長谷工コーポレーション (1808)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社長谷工コーポレーション
(はせこうこーぽれーしょん 英称:HASEKO Corporation)
・証券コード 1805
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1946年8月
・上場年  1961年10月


管理人評価C

【会社紹介】

長谷工コーポレーションは大手ゼネコン会社です。

コア事業はフロー型収入が狙える建築ビジネスですが、ストック型の収入も確保して経営状態の安定化を図っているのが特徴です。

短期間で大きな収入が狙えるフロー型収入と、長期的に利益を得ることができるストック型の収入の両方のバランスが取れれば企業の決算状況はとても良くなります。

安定株として評価されている企業のほとんどはストック型収入を確保しています。


長谷工コーポレーションの場合、ストック型の収入になるのは貸賃マンション管理業務です。この業務は子会社が手がけており、不動産オーナーの貸賃経営をお手伝いしてサポート料金をいただくビジネスも行なっています。

法人・個人の両方にビジネスを展開している長谷工コーポレーションは、世間の人々に信頼されている会社として注目されています。

「暮らしを創るプロフェッショナル」として輝きを放つ長谷工コーポレーションは、有望立地を見極めてマンションを建設する業務も行なっています。

新たにマンションを建てて貸賃収入を得たいと考えている事業主に向けて土地調査を実行し、お客様の事業をサポートしています。

【施工だけではなく、不動産販売にも定評がある長谷工コーポレーション】

長谷工コーポレーションは子会社が不動産売買や貸賃管理業務を手がけており、フロー型収入とストック型収入の両方を強化しています。

新築マンションの販売は勿論のこと、投資用物件も取り揃えています。

時代がいくら変化しても不動産は強いです。不動産を保有して貸賃収入を得るのはかなり手堅い収益になるため、不動産運営に魅力を感じる方も大変多いのです。

事業主だけではなく、個人のお客様にも投資用物件を販売しています。

分譲マンション施工実績ナンバーワンを誇る長谷工コーポレーションは、「質の高い土地活用」も意識してビジネスを行なっています。

子会社の長谷工ライブネットがマンションの管理業務を手がけており、マンション平均稼働率95%という驚異的な数値を叩き出しています。(2011年7月1日のデータ)

マンションの稼働率が高ければその分効率的に利益が上げられることになるので、プロにマンション運営を任せた方がお得になることが多いのです。実績という武器を手にしている長谷工コーポレーションは、お客様の信頼を得てビジネスに取り組んでいるのがウリになります。

【長谷工コーポレーションの財務分析】

2009年通期決算で75億9600万円の赤字を出した長谷工コーポレーションですが、翌年以降純利益額を伸ばし続けて経営再建を進めています。

2013年通期決算の売上高は5589億1900万円、営業利益は243億2900万円、経常利益は199億7600万円まで向上しています。純利益額は130億6400万円まで上昇して素晴らしい結果を残すことができました。1株益も41.7円に増えています。

来期も営業利益の増加が期待できます。

売上高と営業利益額を増やし続けており、採算性の高い工事を受注しているのが良いです。高齢者社会に備えて高齢者向けの住宅事業も拡大しています。

復配するか否かが気になるところですが、現在の業績だと配当金を復活してもおかしくないと思います。ただ、高い配当利回りを望むのであれば長谷工コーポレーション以外の株を探した方が良いでしょう。

財務面は良くないです。

自己資本比率は26.1%。有利子負債額は1824億600万円で自己資本より有利子負債額の方が多く、優良な財務状態を築いているとは言えません。

長谷工コーポレーション株に向いている投資スタイル

長谷工コーポレーションは成長株投資に向いています。

経営再建は成功したと判断して良いでしょう。優良企業へと歩を進めた長谷工コーポレーションは順調に株価が値上がりしている注目企業です。

上場来安値は13円だったのですが、現在の株価は775円になっています。よくここまで成長したものだと心の底から思います。

現在の配当利回りは0%ですが、復配気配が濃厚なので配当金収入を期待する戦略もアリです。しかし、配当金が欲しければ安定株に投資した方が良いので、長谷工コーポレーションは安定株投資には不向きです。

財務面も良くないので無理に長期保有する必要はありません。

長谷工コーポレーション株で儲けたければ売却益を狙うのが重要になります。

現在の予想PERは15.53倍で、実績PBRは2.61倍です。成長性に期待して売却益を得る戦略が適しています。

決算状態は素晴らしいので現在の状況をネガティブに捉える必要はありませんが、株としての旨味はそこまで強くありません。

(上記の情報は2014年2月1日に記載しました)


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