ケネディクス (4321)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ケネディクス
(けねでぃくす 英称:Kenedix
・証券コード 4310
・業種     サービス業
・決算    12月
・設立年  1995年4月
・上場年  2002年2月


管理人評価D

【会社紹介】


ケネディクスは独立系不動産ファンドを運営している会社です。日本の不動産市場で最大規模を誇るアセットマネジメント会社として有名です。


アセットマネジメント(AM)とは、投資用の資産管理を投資家に代わって行なう業務のことを指します。債券や株式の管理もアセットマネジメントと言い、ケネディクスは60以上の私募ファンドを取り扱っているのが特徴になります。

ケネディクスはアセットマネジメントを通じて投資家に最大限の利益を提供できるように努力しています。不動産業界に長く携わってきた経験を活かし、幅広い情報ネットワークを活用して投資家に利益を還元するのがケネディクスの業務です。プロとして投資家に利益を与えるのがケネディクスのビジネスになるのです。

ケネディクスは環境の変化に柔軟に対処している会社で、不動産投資を行ないたい人に対して魅力的となる投資機会を提供することに成功しています。不動産の知識はないけど、不動産関連の投資で儲けたいと考えている人にとってケネディクスのビジネスは魅力的に輝いて見えるのです。

【不動産仲介サービスに強いケネディクス】

ケネディクスは不動産仲介サービスも行っています。

ケネディクスは不動産業界に属し、長年会社を経営を続けてきたネットワークを活かして商業用の不動産売買を行なうスキルに長けています。ネットワークや人脈というものは一朝一夕で身につくものではありません。

様々な人から信頼を得て、価値のある情報を提供される立場にならないと良質な不動産情報は舞い込んでこないのです。ケネディクスは「情報ネットワーク」を持ち味にして確実な実績を上げていることに定評があります。不動産投資家にとって、ケネディクスの提供する不動産仲介サービスは興味のそそる内容になっているのです。

【ケネディクスの財務分析】

ケネディクスの決算状況はお世辞にも良いとは言えません。売上高は年々低下し続けており、赤字経営から抜け出せない状態が続いています。

2008年から2010年にかけて赤字経営を続けていましたが、2011年の通期決算で13億1300万円の純利益を得ることができました。見事に黒字回復を成し遂げたと思いきや、翌年の純利益額はマイナス101億2800万円と、ピリッとしない結果を残してしまったのです。

赤字体質から抜け出すのが当面のケネディクスの目標になります。ケネディクスの規模は大きく、誰もが認める大企業であることは間違いないのですが会社は利益を出さなければいけない存在です。

利益を出せない会社に投資しようとする人は少ないので、早急に決算状態を改善する必要があります。

財務面を見てみましょう。ケネディクスの自己資本比率は41.6%で、それなりに高い数字を示しています。

しかし、自己資本が532億6700万円で有利子負債は625億2200万円もあります。多すぎる有利子負債がケネディクスの経営を圧迫しているのは確かな事実です。今後は有利子負債を減らし、財務状態の改善を意識することも重要になります。

また、利益過剰金はマイナス94億9700万円と、とても残念な数字を残しています。これまでの会社の利益を合計すると赤字になっているということになります。利益過剰金がプラスでない会社に投資をするのはとても勇気がいる行為です。赤字経営からの脱却を目指し、ケネディクスの復活シナリオを達成するのが当面の課題になります。

【ケネディクス株に向いている投資スタイル】

申し訳ないのですが、私はケネディクス株をお勧めすることはできません。

現在の予想配当利回りは0%で、無配企業になっています。インカムゲインによる収入が期待できないので配当金狙いの人とは相性の悪い株になるのです。

では、キャピタルゲイン狙いの投資はどうでしょうか? これならまだ未来があります。

赤字経営から抜け出し、継続的に黒字を維持すればケネディクスの株価は少しずつ上昇していくでしょう。ケネディクスが黒字経営を維持できる優良企業になることができると確信している方はケネディクス株に投資をしても問題はありません。

しかし、安定株を求めている方や資産として株を保有したい人は現在のケネディクス株は見送り対象になります。特に長期投資をしたいのであれば、もっと安全性の高い株を探すべきというのが私の結論です。

(上記の情報は2013年10月22日に記載しました)


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