建設技術研究所 (9621)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社建設技術研究所
(けんちくぎじゅつけんきゅうじょ 英称:CTI Engineering Co., Ltd.)
・証券コード 9621
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1963年4月
・上場年  1994年6月


管理人評価C

【会社紹介】

建設技術研究所は建設コンサルタントの大手企業です。

日本で最初の建設コンサルタント集団として活躍している建設技術研究所は、多彩な分野でコンサルティング業務を行って利益を得ています。有資格者が多いのが特徴で、優秀な人材を多く抱えている建設技術研究所は「人材力」に秀でた企業だと分析することができます。

建設コンサルタントは一般の方にとって聞き馴染みのない言葉ですが、簡単に解説すると「インフラ整備のアドバイザー」になります。


毎日の生活を安全に過ごしたければインフラ整備が重要になります。

国や地方公共団体に対してコンサルティングを行ない、サポート活動を通じて利益を得ているのが建設技術研究所という会社です。

環境への関心が高まる中、建設技術研究所は「環境マネジメント」を通じて環境への負担を軽減するコンサルティング業務を行なっています。ダム建設をコンサルティングする場合、ダム周辺の環境を調査したり解析したりして、ダム計画の効果や予測される環境変化などをアドバイスします。

その他にも緑化計画や道路騒音対策などに秀でている建設技術研究所は、「多彩な分野のコンサルティングができる」という特徴があるのです。

【支援力に長けている建設技術研究所】

建設技術研究所で注目したいのは道路分野です。

道路計画に強い建設技術研究所は、道路整備計画やバリヤフリーなどを通じて人々の暮らしを豊かにする手助けを行なっています。

道路整備計画業務では、実施事業の選定や必要費用などを分析して道路整備計画を提案しています。バリアフリー化が問題となる現代日本では、バリアフリーに適した空間などを分析するのが重要になります。

建設技術研究所は地区内の道路構造や高齢者の動きなどを考慮し、バリアフリーに適した整備計画案を作成する業務も行っています。

他にも様々な業務を行なっているのですが、総合的にまとめると「インフラ整備に欠かせない重要なアドバイスをするのが得意」ということになります。

建設技術研究所の行なっているビジネスはかなり専門的で一般人にとって分かりづらいかもしれませんが、「確かな需要が存在するビジネスに取り組んでいる」という点に注目してください。

インフラ関連ビジネスは絶対に需要がなくなることがありません。

この先も確実なニーズが存在する建設技術研究所のビジネスモデルは手堅いと評価することもできるのです。

【建設技術研究所の財務分析】

建設技術研究所は黒字経営を維持しています。

2012年通期決算の売上高は325億1500万円、営業利益額は9億4200万円で、売上高と営業利益は前年度より低下しました。経常利益は10億7600万円、純利益は5億5000万円で、純利益は前年度よりアップしています。

来期以降は営業利益が伸びる見込みです。

復興関連事業やインフラ維持管理事業が好調で、建設技術研究所の重要な収入源になっています。

2013年度の受注高が向上した影響により業績は良くなったのですが、業務量は拡大しました。この事態に対応するために建設技術研究所は退職技術者の活用促進に着手しています。受注高が増えたのは投資家にとって良いニュースになります。

財務面はなかなかです。

自己資本比率は52.0%。有利子負債額は5億円で、堅実な財務状態を維持していると評価することができます。

【建設技術研究所株に向いている投資スタイル】

建設技術研究所株は安定株投資に向いています。

ビジネス内容が専門的すぎて訳が分からないと感じる投資家が多いと思うのですが、建築技術研究所は手堅いビジネスを行なっていることを評価するべきです。

人材の質も良く、建築コンサルタント会社として1位の座を争っているのは競争力が高い証拠になります。

予想配当利回りは1.57%で物足りないのが本音ですが、堅実なインカムゲインを受け取りやすいというメリットがあります。防御力がかなり高いので「負けない株式投資」を実行したい方は建設技術研究所株が向いています。

2008年から2012年にかけて年間配当額は16円を維持してきた実績があります。

安定配当が受け取れるというのも高ポイントです。

現在の予想PERは18.17%、実績PBRは0.78倍でPER値は高いのですが、PBRが1倍を割っているのも良いです。資産全体のディフェンス力を強化する目的で建設技術研究所株を買う戦略もグッドです。

(上記の情報は2014年1月20日に記載しました)


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