プリマハム (2281)

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・上場市場 東証1部
・会社名  プリマハム株式会社
(ぷりまはむ 英称:Prima Meat Packers, Ltd.)
・証券コード 2281
・業種     食料品
・決算    3
・設立年  1948年7月

・上場年  1961年10月


管理人評価D

【会社紹介】

プリマハムはハムやソーセージを製造・販売している会社です。


お客様との絆を重視して良質な商品を販売しているプリマハムは「安全・安心」を自負する食品の提供を続けてきました。食肉やハムがメイン商品になりますが、お客様層を広げるためにサンドイッチやスイーツなども展開しています。

また、新たな戦略としてインターネットを有効利用した販売促進活動も続けています。

「なくてはならない会社」目指しているプリマハムは事業活動を通じて多くのお客様の笑顔を生み出しているのです。

個人的に「なくてはならない会社」を意識している点が好きです。

永続的に結果を出すビジネスは「お客様のニーズが途絶えない」という特徴があります。なくてはならない会社を目指しているプリマハムは、「会社を存続させる意識が強い」と分析することができます。これは長期投資家にとって相性が良い会社であることに気づきます。

気になる点を1つ述べると、食肉事業本部の利益額が年々低下していることです。

2011年から2013年にかけて食肉事業本部の利益額は低下し続けており、2011年の食品事業本部の通期営業利益は22億3500万円だったのですが、2013年は5億9500万円に落ち込んでいます。

反対に加工食品事業本部の売上と営業利益は伸び続けており、2012年は55億4400万円だった営業利益が翌年は67億9000万円まで増加しています。これらのデータを分析するとプリマハムは「加工食品会社として躍進を続ける可能性が高い」と判断することができます。

年々自己資本比率が向上しており、経営基盤を強化しているのは魅力です。

【プリマハムの主力商品】

プリマハムで注目したい主力商品は「香燻」と呼ばれるソーセージです。このソーセージはドイツのDLGコンテストで金賞を獲得した実績があります。

DLGコンテストとは、1887年の歴史を持つ権威のあるコンテストで200近い審査項目を通じて厳しく評価されるのが特徴です。その中でも最も秀でた食品に金メダルが送られるのですが、香燻は金賞を獲得した優良商品です。

従来のソーセージとは異なる「香り」が優れている香燻は多くの人の食欲を刺激するのが特徴です。

味に魅力のある絶対的な商品を提供しているプリマハムは「商品の質に長けている」と分析することができるのです。

【プリマハムの財務分析】

プリマハムは安定した黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は2756億4700万円、営業利益は72億5900万円、経常利益は79億2300万円で営業利益は低下したのですが経常利益は昨年度よりも伸びています。

売上高が伸び続けているのは良いです。純利益は43億5900万円に低下したのが残念ですが、プリマハムは安定性を評価すべきでしょう。

来期は営業利益の拡大が予測されています。

納入先のコンビニ出店が増えた影響により、自社商品の販売数が増加しました。今後はコンビニ用の加工工場を四国で建設し、更なる売上高増を狙う見込みです。

財務面は普通です。

自己資本比率は33.0%。有利子負債は144億300万円で可も不可もない財務状態を維持しています。しかし、自己資本比率を少しずつ高めているので財務面を強化している意欲は高く評価することが可能です。

【プリマハム株に向いている投資スタイル】

プリマハムは安定株投資に向いています。

継続的に配当金を支払っている点と、黒字経営を維持している部分を評価するのがお勧めです。

安定株としての活躍が期待できるプリマハムは長期投資家と相性が良いのです。

現在の予想PERは9.79倍、実績PBRは1.14倍で割安です。割安な安定株を求めている方はプリマハムが適しています。

ただ、現在の配当利回りは1.06%で物足りないです。安定株として保有する場合、期待できる収益は配当金収入だけになるので1%台の配当金だと少ないと感じるのが本音です。

あと、これは個人的な意見になりますが株主優待制度がないのは残念です。

プリマハムは長期投資に適している株なので株主優待でハムやソーセージをプレゼントすれば株を保有する価値も増すのですが、株主優待制度がないので総合的に見るとそこまで美味しい株ではないのです。

(上記の情報は2014年2月23日に記載しました)


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