のある会社だと評価することができます。

数多くの客層に対応するために、ファミリーマートは商品開発に力を入れています。

商品を差別化することによって店舗の差別化を図っているファミリーマートは、付加価値の高いオリジナル商品を提供し続けているのです。

また、高級アイスを販売して「質にこだわるお客様」を取り入れているのがポイントです。コンビニを利用する人の目的は様々で、「利便性を重視してコンビニに寄る人」や「独自商品を目当てにコンビニに寄る人」など、人によって求めているものが違うのです。

ファミリーマートは様々なお客様のニーズを理解し、経営戦略に取り入れているのが長所です。2012年9月から専用コーヒーマシンの導入を進めており、美味しいコーヒーを手軽に買える環境を整えています。

【コラボ企画に強いファミリーマート】

ファミリーマートは時代の流れを的確に捉えるコラボ企画に強いのが特徴です。

少し前はボーカロイドキャラクターとのコラボ企画を実行し、初音ミクまんやボーカロイド関連商品を売りだして大ヒットを記録することができました。コラボ企画を実行することによって「今までファミリーマートに興味がなかった層」を取り入れることができるのです。

ファミリーマートの強みは「コラボ商品」です。2013年は大ヒットブラウザゲームの「艦隊これくしょん」とコラボを組み、艦これガムなどのオリジナル商品を販売しています。

このコラボによって艦隊これくしょんのファン層がファミリーマートに行くようになり、売上高向上だけではなく店舗知名度の認知度アップも期待できるのです。

コラボ企画で成功したければ「今流行っているもの」を狙うのが吉となります。ファミリーマートはその辺りの戦略に秀でており、初音ミクや艦隊これくしょんとコラボして話題を集めたのはPR戦略が優れている証拠になります。

ファミリーマートのコラボ戦略は独自戦略として評価することができます。他の会社もコラボ企画は実行していますが、ファミリーマートのように「大ヒットしている作品のコラボ」を中心に行っている会社は珍しいのです。

キャラクターグッズを販売してファンの心を掴む販売戦略も高く評価することができます。


多くの人が「ファミリーマートに行きたい!」と思わせる企画を数多く打ち立てており、大和Tシャツや赤城Tシャツなどもfamima.comで販売しているのです。

「商品で差別化を図る」という戦略は成功しています。自社開発商品も重要ですが、コラボ商品を販売するのは確実に差別化に繋がります。会社の知名度もアップするので、積極的なコラボ企画を通じて利益額を向上させる経営戦略は理に適っているのです。

【ファミリーマートの財務分析】

ファミリーマートは売上高や純利益を伸ばし続けている優良企業です。

激戦と呼ばれているコンビニ業界で利益額を高めているのは立派です。2013年通期決算の売上高は3340億8700万円で、純利益は250億2000万円となりました。営業利益は431億700万円で、いずれの数字も前年度と比較して確実にアップしているのです。

2012年は1株益を174.7円に落としてしまいましたが、2013年は1株益を263.6円まで伸ばすことができました。

店舗も順調に増え続けており、プライベート商品の売上も良いです。今後も店舗を拡大していくことが期待されているファミリーマートは、海外展開も強化していく様子です。

財務面もそこそこです。

有利子負債はゼロで、自己資本比率は39.9%となっています。もう少し自己資本比率が高ければ財産株として評価することもできるのですが、有利子負債がないので利息に苦しんでいる様子はありません。財務面もなかなかだと判断することができます。

【ファミリーマートに向いている投資スタイル】

ファミリーマートは安定株投資に向いています。黒字経営を続けており、有利子負債もないことから安定株としての価値が高いと分析することができました。

また、ファミリーマートは「時代の流れを読み取るスキルに長けている会社」と評価することができます。初音ミクのコラボ商品販売や、大ヒットブラウザゲームのキャラクター商品販売など、これらのコラボ企画は時代の流れを読み取らないと実行することはできません。

時代の流れを読み取れるのは「時代の変化に対応できる」という証明になるため、この先も安定した利益が期待できます。

そう考えるとファミリーマートは安定株として投資するのが1番適しているのです。

現在の配当利回りは2.15%ですが、安定株が欲しければそれなりの利回りだと判断することができます。資産のディフェンス力を高めるためにファミリーマート株に投資するのも面白いでしょう。

(上記の情報は2013年12月21日に記載しました)


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