クオール (3034)

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・上場市場 東証1部
・会社名  クオール株式会社(くおーる
・証券コード 3034
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1992年10月
・上場年  2006年4月


管理人評価C

【会社紹介】

クオールは調剤薬局を経営している会社です。


医療機関との協力関係を重視しており、お互いの信頼を築いて医療品を販売するシステムを築いています。製薬会社との関係を強化することによって製薬関連の最新情報を獲得し、店舗運営に役立てているのがポイントです。

クオールは調剤事業以外にも進出しています。治験事業では統計データを元にして医療品開発をトータル的にサポートするのが武器です。

教育サポート事業では薬剤師や医療従事者に対する教育支援を行なっており、医療に関わっている人に専門知識を与えることを目的としています。この業務は「クオールアカデミー株式会社」が取り組んでいるのです。

その他にも売店事業や出版関連事業も手がけているクオールは多角的に利益を出すシステムを築いている企業であると評価することができます。

出版関連事業では「メディカルクオール株式会社」が医療情報書籍を発行しており、多くの人に役立つ雑誌を製作しています。

グループ企業が一丸となって利益を出す努力を続けているクオールは、売上高1000億円を目指して邁進し続けているのです。

【自社商品も販売し、お客様のことを考えたビジネスを行なうクオール】

クオールは様々な分野で医療に関連したビジネスを行なっている会社ですが、「QOL向上商品」と呼ばれる自社商品も販売しているのです。

クオール薬局の薬剤師が自信を持って勧めている商品のラインナップは豊富です。青汁や黒酢粒、マスクや健康カルシウムなどお客様の健康を支える商品を販売しているのがポイントです。

また、クオール薬局は「マンツーマン薬局」という面白い事業戦略を打ち出しています。医療機関とクオール薬局が1対1でマンツーマンの関係を目指す戦略で、無駄な支出を省いてお客様が喜ぶサービスを提供することに力を入れているのです。

コンビニやJR西日本とも共同出店を行なっており、他の薬局との差別化を図っています。

【クオールの財務分析】

クオールは売上高は増大していますが、純利益額が安定しない傾向があります。

2013年通期決算の純利益は13億4900万円で、前年度と比較して純利益額を下げてしまいました。営業利益と経常利益も低下し、順調に発展を遂げているとは言えない状態が続いています。

しかし、これは過去の結果であり未来は明るいと分析することができます。

来期の決算予想は売上高1000億円の目標達成が期待されています。MR代行ビジネスが好調で大型案件を受注したのは素晴らしいニュースになります。薬局も買収活動に力を入れて出店数を増やしています。

自己資本比率は33.6%。134億7700万円の有利子負債は許容範囲と言ったところでしょうか。財務面が良いとは言えないのですが、悪くもないのでコメントに困るのが本音です。

【クオール株に向いている投資スタイル】

過去の決算を分析すると利益額にばらつきが生じており、安定成長を成し遂げていないのが難点になりますが急成長を遂げる可能性が高いです。そのため、中期投資に徹して売却益を狙う方針を貫くのがお勧めです。

長期投資でも良いのですが、長期投資で儲けたい人はクオールのビジネスを応援するつもりで株を買った方が良いでしょう。

財務優良の評価はできないので、財産株として保有するのはお勧めできません。

黒字経営を続けているのは立派です。利益額が安定しなくても黒字経営を続けていればそれで良いと考えている人はクオール株と相性が良いのです。

現在の予想配当利回りは3.02%でなかなかの利回りです。高配当ではないのですが、そこそこの利回りで配当金を受け取りたい方はクオール株の投資を検討しても良いでしょう。

(上記の情報は2013年11月27日に記載しました)


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