九電工 (1959)

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・上場市場 東証1部
・会社名   株式会社九電工
(きゅうでんこう 英称:Kyudenko Corporation.)
・証券コード 1959
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1944年12月
・上場年  1968年11月

・1株価格826円(3/31終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約82万6000円

・予想PER15.58倍、実績PBR0.63倍、予想配当利回り1.21%

管理人評価B

【会社紹介】

九電工は電気設備工事などを行なっている会社です。


経営の多角化を推し進めて、様々な事業から利益を得る体質を築いているのが良いです。ゴルフ場を経営したり、地域医療に貢献する医療財団を設立したり、九電工は「多角化戦略で利益を得ている優秀企業」であると評価することが可能です。

経営の多角化については様々な意見がありますが、私は多角化戦略を高く評価しています。

本業1本で勝負するのも潔くて好きですが、多角化を成し遂げて「1つの事業が壊滅しても他の事業から利益を得る体質」を築くのは企業の安定度を増すために重要となります。九電工は農業の一次産業にも進出を果たし、オリーブ事業も始めたのです。

「九電工の第4の事業の柱」はエコ事業です。

多角化経営を実現している九電工は成長意欲に長けた会社です。持続的成長を重視しており、株主の期待に応える経営スタイルを実現している九電工は成長株投資を実行しても良いのです。

従業員と純資産額を増やし続けているのが注目ポイントです。

総合設備業のトップを目指している九電工は、オールマイティに活躍できる技術者を育成しています。九電工の技術者は「電気工事と空調・衛生工事」を行なうことができ、高い技術力を有しているのがポイントです。

オールラウンダーな技術者を会社に抱えているから様々な業務に対応することができるのです。拡大・勝利を目指す九電工は人材育成も重視しています。

【これが勝ち組経営か!? 持続的発展を目指す九電工】

九電工は黒字経営を維持している勝ち組企業です。

なぜ九電工は勝ち組として名乗りを上げているのか? 私は九電工の経営戦略を分析しましたが、1つの結論にたどり着きました。

「九電工は長期成長戦略を実施しているから強い」

コスト削減を徹底して利益額を高め、提案型営業を強化して顧客満足度を高めているのがウリです。特に注目したいのは「長期戦略」で、経営基盤を確立して成長の土台を築いているのが注目ポイントです。

収益性・生産性を高めて持続的発展を図る九電工は、長期投資家と相性が良いのです。

短期間の利益を狙うのではなく、長期投資を通じて利益を得たい投資家は九電工の経営方針に賛同できるでしょう。

【九電工の財務分析】

九電工は2011年から2013年にかけて黒字決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は2392億8200万円、営業利益は43億7100万円、経常利益は57億4400万円で昨年度と比較して経常利益が増加しています。純利益も28億8200万円まで伸ばしており、素晴らしい結果を残すことができました。

来期も増益が予測されています。

首都圏にも事業を展開している九電工は事業規模拡大意識が強いです。工事効率化を徹底し、堅実に利益を増やしているのは賞賛の対象になります。今後も太陽光発電工事や再生エネルギー業務に力を注ぎ、持続的発展を成し遂げてほしいところです。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は42.6%。有利子負債額は187億6900万円で、財務面がそれなりに良いです。

【九電工株に向いている投資スタイル】

九電工は長期投資が向いています。

九電工株で儲けたい人は会社の経営方針に賛同する必要があります。長期的発展を狙っているので、短期間の利益を望まないで「会社が成長するまで株を保有する戦略」を採用するのがお勧めです。

会社はとても優秀ですが、株としての実力を分析するとかなり微妙です。

割安性に長けているわけではなく、配当利回りも低いのでインカムゲインを重視する投資家と相性が悪いです。

効率的に利益を求める投資家は九電工株を敬遠する傾向がありますが、「持続的発展を期待したい投資家」は九電工株を高く評価すると思います。

個人的な意見を述べれば、長期成長戦略を実行している九電工はかなりポイントが高いです。

戦略を重視している投資家は、九電工の経営スタイルに注目してください。

(上記の情報は2014年3月31日に記載しました)


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