木曽路 (8160)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社木曽路
(きそじ 英称:Kisoji Co., Ltd.)
・証券コード 8160
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1952年9月
・上場年  1987年11月


管理人評価D

【会社紹介】

木曽路はしゃぶしゃぶ店や居酒屋を経営している会社です。

木曽路の主力業務はしゃぶしゃぶ屋の運営です。しゃぶしゃぶ専門店「木曽路」をチェーン展開しており、上質の肉をお客様に提供しているのがウリになります。質の良い肉を吟味し、季節の野菜を組み合わせた料理をお客様に味わっていただくスタイルを築いています。


しゃぶしゃぶはだし汁に肉を少し浸すだけのとてもシンプルな料理になりますが、それだけに素材の味が重要になります。

肉の質が悪いとしゃぶしゃぶを楽しむことができず、食事も味気ないものになってしまうのです。木曽路は素材の質にこだわり、お客様に上質な空間を提供することに定評のある会社です。

また、味だけではなく「サービス」もこだわっています。サービスの差別化で躍進し続けた有名企業はワタミ(7522)です。ワタミは高級ホテル並のサービスを実行して数多くのお客様を集めることに成功しましたが、木曽路もサービスに力を入れているのです。

「最高の笑顔」でおもてなしすることを心がけており、お客様が不愉快にならない接客を心がけています。

【しゃぶしゃぶの最大手として輝く木曽路】

木曽路の注目ポイントは何と言っても「しゃぶしゃぶの最大手」として活躍していることでしょう。しゃぶしゃぶ店と言えば木曽路と言われるほど、しゃぶしゃぶ業界で有名なのが特徴です。

普段しゃぶしゃぶ店に行かない人にとっては馴染みがないかもしれませんが、木曽路は宴会で利用する人が多いのです。

接待で利用されることも多いので「接待需要」も期待することができますし、年末の忘年会シーズンは多額の利益が期待できるのが長所になるのです。高級志向の需要を見事に捉えているのがウリで、しゃぶしゃぶだけではなく「フグ」も取り扱っているのです。

とらふぐは期間限定になりますが、接待需要を見事に織り込む経営手腕は見事です。サービスの質や食材の質を通じて差別化を図っている木曽路は、固定客も多いのです。

【木曽路の財務分析】

木曽路は2009年から2011年にかけて赤字経営を続けていましたが、2012年から黒字回復を果たして現在は黒字を維持しています。

2013年通期決算は売上高453億9100万円で、営業利益を14億9600万円まで伸ばしています。純利益は7億3900万円まで拡大しており、昨年度と比較して業績が伸びたと判断することができます。

出店は抑えており、現存店の売上や利益を向上させる戦略を取っています。居酒屋は激しい競争に晒されて苦戦が続いていますがワイン食堂の規模が増大しているのは良いニュースです。

居酒屋は焼酎瓶の販売を通じて新規顧客を獲得することを予定していますが、居酒屋業界で勝ち残っていくのは難しいと予測せざるを得ません。

財務面はかなり優秀です。

自己資本比率は77.1%。有利子負債は9億5000万円まで抑えられており、財務良好企業として評価することができます。黒字体質を維持しているので財産株として保有するのも面白いでしょう。

【木曽路株に向いている投資スタイル】

木曽路は財産株投資に向いています。黒字経営を続けており、財務面も良好なのでしばらく倒産は心配しなくても良いでしょう。木曽路は長期保有して安定したインカムゲインを期待する作戦を取るのが良いと思われます。

しかし、株の総合力はそこまで高くないので過信は禁物です。

成長性や割安性に長けているわけではなく、現在の配当利回りは0.77%なので配当金狙いの戦略も不向きです。長期保有しても大きな旨味がない株であることは理解しなければいけません。

悪い株というわけではないのですが、「投資家にとって美味しさが感じられない株」は買うべきではないのです。結局株式投資は自分が儲けるためにやるものなので、大して儲かることが期待できない株は見送った方が良いでしょう。

【木曽路の株主優待】

3月と9月の権利確定日に木曽路株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

・100株以上保有で1600円相当の食事券

・500株以上保有で8000円相当の食事券

・1000株以上保有で16000円相当の食事券

参照URL http://www.kisoji.co.jp/company/ir_stock.html

 


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