コメリ (8218)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社コメリ
(こめり 英称:KOMERI Co., Ltd.)
・証券コード 8218
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1962年7月
・上場年  1987年10月


管理人評価C

【会社紹介】


コメリは新潟県を中心にホームセンターを経営している会社です。国内最多の店舗数を誇るコメリは、「コメリホームセンター」などを運営しています。

人々の暮らしに役立ちたいと願っているコメリは園芸用品を中心に取り扱っているのが特徴になります。同業他社も園芸用品の品揃えには力を入れていますが、コメリは特に園芸用品の取り扱い能力に長けているのです。


地区本部制という制度を設けており、スピードを意識した対応力に定評があります。

本部一括管理だと細かい管理能力が行き届かないことが多いのですが、地区本部制を導入することによって情報を的確にキャッチすることができるようになります。これは的確な経営判断を下すためにとても有効で、素早い動きで地域のニーズに合った商品を揃えることができるのです。

テクノロジーの導入にも積極的で、最新テクノロジーを駆使して流通を近代化している特徴もあります。流通網をハイテクにすることによって流通コストを更に削減することが可能です。コメリはITという最新技術を利用して店舗運営を続けているのです。

【様々なグループ事業を手がけているコメリ】

コメリは複数のグループ企業が存在しており、様々な分野で利益を上げる体質を築いています。

IT事業は株式会社ビット・エイが取り組んでいる事業で、コメリの経営をサポートするIT技術を開発しています。業務をシステム化したり、商品情報を一元管理したり、コメリを情報面でサポートしているのがビット・エイです。

コメリグループは「コメリ書房」も展開しており、こちらの事業は株式会社ムービータイムが実施しています。ビデオやDVDのレンタルや、書籍販売を通じて利益を得ているのです。

他にもカード・保健事業や燃料事業も手がけているコメリグループは、グループ全体の収益力を強化して更なる躍進を図る予定です。ホームセンター経営が主力事業になっているのは確かな事実ですが、グループ企業の活躍にも期待したいところです。

【コメリの財務分析】

コメリは売上高が拡大し続けている成長企業です。

ここ近年の躍進は凄まじく、2013年通期決算は3120億1700万円の売上高を上げて100億円の純利益を得ることができました。営業利益が191億7800万円に減少したのは少し気になりますが、純利益が伸びているので良しと評価しても良いのです。

1株益は196.9円まで向上しており、EPSが増加しているのが長所です。

円安の影響によって営業増益幅が縮まったのが難点ですが、最高純益を更新する見込みです。

主力商品の園芸品や金物の売上も回復しており、決算面で問題は見当たりません。お客様の購買意欲を高めるために全店でカード利用に応じたポイント優遇制度を導入し、更なる売上高アップを狙います。

財務面はなかなかです。

自己資本比率は46.7%。628億1900万円の有利子負債額が存在しますが、売上高と比較すると大した額ではないことが分かります。もちろん、有利子負債を更に削減して自己資本比率を高めるのが理想になりますが、会社の成長率を高める戦略を練るのが最善です。

【コメリ株に向いている投資スタイル】

コメリは最高純益を更新している成長企業ですが、この先も成長を維持できるか疑問に感じます。このまま成長が続くと考えている方は成長株投資を実行しても良いのですが、成長性が高いわけではないので成長株戦略は微妙です。

では、インカムゲインに期待する戦略はどうでしょうか?

現在の予想配当利回りは1.34%で高配当株ではありません。株主優待が貰えるのはありがたいのですが、現段階の総合利回りは1.64%でそこまで旨味を感じられない株であることが分かります。

一見、決算も財務状態も良好で優良株のように見えますが、他の株と比較して分析すると微妙であることに気づきます。決して悪い株ではないのですが、投資を検討するほどの魅力があるかと問われれば疑問符が浮かんでしまうのです。

資産のディフェンス力を強化するためにコメリ株を購入するのは良い判断です。大儲けは期待できませんが、それなりの利益を出してくれると考えられます。

また、コメリは長期優待制度があるので長期投資家に向いている株になります。長く付き合うつもりでコメリ株を買うのがお勧めの投資スタイルです。

【コメリの株主優待】

3月の権利確定日にコメリ株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で1000円相当の自社ギフトカード(1000円券1枚)

・300株以上保有で3000円相当の自社ギフトカード(1000円券3枚)

・500株以上保有で4000円相当の自社ギフトカード(1000円券4枚)

・1000株以上保有で8000円相当の自社ギフトカード(1000円券8枚)

・3000株以上保有で15000円相当の自社ギフトカード(1000円券15枚)

ギフトカードは株主限定カタログ転載商品を購入するために利用することもできます。

【コメリの長期優待制度】

毎年3月31日時点で保有継続期間が3年を超えている株主は以下の長期優待品を受け取ることができます。

・100株以上500株未満保有で自社ギフトカード1000円分(1000円券1枚)

・500株以上1000株未満保有で自社ギフトカード2000円分(1000円券2枚)

 ・1000株以上保有で自社ギフトカード3000円分(1000円券3枚)

参照URL http://www.komeri.bit.or.jp/ir/treatment/index.html

(上記の情報は2013年12月31日に記載しました)


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