コア (2359)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社コア
(こあ 英称:CORE CORPORATION)
・証券コード 2359
・業種     情報・通信業
・決算    3月
・設立年  1969年12月
・上場年  2003年3月

・1株価格757円(3/31終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約7万5700円

・予想PER25.39倍、実績PBR1.44倍、予想配当利回り2.65%

管理人評価D

【会社紹介】

コアは組込みソフトウェア開発のパイオニアとして活躍している会社です。


「顧客本位」を重視しているコアは、お客様と強固な信頼関係を築いて会社を大きくした実績があります。地域密着型経営を行なっており、地元のお客様に親しまれる企業を目指しています。

「全方向ソリューション」という強みを抱いており、システム設計やコンサルティング業務を通じて利益を上げているのが印象的です。特に注目したいのは「金融ソリューション」で、銀行システムや証券システムを開発して他企業の経営を支援した実績があります。

金融向けシステムに強いと言われているコアですが、業種にこだわらないシステム開発力を評価すべきです。

システム開発だけではなく、アプリ開発やシステム運用なども行なって利益を得ています。

【慢心は禁物。業績悪化が続いているコア】

コアは年々経常利益を下げているのが非常に気になります。

黒字経営を維持しているのでそこまで悪い決算内容ではないのですが、過去の業績を分析すると明らかに衰退していることが分かります。

まず、売上高。2008年から2012年にかけて連結売上高は停滞しています。途中、売上高を上げた年もあったのですが、2008年度の業績から比較すると売上高は低下しています。

経常利益は2008年から2012年にかけて衰退歩調を維持しており、成長性が期待できる結果を残していません。

「経常利益は減っているが、黒字経営を維持しているから問題ない」と考える投資家もいらっしゃいますが、成長株投資に不向きであることは財務データを見れば分かります。

業績は衰退の一途をたどっていますが、会社の安定力は強化されています。

注目したいのは1株当たり純資産額と自己資本比率です。

1株当たり純資産額は2012年まで増加傾向を維持しており、純資産額を順調に増やしているのがポイントです。自己資本比率も年々向上していたのですが、現在の自己資本比率は47.6%で自己資本比率を下げてしまいました。

安定力に長けていると評価することはできますが、現状を分析すると成長力に期待するのは難しいです。

【コアの財務分析】

コアは黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は200億700万円、営業利益は7億3100万円、経常利益は7億5400万円で、前年度と比較して売上高や経常利益が低下しています。純利益は5億1400万円まで増加しているので、悪い決算内容ではありません。

来期は減益が予測されています。

不採算案件が会社の足を引っ張ったのは事実です。金融向けのシステム開発が停滞しています。成長力を取り戻すのがコアに課せられたミッションです。

財務面はそこそこ良いです。

自己資本比率は47.6%。有利子負債額は45億4500万円です。

【コア株に向いている投資スタイル】

コアは非常に厳しい株だと思います。

株価も割高で成長性に期待するのも望み薄、売却益を狙う投資戦略を採用するのは不向きです。

コア株で儲けたければ配当金収入を狙うのが得策になります。

コアは安定配当を支払い続けている実績があるため、「安定配当株」と評価することが可能です。予想配当利回りは2.65%でそれなりなので、そこそこの収入を期待したい方はコア株が向いています。

投資効率を重視する人はコア株と相性が悪いです。

【コアの株主優待】

3月の権利確定日にコアを200株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・200株以上保有で国立博物館共通パスポート1枚

・1000株以上保有で国立博物館共通パスポート2枚

・10000株以上保有で国立博物館共通パスポート5枚

・100000株以上保有で国立博物館共通パスポート10枚

参照URL http://www.core.co.jp/ir/stock.html

(上記の情報は2014年4月1日に記載しました)


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