ヒト・コミュニケーションズ (3654)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ヒト・コミュニケーションズ
(ひと・こみゅにけーしょんず 英称:HITO-Comunications, Inc)
・証券コード 3654
・業種     情報・通信業
・決算    8月
・設立年 1998年2月
・上場年 2011年8月

・1株価格1690円(4/9終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約16万9000円

・予想PER14.13倍、実績PBR2.81倍、予想配当利回り1.3%、予想株主優待利回り0.5%

管理人評価B

【会社紹介】

ヒト・コミュニケーションズはアウトソーシング業務などを行なっている会社です。


従来の人材派遣業とは異なり、販売・営業・サービス分野に特化した代行業を行なって利益を得てきた歴史があります。販売業務委託を通じて売上を伸ばしているヒト・コミュニケーションズは、「成果追求型営業」が躍進のカギとなっています。

営業は数字による結果が求められる分野です。

どの仕事でも結果を出すのは重要になりますが、営業は自分で商品を生産するわけではないので「売る」という結果を重視しなければいけません。

売れない営業マンの存在価値は皆無(会社にとって)ですが、売れる営業マンは会社にとって重要な存在になります。

確かな成果を出すから、ヒト・コミュニケーションズは多くの企業から信頼されているのです。ビジネスで他企業と信頼関係を築きたければ「結果」を出すことが重要になります。ビジネスマンは結果を出さないと信頼されないのです。

また、投資家に対する利益還元を重視しているのも特徴です。

「個人投資家の注目度が薄い」と認識しているヒト・コミュニケーションズは、株式市場の認知度向上を目指すために個人投資家向けの説明会を全国各地で開催しています。

ヒト・コミュニケーションズのように「投資家に対するアピール力」に長けている会社は将来の株価が上がりやすいので、長期投資に向いているのです。

「当社株式の魅力を向上させ、株主還元に積極的に取り組んでいく」と公言しているヒト・コミュニケーションズは、株主に対する意識が高いです。上場企業の中には「株主軽視」の会社も少なからず存在しますが、ヒト・コミュニケーションズは株主の存在を受け入れている大変素晴らしい会社です。

ヒト・コミュニケーションズが魅力的な株主優待制度を実施しているのも、個人投資家の増加を狙っているからです。

【継続発展重視! 数字で結果を出しているヒト・コミュニケーションズの魅力を分析!】

ヒト・コミュニケーションズは「継続発展」を重視しており、企業価値を継続的に増加して株主に利益を還元する方針を貫いています。利益還元方針に関しては「安定配当」を意識しており、継続的に利益を還元すると公言しています。

委託会社から業務を受注し、労働者を通して利益を上げるのがヒト・コミュニケーションズのビジネスモデルになります。

普通の派遣業だと派遣先の会社が労働者を指揮するのですが、ヒト・コミュニケーションズはアウトソーシング業務を行なっているため、「受託会社であるヒト・コミュニケーションズが労働者を指揮する」のが一般派遣業との違いになります。

人材派遣業も行なっているのですが全体売上高比率を見るとアウトソーシング事業が72.6%を占めており、人材派遣業務の売上高は27.2%です。

ヒト・コミュニケーションズが持続的成長を遂げているのは「事務局体制を築き、自社で業務指示を出しているから」です。委託会社からすれば自ら労働者に対して指示を出す必要がないため、ヒト・コミュニケーションズのアウトソーシング業務の方が「楽」なのです。

勿論、問題点も存在します。

自分で指示を出さなくても良いのは長所ですが、ヒト・コミュニケーションズに業務を委託して「営業結果」が出せなかったら意味がありません。

いくら楽でも数字という結果が出ないと、他の派遣会社に仕事を依頼した方がメリットが大きくなります。

ヒト・コミュニケーションズもその辺りの事情はよく理解しています。自社のデメリットを理解した上で「結果」にこだわり、確かな結果を出しているから多くの企業から信頼されているのです。

「委託会社の負担が薄く、確かな結果を出すアウトソーシング事業」に力を注いでいるから、ヒト・コミュニケーションズは成長し続けているのです。

結果を追求するために人材育成に力を注いでおり、実践的な研修が行なえる研修システムも完備されています。

成果インセンティブ制度を導入し、クライアントと利益を分け合うビジネスモデルを築いているヒト・コミュニケーションズは、「結果を出して利益を得る」という商売の基本を忠実に実践している注目企業です。

【ヒト・コミュニケーションズの財務分析】

ヒト・コミュニケーションズは2011年から2013年にかけて利益額を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は203億900万円、営業利益は16億7000万円、経常利益は16億7600万円で売上高や営業利益が伸びています。純利益も9億3000万円に向上しており、持続的成長を維持しているのが素晴らしいです。

来期も利益額が増大する見込みです。

ホームセンターやドラッグストア向けの販促活動を強化し、利益向上戦略を貫く予定です。ヒト・コミュニケーションズの頼もしいところは「持続的成長」が口だけではなく、数字で結果を出していることです。

財務面も優秀です。

自己資本比率は67.2%。有利子負債額は4億円で、優良な財務状態を維持しています。

【ヒト・コミュニケーションズ株に向いている投資スタイル】

ヒト・コミュニケーションズは大変素晴らしい会社です。会社として評価すると文句なしでSランクですが、株として評価すると割高な部分が気になります。

PBR値がちょっと高すぎるため、割安株投資を実行することはできません。

ヒト・コミュニケーションズで利益を上げたければ「成長性に期待した長期投資」を行なうのがお勧めです。結果を追求するビジネスモデルは非常に優れており、持続的発展を成し遂げているので成長株として評価すれば大変魅力的です。

財務状態も良く、株主優待も受け取ることができるので長期投資に向いている株です。

割安性という弱点を除けば、他に目立った欠点は見当たりません。従来の派遣業との差別化も成し遂げているため、「差別化戦略」を重視する投資家と相性が良いのです。

成長力に優れた財務健全株が欲しければヒト・コミュニケーションズがお勧めです。

【ヒト・コミュニケーションズの株主優待】

8月の権利確定日にヒト・コミュニケーションズ株を100株以上保有していると、1000円相当のUCギフトカードを受け取ることができます。

参照URL http://hitocom-ir.com/ir/stock/dividend.html#contant03

(上記の情報は2014年4月9日に記載しました)


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