フェリシモ (3396)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社フェリシモ
(ふぇりしも 英称:FELISSIMO CORPORATION
・証券コード 3396
・業種     小売業
・決算    2月
・設立年  2002年8月
・上場年  2006年2月


管理人評価C

【会社紹介】

フェリシモはファッションアイテムや生活雑貨などを取り扱っている通信販売会社です。


自社商品企画を中心に通信販売しており、様々な生活用品を取り揃えているのが長所になります。様々なサイトを運営しており、サイトごとに顧客テーマを絞っているのが特徴です。

例えばフェリシモの運営している「信頼市場」は一般市場になかなか出回らない珍しい食品を取り扱い、一般スーパーとの差別化に成功しています。

毎月1回、お店では出会えない感動の味をお届けするというテーマをコンセプトに設定しており、白い蜂蜜や黒豚のミニ豚まんなどのレアグルメ商品を取り扱って顧客数を増やす戦略を取っています。

主力はファッションの通販サイトです。

「haco.」というサイトでは女性をターゲットにした洋服を取り揃えており、お客様が欲しいと感じるデザインの服を販売することに定評があります。大人のファッションサイトの「IEDIT」など、様々なニーズに応えた通販サイトを展開しているのが強みです。

女性をメインターゲットとして設定しており、幅広い年代の女性から愛されるサイト作りを目指しているのが注目ポイントです。商品販売は「付加価値をつける」ことを重視しており、「可愛いやおしゃれ」といった付加価値商品を開発・販売することが得意です。

【幅広い商品の取扱に強いフェリシモ】

フェリシモの長所を1つ挙げるとしたら、やはり品揃えの数が多いことでしょう。

他の会社も通販サイトを展開していることが多いのですが、フェリシモは様々なジャンルの商品を取り扱って利益を上げることに成功しています。特定のジャンルに依存せず、数多くの商品を通じて利益を得ているのは「事業の多角化を成し遂げている」と評価することができるのです。

自社企画商品を多く販売しているのもサイト独自化に繋がっています。他の会社では取り扱わない商品を数多く取り揃えることにより、「このサイトでしか買えない物」という付加価値をつけることができるのです。

企業価値の最大化を目指しているフェリシモは、ビジネスパートナーを大切にしている会社として捉えることができます。フェリシモは様々な分野のビジネスパートナーと協力して成り立っているビジネスになるため、ビジネスパートナーとの信頼関係が重要になります。

協働・共栄の関係を築いてお互いに利益を出す体制を整えているフェリシモは、数多くの味方に支えられている会社として評価することができるのです。

【フェリシモの財務分析】

フェリシモは黒字経営を続けていますが、利益額にバラツキが生じているのが難点です。

2012年通期決算の純利益は6億5100万円でしたが、翌年は4億1000万円まで下げてしまいました。2013年の売上高は432億5100万円で、前年度と比較して売上高と営業利益額を大きく下げてしまいました。

成長企業として評価できないのが難点です。

2012年に16億1700万円の経常利益を記録したのに対し、翌年は経常利益が9億900万円まで落ち込んでしまっています。この経常利益の低下は無視できない数値になります。

円安の影響で仕入れコストが減少したのも痛手です。為替の影響を直接受けるビジネスを行なっているので、為替レートの動向が業績に直結するのは仕方がないと言えます。スマートフォン専用の通販サイトを開設し、新規顧客を開拓する努力を怠らないのがプラス材料になります。

財務面はなかなか優秀です。

自己資本比率は63.8%。有利子負債はゼロで、無借金企業として輝き続けているのが分かります。

これだけ財務状態が良いと資産株として保有する価値が高いと判断することができるのです。

【フェリシモ株に向いている投資スタイル】

フェリシモは安定株投資に向いています。無借金企業で財務面が良いのも評価の対象になりますが、黒字経営を続けている事実にも注目した方が良いのです。

しかし、現在の予想配当利回りは0.5%で決して優秀な株とは言えません。株主優待も含めた総合利回りは3.5%になりますが、配当金収入を目的としている方はフェリシモ株と相性が悪いでしょう。

安定株として評価すればなかなか優秀です。成長株投資を実行するのは止めた方が良いでしょう。成長を続けている様子はないですし、ビジネスモデルも他社を凌駕しているとは言い切れないのが弱味です。安定株として投資を検討するのが1番になります。

【フェリシモの株主優待】

8月の権利確定日にフェリシモ株を100株以上保有していると、3000円から3500円相当の自社商品の詰め合わせをいただくことができます。

(上記の情報は2013年12月9日に記載しました)


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