木村化工機 (6378)

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・上場市場 東証1部
・会社名  木村化工機株式会社
(きむらかこうき 英称:Kimura Chemical Plants Co., Ltd)
・証券コード 6378
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1950年6月
・上場年 1961年10月

・1株価格501円(8/1終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約5万100円

・予想PER33.4倍、実績PBR1.44倍、実績BPS346.84、予想配当利回り1%

管理人評価D



【会社紹介】

木村化工機は化学機械装置の保守業務などを行なっている会社です。


創業90週年を迎えた木村化工機は「激動する時代」を耐え抜いて会社を存続させてきた古豪企業です。

会社は存続するのが1番難しいと言われている中、自社のビジネスを通じて適正な利益額を上げ続けてきた木村化工機は「存続」という名の使命を抱いて事業を継続している立派な会社です。

「省エネルギー」をテーマにした技術開発を続けており、バイオディーゼル燃料装置や人工ゼオライト製造装置などを積極的に開発しています。

木村化工機は今、厳しい経営環境に晒されており、「能力増強を目的とした新規設備投資需要」が低迷している状態です。

既存設備の維持やメンテナンスが主な収入源となっている木村化工機は、より多くの受注を獲得しないと持続的成長を成し遂げるのは難しいです。

逆に言えば「既存設備の維持業務で黒字経営を保てる」と評価することもできるのですが、現在の状況に甘んじていては成長を遂げることはできません。プラント設備工事の受注、蒸発濃縮装置の受注業務を通じてフロー型収入を増やし、株主の期待に応えたいところです。

 

【受注拡大を目指す木村化工機】

木村化工機は大型受注を獲得したいと望んでいますが、顧客の設備投資需要が低迷していることが理由で思うような業績を上げていないのが問題になります。

この状況から抜け出すために木村化工機は「独自商品を開発し、グローバルに活躍できる人材を育成する」と宣言しています。独自商品を通じて商品力をアピールし、海外から積極的に利益を上げようとする経営スタイルは好感が持てます。

木村化工機の受注高は年々減り続けている状態で、どうにかして受注量の拡大を成し遂げて利益を高めなければいけません。

安定配当を支払っているので「少し業績が低迷しても配当額が減る心配がない」のがメリットになりますが、株主の立場で考えると成長性のある株に投資したいものです。

成長力という新たな魅力を身につけ、株主に利益を還元するのが木村化工機に託された道になります。

 

【木村化工機の財務分析】

木村化工機は2010年から2014年にかけて黒字決算を維持しています。

2014年通期決算の売上高は155億3100万円、営業利益は5億9600万円、経常利益は6億500万円で売上高・利益額共に前年度より低下しています。純利益も3億100万円に低下しており、よろしくない結果を残してしまいました。

来期も営業利益の低下が予測されています。

化学プラントの大型案件が芳しくない状況が続いており、新たな大型案件を獲得しないと再向上は難しいと思われます。プロジェクトの工程管理を徹底して行ない、コスト削減に努めているのが良いです。

財務面は微妙です。

自己資本比率は42%。有利子負債額は17億9400万円です。

 

【木村化工機株に向いている投資スタイル】

木村化工機は全てにおいて特筆すべき能力がない中途半端な株です。

成長力を評価することもできず、財務状態も秀でていない木村化工機は特定の戦略を当てはめるのが難しい上級者向けの株です。

唯一の利点と言えば安定配当を支払っていることですが、利益額が低迷している現状を分析すると株価の向上に大きな期待を抱くのは酷です。

割安性も長けておらず、予想配当利回りも低い木村化工機は積極的に買いたいと思える長所が少ないのが1番の弱点です。

業績が回復する傾向が見えていれば良いのですが、業績動向に関しては弱気な姿勢を保つのが1番賢明です。株としての魅力はそこまで高くないと判断しました。

(上記の情報は2014年8月2日に記載しました)


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