小森コーポレーション (6349)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社小森コーポレーション
(こもりこーぽれーしょん 英称:KOMORI Corporation)
・証券コード 6349
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1946年12月
・上場年 1983年4月


・1株価格1406円(7/4終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約14万6000円

・予想PER13.15倍、実績PBR0.69倍、予想配当利回り1.42%

管理人評価C

【会社紹介】

小森コーポレーションは印刷機製造で首位を獲得している大手企業です。


「全てはお客様のご満足のためにという素晴らしい理念を抱いている小森コーポレーションは、創業以来「信頼と品質」を重視して製品開発に取り組んできました。

印刷機械メーカーとして高い評価を受けている小森コーポレーションですが、現状に満足することなく「真のグローバル企業として世界中のお客様が喜ぶサービス」を提供することに力を注いでいます。

文化、芸術、社会の発展に役立つ印刷機器は世界中でなくてはならない存在として活躍しています。

KOMORIブランドは日本中で名を轟かせている状態ですが、小森コーポレーションは「世界を代表する印刷機メーカー」を目指して高品質商品の開発に着手しているのです。

リスロンSX29という製品は小森コーポレーションの技術が詰まったフラグシップマシンです。

高品質印刷、高付加価値印刷に対応することができ、世界最先端の技術を詰め込んで環境保護を行なっているだけではなく、高い効率性を維持していると評判が高いリスロンSX29は小森コーポレーションが誇る主力商品として輝きを放っているのです。

小森コーポレーションは徹底的に「品質」にこだわっています。

高品質商品を販売することによって自社のブランド力を高める戦略を実行している小森コーポレーションは、世界で活躍する資格のある優良企業としての立ち位置を確保しています。

この先も「品質絶対主義」を守り、お客様視点の商品開発を続けていけば黒字維持は可能だと分析しています。

 

【赤字体質の脱却に成功! 赤字でも配当金を支払う小森コーポレーション】

小森コーポレーションは長年赤字経営に悩まされていましたが、現在は黒字回復を果たしているのがポイントです。

リストラによって会社規模を縮小した時期もあり、小森コーポレーションにとって辛い年が訪れていたのも事実です。

しかし! 株主の利益を重視する小森コーポレーションは「赤字になっても配当金を支払い続けてきた」のです。

「赤字決算でも株を保有してくれる株主の恩」に報いるために無配を実施しなかった小森コーポレーションは、株主を重視する会社として評価することが可能です。赤字になっても配当金を支払うことができるのは小森コーポレーションの財務状態が優れているからです。

日本で唯一の「紙幣印刷機メーカー」として活躍している小森コーポレーションは、日本のお札を印刷するための機械を製造しています。


日本だけではなく、ドイツ、ナイジェリア、インドでも小森コーポレーションの紙幣印刷機は使用されており、グローバル化に成功しているのが長所です。

紙幣は偽造されたらおしまいなので、「テクノロジーを結集した印刷機器」を使用する必要があります。日本の紙幣製造で小森コーポレーションの印刷機器が選ばれるのはクオリティが高いからです。

オフセット印刷機は国内シェアを独走している状態で、世界を代表する「トップグループメーカー」として活躍しています。

小森コーポレーションが今求められている課題は「黒字経営を維持すること」です。

黒字経営を続け、適正な利益を上げて株主に利益を還元するのが小森コーポレーションに突きつけられた使命になります。

 

【小森コーポレーションの財務分析】

小森コーポレーションは2010年から2013年にかけて純利益の赤字が続いていましたが、現在は黒字回復を成し遂げています。

2014年通期決算の売上高は918億3700万円、営業利益は84億7300万円、経常利益は100億9800万円で売上高・営業利益・経常利益は前年度と比較して大幅向上しています。純利益も136億5700万円まで伸び、良い結果を残すことができました。

来期は減益が予測されています。

印刷機は中国・アメリカのシェアを広げるために値下げを行なっていますが、安易な値下げ戦略に走るのは望ましくありません。

財務状態は相当優秀です。

自己資本比率は72.9%。有利子負債額は116億1400万円です。

 

【小森コーポレーション株に向いている投資スタイル】

小森コーポレーションは「安定配当株狙いの投資」が適しています。

来期は減益予測が濃厚ですが、赤字予測を打ち立てているわけではありません。長年赤字経営を続けてきたのはかなり問題ですが、赤字になっても配当金を支払い続けた実績を評価するのがお勧めです。

安定力に長けていないのが難点ですが、財務状態が優れているので資産株として活躍する条件は揃っています。

現在の株価も割安なので「割安安定配当株」を求める投資家は小森コーポレーションと相性が良いのです。ただ、予想配当利回りはそこまで高くないのでそこは注意してください。

(上記の情報は2014年7月7日に記載しました)


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