藤久 (9966)

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・上場市場 東証1部
・会社名 藤久株式会社
(ふじきゅう 英称:Fujikyu Corporation)
・証券コード 9966
・業種     小売業
・決算    6月
・設立年  1961年3月
・上場年  1994年4月


管理人評価C

【会社紹介】

藤久は手芸専門店を展開している会社です。


「信用」を重視している藤久は、全ての人々から信用される会社になるためにフェアで透明なビジネスを行なっています。

手芸専門販売店舗ではワッペンやプリント生地などを販売しており、手芸にこだわった商品の販売数に定評があります。ニット帽やバックキットなどの可愛らしい小物も人気で、手芸に興味のある方のニーズを見事に捉えた経営戦略を実行しています。

手芸用品のネット通販も行なっており、実店舗とネット店舗の両方を活用して利益を出す体質を築いています。

5250円以上の買い物で送料が無料になるshugale.comは業界トップクラスの商品数を保っています。手芸に興味があるけど近くに実店舗がないというお客様の需要を満たすために役立つのがshugale.comです。

生地や天然石、陶芸や年度まで取り扱っているshugale.comは藤久の売上高を増やす重要な役割を果たしています。手芸文化を広く伝えているのも藤久の注目ポイントになります。

【手芸という独特のビジネスで利益を得る藤久】

小売業界の上場企業の中でも藤久はかなり独特で、手芸専門店を軸に利益を上げているのが面白いです。

手芸という専門性の高さから女性のお客様の利用が多く、女性のニーズを上手に満たす可愛らしい商品の取扱に秀でているのが特徴です。手芸専門店だけではなく生活雑貨販売店舗のサントレームも運営していますが、やはりメインターゲットは女性となっています。

サントレームは美容雑貨やキャラクター雑貨などの人気が高く、美しく輝き続けたい女性や小物を好む女性層に支持されているのが特徴です。

小物雑貨や手芸専門店を取り扱っている会社はそこまで多くはないので、分散投資する価値は高いです。事業リスク分散目的で藤久に投資するのは悪い選択肢ではありません。

【藤久の財務分析】

藤久は2013年通期決算で8700万円の赤字を出してしまいました。それまでは黒字経営を維持していたのですが、純利益が赤字になってしまったのは好意的に受け入れることはできません。

2013年通期決算の売上高は223億5300万円、営業利益は10億4500万円で前年度より4500万円営業利益がアップしています。しかし、純利益はマイナス8700万円で1株益もマイナス20.9円に落ち込んでしまいました。

既存店の収益低下が響いており、雑貨や生地の夏物見切り処分で粗利率が悪化しています。販促費も想定以上にかかっており、来期の営業利益は低下する見込みです。

財務面はとても優秀です。

自己資本比率は71.3%。有利子負債はゼロで無借金経営を貫いているのが素晴らしいです。素晴らしい財務状態を保っているのが藤久の1番の長所です。

【藤久株に向いている投資スタイル】

藤久は資産株投資に向いています。

正直に言って決算は秀でたところがないのですが、財務面はとても優良です。

有利子負債がゼロで自己資本比率も高いので財産株として長期保有するのがお勧めです。成長株投資には向いていませんが、長年配当金を生み出し続ける存在として活躍してもらいましょう。

現在の予想配当利回りは1.97%で大したことはありません。高配当株を求める人は他の株を探した方が良いのです。

現在の藤久株は割安性に秀でており、予想PERは24.14倍で実績PBRは0.56倍になります。

PBR値が相当低いので藤久の市場での評価は高くないことが分かります。確かに財務面や割安性以外に秀でた長所がないのは痛いのですが、使いどころを間違えなければそこそこ稼げる株だと思います。

大儲けを狙うのは難しいのですが、リスク分散を成し遂げるために藤久株をバックアップ要員として保有するのも面白いでしょう。過度な期待は禁物ですが、地味に利益を出し続けてくれる活躍を期待するのはアリです。

【藤久の株主優待】

6月、12月の権利確定日に藤久株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

・100株以上保有で2500円相当の優待券(500円券5枚)

優待券は藤久経営の全店舗で使えますが、通信販売やインターネット販売で利用することはできません。

参照URL http://www.fujikyu-corp.co.jp/ir/yuutai.html

(上記の情報は2014年1月14日に記載しました)


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