亀田製菓 (2220)

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・上場市場 東証1部
・会社名  亀田製菓株式会社
(かめだせいか 英称:Kameda Seika Company, Limited)
・証券コード 2220
・業種     食料品
・決算    3
・設立年  1957年8月

・上場年  1984年10月

管理人評価C

【会社紹介】

亀田製菓はせんべいやあられといった菓子製品を製造・販売している会社です。


日本人の主食である「お米」を活用してお菓子を作り出す能力に長けている亀田製菓は、ターゲット層を広めに設定して皆が愛するお菓子を販売する経営戦略を立てています。

亀田製菓の商品を見てみると、お米で作られたお菓子が多いことに気づきます。せんべいは日本人に親しまれている代表的なお菓子で、魅力的な代表商品を通じて米菓業界を引っ張る存在として輝き続けているのです。

実は米菓製品は失敗の産物だったのです。

当初は水飴の製造ビジネスを行なっていたのですが、水飴の新製法を編み出すことに失敗して大量のお米が余ってしまいました。「このお米を何かに活用できないものか」と考え、米菓作りに手を出したのです。

結果はあなたがご存知の通り、亀田製菓の米菓は日本を代表するお菓子として君臨しています。

水飴の新製法を失敗したからここまで躍進できたと解釈することができます。失敗は成功の母と言いますが、失敗しても新たなことにチャレンジする亀田製菓のスピリットが会社を東証1部上場まで押し上げたのです。

現在は海外事業も積極的に展開しており、米菓を通じて「グローバル・フード・カンパニー」として躍進することを目標にしています。アメリカやアジア各国で自社商品を販売している亀田製菓は世界進出の意欲が高い会社として分析することも可能です。

【ロングセラー商品を保持している亀田製菓の実力】

亀田製菓は商品開発能力に長けています。

1970年代にハッピーターンを開発し、1980年代にはぽたぽた焼やまがりせんべいを生み出した亀田製菓は「米菓の開発に長けている」のです。

これらの商品は「ロングセラー商品」として活躍しており、亀田製菓の利益を支える主力として活躍しています。一般的にロングセラー商品は1つあると良いのですが、亀田製菓はいくつものロングセラー商品を保持して利益を上げているのです。

ロングセラー商品が存在していると会社の知名度が高まるだけではなく、安定収入の維持が期待できます。時代が変わっても愛される商品を販売している会社は強く、亀田製菓が安定経営を維持しているのもロングセラー商品の活躍に支えられているからです。

ロングセラー商品のお陰で「亀田製菓の米菓は美味しい」という意識が消費者に定着しています。

会社名を見て商品を決めるのは理想の販売手法になりますが、亀田製菓は「自社のブランド力で商品を売る」ことに成功している素晴らしい会社です。

【亀田製菓の財務分析】

亀田製菓は2009年から2013年にかけて黒字経営を維持しており、純利益を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は813億2300万円、営業利益は34億9600万円、経常利益は42億9400万円で昨年度と比較して利益額を伸ばしています。純利益は28億4200万円でかなり良い結果を残したと判断することができます。1株益は134.8円まで伸びています。

しかし、来期は純利益が低下する見込みです。

1番の痛手は円安による原材料費高騰問題です。これは為替の問題なのでどうしようもないのですが、円安影響によって純利益が低下したのは痛いです。主力の柿の種はテレビCMを通じて販売数を増やしましたが販促費が増大しました。

財務面は良いです。

自己資本比率は54.8%。有利子負債額は59億9300万円で、自己資本比率がそれなりに高いので長期投資に向いています。

【亀田製菓株に向いている投資スタイル】

亀田製菓は安定株投資に向いています。

ロングセラー商品を多数保有しており、黒字決算を維持していることから「安定配当株としての活躍を期待する」のがお勧めです。この先も黒字経営が期待できる亀田製菓は優良株として輝いているのです。

売却益を狙うのは微妙です。

爆発的な成長力に長けた株ではありませんし、現在の株価は割高です。予想PERは22.63倍、実績PBRは1.7倍で株価は割安とは言えません。

更に高い投資効率を求めるのであれば、亀田製菓株は投資対象として除外した方が良いです。

亀田製菓の魅力は安定性です。株の長期保有を通じてインカムゲインを得るのが鉄板の戦略になりますが、株主優待も含めた総合利回りは1.59%でとても美味しいとは思えません。

【亀田製菓の株主優待】

3月、9月の権利確定日に亀田製菓株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。【年2回】

・100株以上保有で1000円相当の自社製品

・1000株以上保有で3000円相当の自社製品

参照URL http://www.kamedaseika.co.jp/company/ir/irBenefit.html

(上記の情報は2014年2月15日に記載しました)


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