プレステージ・インターナショナル (4290)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社プレステージ・インターナショナル
(ぷれすてーじ・いんたーなしょなる 英称:Prestige International Inc.)
・証券コード 4290
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1986年10月
・上場年  2001年7月


管理人評価C

【会社紹介】

プレステージ・インターナショナルはコールセンター事業などを行なっている会社です。


アメーバ方式でどんどん活動事業を増やしてきたプレステージ・インターナショナルは、クライアント企業のサービスを代行する」という形でビジネスを続けているのです。

「エンド・ユーザー(消費者)の不便や困ったことを解決に導く」という目的を達成するために事業を始めたプレステージ・インターナショナルは、東証1部に上場するまで大きな会社に成長することができました。

「ニッチなマーケットでシェアを獲得する戦略」を練っているのが特徴です。

「ニッチ市場だと多額の利益が期待できない」と考えている人も多いのですが、ニッチ市場へ積極進出するのは好意的に解釈して良いのです。

メジャー市場だと競合他社がひしめいており、過当競争に揉まれながら打ち勝つのは難しいのですが、ニッチ市場だと参入企業がそこまで多くないので勝てる可能性は高いのです。ブルーオーシャンを狙う戦略と似ています。

ニッチ市場に参入してその分野でナンバーワンになれば、他企業が新規参入を果たしても勝つことが可能です。

プレステージ・インターナショナルはニッチ市場で勝負を仕掛け、クライアントの悩みを解決するためのプログラムを開発しているのです。そうすることによって新規参入障壁を高くすることができ、ニッチ市場で輝き続けることが可能になります。

【プレステージ・インターナショナルの事業内容】

プレステージ・インターナショナルの主力事業はロードアシスト事業です。

ロードアシスト事業のクライアントは損害保険会社や自動車メーカーなどで、クライアントのお客様の緊急要請に対して24時間対応するビジネスを行っているのです。お客様が事故や故障で困ってしまったときに、ロードアシスト事業が適切な対応を行ないます。

インシュアランス事業では保険や保証に関するサービスを提供しています。

損害保険会社がメインのクライアントになりますが、海外旅行で保険に入っている人に対して24時間日本語受付サービスを行なっているのが魅力です。病気や怪我で海外旅行中のお客様が連絡してきた場合、インシュアランス事業が病院や医師を紹介したり病院に行く手続きのサポートをしたりします。

プレステージ・インターナショナルは「他企業のお客様をサポートする業務を行っている」と解釈して間違いありません。

一見するとあまり目立たない業務が多いのですが、縁の下の力持ちになることによってプレステージ・インターナショナルは大きな利益を生み出すことができるのです。

プレステージ・インターナショナルのビジネスは企業と親密な関係を築くのがカギになります。

クライアントとは業務委託としての関係ではなく、ビジネスパートナーとして密接な関係を結んで永続的発展を続けるのがプレステージ・インターナショナルの目標です。

【プレステージ・インターナショナルの財務分析】

プレステージ・インターナショナルは売上高を伸ばし続けており、黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は242億2500万円、営業利益は23億8000万円で、売上高は前年度より向上しているのですが営業利益は低下しています。経常利益は21億5800万円まで減少し、純利益も14億900万円という少し物足りない結果で終わってしまいました。

しかし、来期は営業利益の増額が期待できます。

円安の影響によって保険やカードの採算が向上したのが大きいです。富山にBPO(コールセンター)を2015年2月に開設する予定で、更に事業規模を拡大する意欲を見せています。サービス力を向上するために人員を増やしているのも注目ポイントです。

財務面は相当良いです。

自己資本比率は73.5%。有利子負債額は1億600万円で、自己資本は122億円です。自己資本比率がとても高いので財産株投資に向いています。

【プレステージ・インターナショナル株に向いている投資スタイル】

プレステージ・インターナショナルは成長株投資に向いています。

財務状態が良く、成長性も長けているプレステージ・インターナショナルは株としての実力がとても高いです。ニッチ市場を狙っていく経営スタイルも面白いですし、更なる発展が見込めるのも大きいです。成長株として評価するとかなり優秀です。

しかし、株価は割高です。

現在の予想PERは16.65倍で実績PBRは2.79倍です。配当利回りは0.89%でかなり低く、売却益を狙っていくのが得策になりますが、株価が高すぎる現状は高く評価することはできません。

割高でも良いから成長株が欲しいという方はプレステージ・インターナショナル株が向いています。

割高というマイナス要素が足を引っ張って今はCランクですが、株の総合能力はBランクに匹敵します。財務面が良い成長企業はなかなかレアなので投資先に選んでも面白いでしょう。

(上記の情報は2014年1月16日に記載しました)


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