鹿島建設 (1812)

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・上場市場 東証1部
・会社名  鹿島建設株式会社
(かしまけんせつ 英称:KAJIMA CORPORATION)
・証券コード 1812
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1930年2月
・上場年  1961年10月

管理人評価D

【会社紹介】

鹿島建設はスーパーゼネコンと呼ばれている会社で、大手総合建設会社として名を馳せています。


確かな利益を確保するために採算重視の受注計画を立てており、技術力や提案力を活かして大きな利益を見込める案件を獲得することを意識しています。海外事業では成長が著しい東南アジア方面に経営資源を集中させ、売上拡大を狙っているのが特徴です。

建設業冬の時代を乗り越えた鹿島建設は最先端技術を活用して多くの施工実績を上げています。トンネルや瀬戸大橋なども建築した実績のある鹿島建設は、建築業界の代表企業として輝き続けているのです。

フジテレビ本社を建設した実績もあり、国内でその名を轟かせる超大手企業として堅実な利益を上げているのです。

東日本大震災以降、建築物の耐震性に関する興味が高まっていきましたが、鹿島建設は「100年先を見据えた安全・安心・快適な社会づくり」に貢献していくことを公言しています。

【様々な建物を建築できる鹿島建設】

鹿島建設の魅力は圧倒的なネームバリューと、様々な建物を施工できる技術力です。建築業界に属している東証1部上場企業の大半は技術力が高いという傾向がありますが、鹿島建設は国外の大型プロジェクトにも進出して売上高を高めているのが注目ポイントです。

特に超高層住宅の建築に強いです。

都内だと利用できる土地がかなり少ないため、超高層ビルの建築が重要になります。長年利用することができる建物を建築できる鹿島建設は、「安全面に配慮した施工が実施できる」という素晴らしい技術を得ているのです。

免震ハウジング技術は鹿島建設が誇る耐震技術です。

免震ハウジング技術を活用して建物を強化すると、大地震が起きても建物の損害を防ぐことができるのです。地震の揺れを3分の1程度に抑えられる免震ハウジング技術は、今後も日本で役立っていくでしょう。

数多くの工事を手がけている鹿島建設は多くの人々から信頼を集めています。

信頼の原動力になるのが「施工実績」であり、長い歴史を誇る鹿島建設はこの先も大手企業として活躍し続けることが期待されています。

【鹿島建設の財務分析】

鹿島建設は2010年から2013年にかけて黒字決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1兆4850億1900万円、営業利益は184億6900万円で営業利益が昨年よりも大幅減額しています。

経常利益も246億3300万円で物足りない数字を残してしまいましたが、純利益は234億2900万円にアップしています。昨年の純利益額が38億3300万円だったので、かなり純利益額を上げたことが分かります。

機械化が上手くいって効率性が向上しましたが、労務費が増加したのが予想外でした。来期は営業利益が低下することが予測されています。

財務面は悪いです。

自己資本比率は20.8%。有利子負債額は4861億9000万円というとんでもない数字ですが、売上高と比較すると有利子負債額は許容範囲内です。

【鹿島建設株に向いている投資スタイル】

大抵の大企業は会社としては優秀なのですが、株として能力値を分析すると旨味が薄いことに気づきます。

鹿島建設もその例に漏れず、非常に微妙な株として評価を下すしかないのです。成長力に長けていないので成長株投資を実行するのは不向きですし、財務面が悪いので資産株投資を実行するのもお勧めできません。

現在の予想PERは20.87倍、実績PBRは0.98倍でPER値が少し高いです。

割安でも割高でもない現在の鹿島建設株はかなり判断に困るのですが、判断に困る株は魅力が薄いことの証明でもあります。

予想配当利回りは1.49%で配当金収入を狙う戦略もお勧めできません。配当利回りが低く、美味しいインカムゲインを受け取ることができないので色々と使い勝手に困ってしまうのです。

株主優待も実施していないため、個人投資家が鹿島建設に投資する旨味は薄いと判断することができます。

(上記の情報は2014年2月4日に記載しました)


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