クラレ (3405)

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・上場市場 東証1部
・会社名   株式会社クラレ
(くられ 英称:KURARAY CO.,LTD
・証券コード 3405
・業種     化学
・決算    3月
・設立年  1926年6月
・上場年  1949年5月

管理人評価B

【会社紹介】

クラレは独創性の高い技術を武器にして現代を生き残っている会社です。

クラレが創立されたのは1926年。その当時、先端技術と言われていた人造絹糸レーヨンを企業化するために設立されました。創業当時は「倉敷絹織株式会社」という社名でしたが、1970年に現在の社名である「クラレ」に変更しました。


個人的な意見を述べるとクラレに社名を変更したのは大英断であったと思います。クラレという親しみやすく覚えやすい名前は、会社としての知名度を高めるために効果的です。2006年にはロゴマークも変更しており、より親しみやすいマークに変化しました。

【クラレの事業内容】

クラレは3つの事業を主軸にして利益を得ている会社です。

・樹脂事業(ポバール樹脂・フィルムの販売・製造)

・化学品(メディカルに関連した商品の製造・販売)

・繊維(人工皮革、ポリエステル繊維の製造・販売)

クラレで注目したい商品はガスバリア樹脂エバールです。この商品は1972年にクラレが開発した世界初の高機能性樹脂で、現在のシェアは世界首位です。

自動車のガソリンタンクに使用されているガスバリア樹脂エバールは世界で需要が広まると予測されている注目商品です。

クラレのように世界初の自社製品を保有する会社はとても強いのです。現代社会で生き残りたければ差別化を成功させるのが重要になりますが、クラレは技術開発という部分で差別化に成功しています。

高い技術力を活かして高品質な商品を開発するクラレは、今後も注目したい株の1つになります。

【クラレの財務分析】

クラレの財務状態は堅調です。

売上高はさほど変わっていないのですが、黒字経営を維持しているのがポイントになります。2013年度3月の純利益は287億9800万円で前年度と比較して少し落ち込んでしまいました。しかし、クラレは利益を出し続ける体質を維持しているので悲観的になる必要はありません。

会社の成長も大切ですが、黒字経営を維持するのはそれ以上に重要です。無理な拡大戦略を立てて自滅する会社が多い中、クラレは堅実に利益を得ている安定企業であると分析することができます。

クラレの有利子負債は791億6500万円ですが、自己資本は4076億2500万円もあります。有利子負債の額よりも自己資本の方が上回っている状態なので、財務状態は良好です。

【クラレの株と相性が良い人】

クラレは財務状態が良好で堅実な決算を維持している会社なので、「資産株」として保有するのがお勧めです。安定株を狙っている方はクラレ株と相性が良いでしょう。

投機目的でクラレ株を買うのはお勧めできません。デイトレーダーやスイングトレーダーよりも、長期投資家や中期投資家の方がクラレ株との相性は良いと言えます。

予想配当利回りは3.16%と、そこそこの利回りです。長期保有して安定配当を受け取り続けるのがお勧めの投資スタイルになります。

クラレはキャッシュがとても多い会社なので、配当金が無配になる可能性は低いと考えられます。株主に対する還元を強く意識している会社で、配当金の増配もしっかり行っているので「配当金狙いの投資スタイル」とも相性が良いのです。

様々なスタイルで活躍できるクラレ株は、株式投資初心者の方に向いていると言えます。

(上記の情報は2013年9月16日に記載しました)


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