小松製作所【コマツ】 (6301)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社小松製作所 呼称:コマツ
(こまつせいさくしょ 英称:Komatsu Ltd)
・証券コード 6301
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1921年5月
・上場年 1949年5月


・1株価格2334円(6/11終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約23万3400円

・予想PER14.8倍、実績PBR1.62倍、予想配当利回り2.49%

管理人評価B

【会社紹介】

小松製作所は建設機械販売で世界2位の実力を保っている大企業で、ITを活用した建設車両の販売に定評があります。


「ダントツ経営!」で名を馳せた小松製作所は巨額の赤字経営から脱した歴史があります。

全自動型ダンプやIT技術に秀でた建設機械を販売し、「敵なし無双のコマツ」として有名です。

世界で初めて無人ダンプトラック運用システムを開発したこともあり、「トラックの中に人を乗せないで土砂の運搬を可能にした」という実績も誇ります。

この実績を見ても分かる通り、小松製作所は建設機械にIT技術という名の付加価値を与えて商品の質を高めているのがウリです。

建設機械と最新技術の融合で栄誉ある勝利を掴み取ってきた小松製作所は日本だけではなく、世界を代表する超優良企業です。強者としての立ち位置を確保し、安定経営を実現している小松製作所は先進国家日本を象徴する素晴らしい会社です。

部門別売上高を分析すると、建設機械・車両販売で全体売上高の89.6%を保っているのが分かります。

残りの10.4%が産業機械他で、「建設機械・車両に強い」のです。

油圧ショベルやブルトーザー、ダンプトラックなどを販売している小松製作所は「資源発掘を支援する建設機械販売」に長けているのです。

世界人口の増加が予測されており、今後も資源発掘需要は高まっていくと予測されています。この現状を分析すると小松製作所は「成長市場」に身を置いていると判断することができ、大企業の誇りをかけた超躍進経営を実現することも可能だと分析しました。

コマツブランドを強化し、コマツとしての誇りを抱き、コマツらしいダントツ経営を維持するのが重要になります。

 

【目指せ成長! 世界で活躍するグローバル企業、小松製作所】

小松製作所はグローバル経営を実現しています。

世界各地で生産拠点を構え、リスク分散をしっかりと行なっているのが特徴です。小松製作所は「リスク分散」を重視しているという印象を受けました。

それは地域別売上高構成比を見れば分かります。

1つの国・地域に依存する経営を実践しているのではなく、「全世界でバランス良く売上を上げるグローバル経営」を実現しているのが小松製作所の強みです。

1番売上高比率が高いのは日本で全体売上高比率の20%。次に多いのは北米の16%で、更に中南米で15%と続きます。

生産拠点を分散し、特定の地域に頼らない経営スタイルを分析すると、「リスク分散を重視した経営を行なっている」という真理にたどり着くことができます。

小松製作所が安定経営を実現し、健全な黒字体質を保っているのも「リスク管理」が上手くいっているからでしょう。

「本業を通じて社会の役に立つこと」を強く意識している小松製作所は、社会的存在価値の高い優秀企業です。

人材育成にも力を入れており、優秀な人材を発掘する能力も長けています。

業界トップレベルの収益性・財務体質を目指すと公言している小松製作所は、コストを大幅に削減して利益額を高める経営を実行しています。

ダントツ商品・ダントツサービス・ダントツソリューションにこだわっている小松製作所は、「ダントツ風土」が定着している状態です。


他社を凌駕する「ダントツ商品」を販売し、差別化戦略を更に推し進めるのが良策になります。

 

【小松製作所の財務分析】

小松製作所は2011年から2014年にかけて黒字経営を維持しています。

2014年通期決算の売上高は1兆9536億5700万円、営業利益は2404億9500万円で前年度と比較して売上高・営業利益が両方伸びています。税引前当期純利益も2420億5600万円で相当優秀な結果を残しました。

来期も営業利益の拡大が予測されています。

建設機械販売は国内が伸びており、国内需要を上手く取り込んだ経営を行なっているのが良いです。長期的成長を狙っている小松製作所は長期投資家と相性が良い会社です。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は49.8%。有利子負債額は7046億5700万円です。

 

【小松製作所に向いている投資スタイル】

小松製作所は長期投資が適しています。

利益を分析すると会社の成長率はそこまで高くないのですが、世界人口の増加によって資源発掘需要が向上することを加味すると「長期的発展が期待できる」と解釈することが可能です。

2011年から2013年にかけて増配歩調を維持しているので、「長期保有している間は配当金収入を受け取る」のがお勧めの投資スタイルです。

黒字経営を維持する安定力も秀でていますし、小松製作所は相当な優秀な会社だと思います。

ただ、割安性は長けていないので「割安株投資」を実施したい投資家とは相性が悪いです。成長率を重視する投資家はIT企業の株を狙うのが賢明になります。

(上記の情報は2014年6月12日に記載しました)


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