グルメ杵屋 (9850)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社グルメ杵屋
(グルメきねや 英称:GOURMET KINEYA CO., LTD.)
・証券コード 9850
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1967年3月
・上場年  1989年11月


管理人評価C

【会社紹介】

グルメ杵屋は飲食店を経営している会社です。


現代表取締役社長の椋本 充士氏は非常に熱い人物で、「外食産業ほど幸せな仕事はない」という思いを抱いています。

「美味しいものを食べているときは人はみんな幸福な顔をしている」と述べている椋本氏ですが、私もこの意見に共感します。

美味しいものを提供することが人々の幸せに繋がることは確かな事実で、グルメ杵屋はお客様に美味しいものを食べて頂いて「幸せを提供する」ことに長けていると判断することができます。外食ビジネスは人から感謝されるビジネスに該当するのです。

経営戦略に関しては「お客様第一主義の完全な定着、売上拡大を目指した成長戦略、店長育成を中心とした店舗経営の強化」などを課題に上げています。

外食産業は現場スタッフとお客様との関わりが重要となるビジネスなので、現場スタッフの質を高めることがお客様の満足度向上に直結するのは確かな事実です。グルメ杵屋の経営戦略は概ね好意的に評価することができますが、成長戦略は達成することができるでしょうか?

グルメ杵屋は年々売上高を下げており、現在の状況を打破するために成長戦略を掲げていると予測することができますが、売上高だけ上げても意味はないのです。

大切なのは利益額の向上であり、適正な利益を上げる姿勢が重要です。

【数多くの外食店舗を経営しているグルメ杵屋】

多業種展開を成し遂げているグルメ杵屋は外食ビジネスを通じて人々に幸せを届けたいと願っています。

主力店舗は実演手打うどんがウリの「杵屋」です。温かいうどんや冷たいうどんを提供している杵屋は幅広いお客様に支持されており、グルメ杵屋のブランド力を高めることに貢献しています。

美味しい本格うどんを味わえる杵屋は、うどん好きの方から絶大な支持を得ているのです。

他にもセルフ方式で低価格うどんを提供している「麦まる」や関西風薄味ダシが魅力の「穂の香」などを運営しています。


うどんだけではなく、そばや洋食、韓国料理店も経営しているグルメ杵屋は食へのこだわりを貫いて躍進を図る予定です。

【グルメ杵屋の財務分析】

グルメ杵屋は2011年まで赤字経営を続けていましたが、2012年以降は黒字決算を維持しています。

2013年通期決算は素晴らしい数字を残すことができました。売上高は359億3100万円で前年度より売上が減ってしまったのですが、営業利益は5億2800万円まで増加しています。昨年の営業利益額が2億8800万円だったので、かなりの躍進を遂げたと評価することができます。

純利益は19億4900万円、1株益は87.0円まで伸びています。

来期は営業利益が低下することが予測されます。

韓国料理店の経営状態が想定以上に悪化したのが痛いです。更に賃金上昇も会社の経営を圧迫しているのです。しかし、うどんやそばは堅調な利益を上げており、今後の成長を期待することも可能です。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は43.3%。有利子負債額は107億1800万円で、特に悪い財務状態ではありません。

【グルメ杵屋株に向いている投資スタイル】

グルメ杵屋は株主優待目当ての投資に適しています。

売却益よりも配当金や株主優待を重視したインカムゲイン狙いの戦略を立てるのがお勧めです。基本は長期投資になるので長い期間を見込んで利益を上げ続けるべきです。

現在の予想配当利回りは1.68%。配当利回りだけを見ると物足りないのですが、株主優待も含めた総合利回りは4.48%になるのでなかなか旨味の強い株であると分析することができます。

ただ、株主優待が欲しければ1000株以上保有する必要があるので投資資金が充実している方でないと株主優待を受け取るのは厳しいです。そこそこ資金力のある方に向いているのがグルメ杵屋株です。

【グルメ杵屋の株主優待】

3月、9月の権利確定日にグルメ杵屋の株を1000株以上保有していると、10000円相当の優待食事券を貰うことができます。(500円券20枚、年2回)

近隣に店舗がない場合、半生うどんや半生そばなどの自社商品を受け取ることができます。

参照URL http://www.gourmet-kineya.co.jp/ir/stockholder.php

(上記の情報は2014年1月9日に記載しました)


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