ケーユーホールディングス (9856)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社ケーユーホールディングス
(けーゆーほーるでぃんぐす 英称:KU HOLDINGS CO., LTD.)
・証券コード 9856
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1972年10月
・上場年  1989年12月


管理人評価B

【会社紹介】

ケーユーホールディングスは中古車販売企業の持株会社です。


所得格差の増大を踏まえると、新車販売ビジネスは厳しい未来が予測されます。しかし、中古車販売ビジネスも過度期を迎えており、今後はどちらも対応できるスタイルを身につけるのが得策であると考えられます。

ケーユーホールディングスは現在の市場事情を冷静に見据えており、「国産新車と中古車を両方販売するスタイル」を身につけて躍進を続けてきました。時代の半歩先を歩むケーユーホールディングスの眼力に感服する人も多く、現在の状況に慢心しない企業体質は高く評価することができます。

取締役会長兼社長の井上恵博氏は「私から言わせるとまだ未完成」と、自社を評価しています。まだまだ発展の余地があるという意味になりますが、私はこの発言を知ってウォルト・ディズニーを思い出しました。

ウォルト・ディズニーは「ディズニーランドはいつまでも未完成である」という名言を残しましたが、未完成は悪いことではないのです。更なる改良や発展の余地があると判断できるため、未完成を自覚できる会社は更に良い会社になる可能性が秘められているのです。

競争が激しく、先行き不透明な市場だと井上氏は冷静に分析していますが、私もこの意見に同意です。

市場状況を分析して経営戦略を練るのは勝ち組企業であり続けるために重要です。業務の効率化を目指し、インターネット販売などにも力を入れるケーユーホールディングスは前進に重きを置く注目企業です。

【中古車販売に強いケーユー】

株式会社ケーユーはケーユーホールディングスの子会社で、ケーユーグループの重要なグルーブ企業として活躍しています。

中古車専門店として40年以上活動を続けたケーユーは「信頼と実績」という2つの武器を保有しています。高品質な中古車を満足するまで選ぶことができ、購入後の保証制度も充実しているケーユーを支持する人は多いのです。

最長で5年間の延長保証も設けているので高級車を買うときも安心です。

ハーレーやヨーロッパ車、アメリカ車まで取り扱っているケーユーは幅広いニーズを満たすビジネスを行っているのです。

【ケーユーホールディングスの財務分析】

ケーユーホールディングスは2009年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年の売上高は520億7700万円、営業利益は31億5100万円で経常利益は32億5900万円です。どの利益も前年度より向上していますが、純利益は20億1800万円で昨年より低下しているのです。決算ごとに利益額のばらつきが大きく、安定成長を続けているわけではありません。

来期も営業利益が増大する見込みです。

ベンツやBMWの売れ行きが好調で、中古車の販売数が増えています。M&A先も探しており、グループ拡大を目指しているのが注目ポイントです。

財務面はかなり良いです。

自己資本比率は77.9%。有利子負債は17億5700万円で、289億2200万円の自己資本と比較すると有利子負債額は少ないと分析することができます。これだけ自己資本比率が高いと資産株としての価値も高いので、長期投資に向いていると判断できるのです。

【ケーユーホールディングス株に向いている投資スタイル】

ケーユーホールディングスは成長株投資に向いています。

優秀な結果を残していることに注目してください。利益額が安定しないという弱点を抱えていますが、2009年から2013年にかけて赤字転落していないので安心して保有できる強みがあります。

また、財務面も相当優秀なので資産株候補として株を買っても良いでしょう。

現在の予想配当利回りは2.66%でまあまあの利回りになります。ケーユーホールディングスは売却益狙いで株を長期保有しつつ、株を保有している期間は配当金を受け取って懐を暖める戦略を採用するのがお勧めです。

株としての総合能力は全体的に高いので、優秀株であると認識して問題ありません。財務優良な成長株が欲しければケーユーホールディングス株が適しています。

(上記の情報は2014年1月10日に記載しました)


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