日阪製作所 (6247)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社日坂製作所
(ひさかせいさくじょ 英称:HISAKA WORKS, LTD)
・証券コード 6247
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1942年5月
・上場年 1971年11月

・1株価格900円(5/23終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約9万円

・予想PER19.98倍、実績PBR0.59倍、予想配当利回り2.21%

管理人評価B

【会社紹介】

日阪製作所はプレート式熱交換器を生産している会社で、装飾機械で首位を確保しています。


「誠心(まごころ)」という社訓を設定しており、産業機械の専門メーカーとして経営を続けているのが日阪製作所という会社です。「世界に定着する日阪」という経営理念を抱き、グローバル企業として活躍し続ける考えを抱いているのが特徴です。

「会社発展の基礎は人の和にある」と考えており、人と人の関係を重視しているのがポイントです。

ビジネスで重要になるのは人間同士の信頼関係であり、信頼関係が確立されていなければ円滑にプロジェクトを推し進めることもできません。

力を入れているのは設備投資で、日阪製作所特有の設備機器を開発・導入して「設備力」で勝負しているのが注目ポイントです。商品を製造する段階で効率化を促進し、高品質のものづくりを通してお客様に利益を還元しているのです。

2007年4月に世界初の「2万トン自動プレスライン」の操業を開始し、生産率を1.5倍まで高めることができました。

「最新設備を導入し、生産力を高めて利益額を高める」という経営戦略を実践しているのが日阪製作所という会社です。

【素晴らしい考えを抱いている日阪製作所】

日阪製作所は「人間こそ最大の財産」という考えを抱き、自社社員を大切にする経営を行なっています。

私は日阪製作所の考え方に完全同意で、「人を大切にしてこそ会社が成長する」という持論を抱いています。

会社を経営するのは人で、会社の利益を高めるのも人です。

設備投資にこだわっている日阪製作所ですが、実際は「人材投資」にもかなりの力を注いでいるのです。

人を大切にし、ボールバブルや複数分野で国内シェア60%以上を維持している日阪製作所は「ニッチな分野で活躍するトップ企業」として評価することが可能です。

ニッチ市場で生産設備に力を注いでいるので「他社が参入しにくい」という長所を守っているのが良いです。最新設備を導入しているから生産力が高く、高利益を生み出せるのが日阪製作所の武器になります。(2013年3月期の売上高営業利益率は9.5%)

独自技術を保持し、人を大切にし、製造業の立場でそれなりに高い利益率を誇ってる日阪製作所は「強い会社」と言われる条件を全て満たしています。

財務状態も非常に良く、会社として評価すると日阪製作所は優良企業として分析することが可能です。

【日阪製作所の財務分析】

日阪製作所は2011年から2014年にかけて黒字決算を維持しています。

2014年通期決算の売上高は231億8100万円、営業利益は17億5700万円、経常利益は22億6800万円で売上高・利益額共に減退しています。純利益も14億8000万円に減少しており、成長がストップしているのが難点です。

来期は営業利益が増加する予定です。

熱交換器、生活産機の受注が停滞しているのが痛いです。利益額低下という問題に対処するためにアジア市場を開拓する予定です。マレーシア新工場が動き出し、新たな収入源としてマレーシアビジネスが注目されています。

財務面は優秀です。

自己資本比率は84.3%。有利子負債額はゼロでかなり良い財務状態を維持しています。

【日阪製作所株に向いている投資スタイル】

日阪製作所は資産株投資が適しています。

財務状態が優秀で、安定配当を支払っている日阪製作所は「安定収入が期待できる資産株」としての活躍を期待するのがお勧めです。

成長性に期待できないのが難点になりますが、ニッチ分野で活躍している日阪製作所は投資先の対象として魅力溢れる会社です。

財務健全性以外の能力は低いのですが、人を大切にする方針や生産効率を重視する経営スタイルを評価することができる方は日阪製作所と相性が良いです。

黒字決算を維持しているので「安定力」という面を分析すると、日阪製作所は優秀な株であることに気づきます。売却益を狙うのではなく、配当金狙いの投資を行なうのがお勧めの投資スタイルです。

(上記の情報は2014年5月26日に記載しました)


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