コジマ (7513)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社コジマ
(こじま 英称:Kojima Co., Ltd.
・証券コード 7513
・業種     小売業
・決算    8月
・設立年  1963年8月
・上場年  1996年9月


管理人評価D

【会社紹介】

コジマはビックカメラグループに属しており、家電量販店を経営している会社です。


「安値世界一への挑戦」を掲げているコジマは、安売りを通じて利益を得る方針を築いています。ここでポイントになるのが「挑戦」という部分です。あくまでも安値世界一を挑戦しているのです。

地域の人々に親しまれる店作りを目指しており、お客様の利便性や感動を重視して店舗を運営しています。欲しい物がすぐに見つかる買場作りにこだわっており、お客様の快適な生活を支える努力を怠らないのが強みです。

コジマは購入特典を用意しており、3万円以上のパソコンを買ったお客様に対して分割払いができる制度を整えています。また、大型商品は発送無料で当社指定のエアコンを買ったお客様に対してコンセント交換工事を無料で行なったりと、サービスに力を入れているのが分かります。

指定商品には長期保証制度もつけており、お客様が安心して買い物できる環境を整えることに定評があるのです。

【本当に大丈夫? コジマのビジネスモデルの問題点】

今まで「安値日本一への挑戦」を掲げていたコジマですが、2012年以降は「安値世界一への挑戦」にキャッチフレーズを変えています。

しかし、このキャッチフレーズはネット販売の価格は考慮していません。したがってネット通販と比較すると価格力でどうしても負けてしまうのです。店舗を構えるビジネスは賃料や土地代、人件費などの負担が多くなってしまうのでネット通販以上の安売りを実現するのはかなり厳しいです。

そもそも家電量販店ビジネスで安売りを武器にするのは疑問です。ネット通販の価格に勝てないのであれば、商品の付加価値やサービス対応力を強化して差別化を図らなければいけません。

絶対に勝てない土俵で勝負してもダメなのです。

ビックカメラの子会社になって店舗改革を推し進めているコジマですが、家電量販店のビジネス自体が暗いので将来は高く評価できません。以前は低価格路線を貫いて成長したのですが、現在はネット通販の影響力に負けていると言わざるをえない状況が続いています。

そう考えると「安値世界一への挑戦」という強烈なキャッチコピーの威力も薄れていくと捉えることができます。安売り路線から方向転換するのがコジマの生き残る道だと考えられますが、コジマの今後に注目です。

【コジマの財務分析】

コジマは2012年3月決算まで黒字を続けていましたが、2013年8月決算は大幅な赤字になってしまいました。2013年8月決算の売上高は2819億4000万円、営業利益はマイナス17億1000万円で、純利益はマイナス80億400万円です。

1株益はマイナス271.6円まで悪化しており、目を覆いたくなるような決算状況が続いています。コジマは赤字決算から抜け出さないといけません。

不採算店を閉店し、ビックカメラとのコラボ店を通じて経営改革を図っているのが長所です。ビックカメラとの仕入れを一本化し、営業黒字になったのが良いニュースになります。また、ネット通販を本格的に強化しており、他業種にも進出して現状を打破しようとしている点に注目してください。

財務面は微妙です。

自己資本比率は30.9%。457億8300万円の有利子負債は経営負担を増加させています。自己資本よりも有利子負債の方が多い現状は何とかしなければいけません。

また、利益過剰金がマイナス86億500万円であることも問題です。黒字体質を築いていないということになるため、長期保有するのに不安が残る数値になるのです。

【コジマ株に向いている投資スタイル】

私は現在のコジマ株に投資することをお勧めできませんが、どうしても投資したい場合「業績回復を狙った売却益狙いの投資」を行った方が良いでしょう。

つまり、業績が回復して株価がある程度上がった段階で株を売却するのです。財務状態もあまり良くないので配当金狙いも危険ですし、赤字経営を続けているのは大問題です。

コジマは店舗改革を行っており、その点は高く評価することはできます。もし店舗改革が成功して純利益額が大幅に向上したら大きな売却益を得ることができます。やはりコジマは業績回復に期待する売却益狙いの投資が適しています。

【コジマの株主優待】

8月の権利確定日にコジマ株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で500円分の買い物優待券2枚

・500株以上保有で500円分の買い物優待券6枚

・1000株以上保有で500円分の買い物優待券10枚

・3000株以上保有で500円分の買い物優待券30枚

・5000株以上保有で500円分の買い物優待券40枚

上記の買い物優待券は自社店舗や自社通販で、合計2000円以上の買い物につき2000円ごとに1枚利用することができます。

参照URL http://www.kojima.net/corporation/ir/welcome.htm

(上記の情報は2013年12月13日に記載しました)


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