豊和工業 (6203)

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・上場市場 東証1部
・会社名  豊和工業株式会社
(ほうわこうぎょう 英称:Howa Machinery, Ltd)
・証券コード 6203
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1907年2月
・上場年 1949年5月

・1株価格728円(5/14終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約7万2800円

・予想PER11.7倍、実績PBR0.63倍、予想配当利回り2.75%

管理人評価D

【会社紹介】

豊和工業は工作機械や防衛製品を製造している会社です。


工作機械の売上構成比が高く、全体売上高の45%を工作機械が占めています。(2013年3月期のデータ)

マシニングセンタや電子機械などを販売している豊和工業は「ものづくりを通じた企業価値の向上」を目指しています。企業競争力の強化、収益力の向上なども目標に掲げており、現状の減益決算を良しと思っていないところが高ポイントです。

個人的に注目したいのは防衛製品です。

日本の防衛装備品の主要メーカーとして活躍しており、国内唯一の小銃メーカーとして君臨している豊和工業は「日本の防衛力を支えるビジネス」を行なって利益を得ています。

平和を守りたければ国防を強化することが重要であり、豊和工業は日本の平和を守るために防衛省向けに小銃、迫撃砲などを製造しているのです。

より美しい国を築くための清掃車両も販売しており、「日本の役に立つビジネス」を行なっているのが豊和工業の長所になります。

【減益発表! 来期の業績も悲観的な豊和工業】

豊和工業は2014年連結経営成績で減益を発表し、とても残念な結果を残してしまいました。黒字経営は維持しているのでそこまで悲観的に捉える必要はないのですが、成長力に期待を抱くのは酷です。

来期の業績も減益が予測されており、「成長性に期待する成長株投資」を実行するのは不向きです。成長力に長けた株が欲しければ豊和工業は向いていません。

豊和工業は心意気を買う株ではないでしょうか。

日本の防衛力を重視している人や、日本の未来を支える会社に投資したい人は豊和工業が適しています。豊和工業は株の利益を狙うのではなく、「会社を応援するつもりで株を買う」のがお勧めの投資スタイルになります。

【豊和工業の財務分析】

豊和工業は2011年から2014年にかけて黒字決算を維持しています。

2014年通期決算の売上高は232億9400万円、営業利益は10億1400万円、経常利益は10億4100万円で前年度より利益額を落としています。純利益も11億8100万円に低下しており、利益という面で発展を遂げていないのが懸念材料です。

来期も減益が予測されています。

自己資本比率は57.1%。有利子負債額は13億7400万円で財務状態は優秀です。

【豊和工業株に向いている投資スタイル】

豊和工業は割安株投資が適しています。

PER値、PBR値が低い豊和工業は割安性に長けており、割安性を評価するのがお勧めです。

しかし、割安株投資を行なう場合「成長を遂げている割安株を狙う」のが株式投資で勝つ基本になるため、減益実績を出している豊和工業に投資するのが本当に良策か考えなくてはいけません。

財務状態は良いので再躍進を期待して長期投資を行なう戦略もアリですが、長期投資で儲けたければ利益を伸ばしている株を買った方が良いと思います。

黒字経営を維持しているので良い会社であることは間違いないのですが、株として評価すると割安性以外微妙です。

そこまで過度な期待を抱かない方が良いでしょう。

(上記の情報は2014年5月15日に記載しました)


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