平和不動産 (8803)

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・上場市場 東証1部
・会社名  平和不動産株式会社
(へいわふどうさん 英称:Heiwa Real Estate Co., Ltd.
・証券コード 8803
・業種     不動産業
・決算    8月
・設立年  1947年7月
・上場年  1949年5月


管理人評価C

【会社紹介】

平和不動産は証券取引所設備の貸賃を行なっている会社です。

ビル貸賃事業が平和不動産の利益の要となっており、主要都市を中心に様々な証券取引所ビルを貸し出しています。東京証券取引所ビルや大阪証券取引所ビルも管理しているのです。


数多くの証券取引所ビルを貸し出しているのが平和不動産の強みになります。

オフィスビルも貸し出しており、「快適なビジネス環境」を整えたオフィスビルを提供して利益を得るのが得意です。商業施設貸賃事業も行なっており、利便性に長けたビルを開発・運営する能力に長けています。

不動産開発事業は不動産を自社で運用して最大限の利益を上げることを目的としています。

不動産の取得から売却まで行ない、貸賃事業で得たノウハウを完全利用しているのが不動産開発事業の注目ポイントです。

【証券取引所の運営が1番の強み】

平和不動産の最大の長所は証券取引所施設を数多く保有していることでしょう。これは他の不動産会社との差別化を成し遂げる上で重要となる事実です。

平和不動産は証券会社の出費によって発足した会社です。

1947年7月15日に旧日証が保有していた証券取引所の現物出費を受けて平和不動産が誕生したのです。証券会社の協力によって「証券取引所設備」という素晴らしい資産を手に入れることができた平和不動産は、現在に至るまで安定した利益を上げ続けているのです。

現在は様々な不動産事業に進出しており、高齢者看護事業にも取り組んでいます。グループ会社である「平和ヘルスケア株式会社」は介護付有料老人ホームの「平和の里あびこ」を運営しており、高齢化社会に対応する動きを見せています。

住宅分業事業も行なっていますが、こちらは長い歴史を通じて培ってきた実績と安心が強みになっています。多様化するお客様のニーズに応えるために様々な住宅を提供しており、平和不動産の誇るマンションブランド「FLARGE(フラージュ)」は快適な生活空間を提供する努力を怠りません。

【平和不動産の財務分析】

平和不動産は安定した業績を維持しており、2013年の通期決算は営業利益を73億5500万円まで伸ばすことができました。売上高は329億9200万円に減ってしまったのですが、純利益は24億5500万円まで向上しています。

2011年から2013年にかけて黒字経営を続けており、安定資産を数多く保有しているのが強みです。来期は純利益が22%増える見込みで、上方修正を行なっています。保有しているオフィスビルを売却したのが純利益増の大きな理由になります。

また、東京証券取引所の賃料が低下したのは平和不動産にとって痛いニュースになりますが、東京証券会館の賃料収入は上乗せされるのが救いです。

財務面は高く評価できません。

自己資本比率は26.7%。有利子負債は1874億3500万円も存在しており、財務体質が健全であるという評価を下すことはできないのです。財務面に問題があるのが平和不動産の弱点ですが、安定経営を実現しているのは高く評価することができます。

【平和不動産株に向いている投資スタイル】

平和不動産は安定株投資に向いています。予想配当利回りは1.24%で高配当株投資を実行することはできませんが、決算状態が安定していることを評価して株を買うのがお勧めです。

大儲けを期待できないのが最大の弱点でしょうか。成長株として評価するのは厳しく、配当利回りも低いので多くのインカムゲインを期待することもできません。平和不動産はディフェンス株として活躍してもらい、安定収入を受け取りたい人にお勧めすることができます。

平和不動産は悪い株ではないのですが、突き抜けた長所がないのが欠点です。

そこそこの株が欲しければ平和不動産株が適しています。平和不動産は長期保有しても問題のない株になるため、負けない投資理論を実践するのに向いています。

【平和不動産の株主優待】

9月の権利確定日に平和不動産の株を100株以上保有していると、1000円相当のクオカードを受け取ることができます。

参照URL http://www.heiwa-net.co.jp/ir/stocks/stock.html

(上記の情報は2013年12月4日に記載しました)


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