ホクト (1379)

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・上場市場 東証1部
・会社名    ホクト株式会社
・証券コード 1379
・業種     水産・農林業
・決算    3月
・設立年  1964年7月
・上場年  1994年11月

管理人評価B

【会社紹介】

ホクトはきのこの販売に特化した大手企業です。


ホクトの素晴らしいところは「きのこに関連した商品を販売し続ける」という姿勢にこだわっているところです。そのため、他の儲かるビジネスに参入することは考えておりません。ホクトはきのこの専門会社であり、お客様に質の高いきのこをお届けすることを目的としています。

また、ホクトは『きのこの唄』というイメージソングが大ヒットして、一気に知名度を高めた会社でもあります。独特な歌詞とテンポの良いリズムは多くの人々に親近感を与え、イメージ戦略で大成功を収めました。

【きのこにこだわる姿勢】

ホクトは開発から販売まで一貫して自社で行っています。

より高品質のきのこを生産するために研究を重ね、安定普及を目的とした生産分野が機能しており、スーパーや小売店などに自社のきのこを卸しています。

ホクトの最大の特徴は、「きのこにこだわり続ける姿勢」です。

きのこ一筋で頑張っている企業なので、会社資金を他の分野に活用することはありません。他のビジネスが儲かるとしても、ホクトは一貫した姿勢を貫き通します。多角経営を行わず、「きのこ」という分野でより良い商品を提供するために努力しているのがホクトです。

この経営方針は結果として表れています。

有利子負債よりも自己資本の方が多い健全な財務体質、更に株主に対して安定した配当金を支払っているのは高く評価すべきポイントです。

【投資家としての評価】

実は、私はホクトの株を保有していたことがあります。

今から一年ほど前にホクトの株を保有していたのですが、結果的に儲かりました。

ホクトは株主優待目的として保有するのにお勧めの会社です。株主優待では自社製品のきのこを受け取ることができるため、「試食」という形でホクトのきのこの品質を確かめることも可能です。私も実際に食べてみたのですが、確かに美味しかったです。

ブナシメジ、エリンギというきのこではトップを維持しており、新商品のきのこを開発しているのも大きなポイントになります。2002年に発売したぶなぴー』というきのこは大ヒットを記録しており、親しみやすいイメージを消費者に与えた販売戦略は非常に優れています。

きのこを擬人化してキャラクター化しているのは強く注目したいポイントです。

擬人化というものは非常にメリットが大きいのです。物や商品を擬人化することによって人々に「親近感」を与えることが可能です。


最近、『艦隊これくしょん』というブラウザゲームが大ヒットしていますが、戦艦や駆逐艦を擬人化することによって多くのユーザーに親しみやすさを与えたのが成功理由の1つになります。

ホクトも同じで、きのこに「親しみやすさ」を与えたのは大きなポイントになるでしょう。きのこを可愛いキャラクターとして擬人化すれば、多くの人から商品が支持されます。商品をアピールするために「擬人化」という手段を採用したのは非常に良い方法だと分析することができます。

しかし、ホクトは2013年の3月決算で経常利益と純利益を大幅に下げています。

物流に関する経費が膨らんだのが利益低下の主な原因になりますが、他にも赤字部門である米国事業も早期黒字化を成し遂げなければいけません。

私はホクトは非常に優れた会社であると認識しています。ホクトはとにかく宣伝が上手いので、一旦利益が下がっても今後持ち直す可能性が大であると予測しました。

現在の配当利回りは3.2%ほどで悪い配当利回りではありません。長期保有に適している会社なので、それなりに高い配当金を受け取りたい方にホクトはお勧めです。財務状態も健全な状態を保っているので、強く批判する要素の少ない会社です。

ホクトはちょっとユニークな優等生というイメージがぴったりくるかもしれません。

【ホクトの株主優待】

100株保有している人はホクトの株主優待を受け取ることができます。

株主優待の内容は自社製品のきのこの詰め合わせです。詰め合わせと言っても数種類のきのこが入っている株主優待になるため、多くの量は期待できません。しかし、きのこは自炊にも役立つので多くの人に需要のある株主優待だと言えるでしょう。

権利確定月は3月ですが、実際に株主優待を受け取るのは10月から11月頃になるため、その辺りは注意が必要になります。

(上記の情報は2013年8月24日に記載しました)


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