富士急行 (9010)

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・上場市場 東証1部
・会社名  富士急行株式会社 
(ふじきゅうこう 英称:Fuji Kyuko Co., Ltd)
・証券コード 9010
・業種     陸運業
・決算    3月
・設立年 1926年9月
・上場年 1950年9月


・1株価格1194円(7/3終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約119万4000円

・予想PER77.03倍、実績PBR6.62倍、予想配当利回り0.42% 予想優待利回り0.8%

管理人評価C

 

【会社紹介】

富士急行は交通業、レジャー業、不動産業、物販業などを行なっている多角経営企業です。


様々な事業を通じてシナジー効果を発揮し、お客様が喜ぶサービスを提供する富士急行は「120%の安心と最高のホスピタリティの提供」を目指して邁進している成長企業です。

全体売上高の47%を占めているのがレジャー・サービス業です。

富士急行は陸運業というよりも「サービス業」という印象の方がピッタリくるかもしれません。

富士ゴルフコースやふじやま温泉、あだたら高原スキー場などを要する富士急行はレジャー事業の発展に力を入れています。

運輸業では外国人客を取り込むための施策を打ち出しており、駅表示類の多言語化を実現したり、案内スタッフの常駐数を増やしたりしています。

 

【他業種の連携を通じて利益額を高めている富士急行】

富士急行はレジャー事業、運輸業などが連携してグループ全体の売上高を増やしているのがポイントです。

運輸業では地域に密着した利便性の高い交通サービスを提供し、「地元住民の足」になりつつ、観光・レジャー施設の足になっているのが特徴です。優れた交通サービスを提供しているから富士急行のレジャー事業は発展していると分析することが可能です。

これがレジャー事業だけだと状況はかなり厳しくなります。

交通というインフラが整っているからレジャー施設が発展するのであって、インフラがない状態だとレジャー施設で収益を上げることはできません。日本では多くのレジャー施設が不採算部門になっていますが、これは交通インフラが乏しいからです。

逆に交通インフラが整っていても「肝心のレジャー施設が面白くないと客足は遠のく」のが現実になります。

富士急行は遊園地、ホテル、スキー場、ゴルフ場などを運営していますが、どの施設もお客様に満足して頂くクオリティの高いサービスに仕上がっています。

レジャー施設の代表格は富士急ハイランドで、若者やファミリーを中心に多くのお客様から愛されている優れたレジャー施設です。

 

【富士急行の財務分析】

富士急行は2010年から2014年にかけて黒字経営を維持しています。

2014年通期決算の売上高は476億9500万円、営業利益は38億5100万円、経常利益は31億2100万円で前年度と比較して営業利益・経常利益が拡大しています。純利益も14億8400万円に伸びており、健全な成長を遂げているのです。

来期も増益が予測されています。

富士山の世界遺産認定効果が大きく、運輸業の利益額が増加している状態です。最高益を更新した富士急行は今絶好調の会社です。

財務面は良くないです。

自己資本比率は20.7%。有利子負債額は538億3500万円です。

 

【富士急行株に向いている投資スタイル】

富士急行は成長株投資や株主優待狙いの投資が適しています。

財務状態が悪く、割安ではないという弱点を抱えている富士急行ですが、「インカムゲイン狙いの投資」を実行すればそれなりの成果を上げてくれるでしょう。

2009年から2014年にかけて1株につき5円の年間配当を支払っているので「安定配当株」を求めている人とも相性が良いのです。予想配当利回りが低いのが残念ですが、分散投資の一環として富士急行株を長期保有するのは悪い手段ではありません。

レジャー施設関連の株主優待を受け取ることができるので、家族連れの人に適した株だと判断することができます。

 

【富士急行の株主優待】

3月、9月の権利確定日に富士急行株を1000株以上保有していると、様々な株主優待を受け取ることができます。

株主優待の詳細情報は以下の公式ホームページを確認してください。

富士急行の株主優待ページ

(上記の情報は2014年7月5日に記載しました)


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