三越伊勢丹ホールディングス (3099)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社三越伊勢丹ホールディングス
(みつこしいせたんホールディングス 英称:Isetan Mitsukoshi Holdings Limited
・証券コード 3099
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  2008年4月
・上場年  2008年4月


管理人評価D

【会社紹介】

三越伊勢丹ホールディングスは、百貨店経営を行なっている純粋持株会社です。百貨店を運営している会社を保有しています。


百貨店業界のキングとして輝いている三越伊勢丹ホールディングスは、売上高ナンバーワンの地位を死守しています。資本力も非常に優れており、誰もが名を知る大企業として三越伊勢丹ホールディングスは輝き続けているのです。

伊勢丹新宿本店は衣料品の売上高1位を誇る百貨店の代表とも言える存在です。国内外のファッションアイテムが集結し、幅広い品揃えの実現という百貨店の最大の強みを活かしているのが伊勢丹新宿本店です。

国内だけではなく、海外にも店舗を構えています。タリアやアメリカ、アジアでも百貨店を経営している三越伊勢丹ホールディングスは、時代の逆境に負けない努力を続けています。

【変化を意識する三越伊勢丹ホールディングス】

三越伊勢丹ホールディングスは「世界随一の小売サービス業グループ」の実現を目指して3ヵ年計画を設定しました。百貨店の存在意義が問われていることは強く自覚しており、再度「百貨店の魅力」を知ってもらうための改革を行なっているのです。

三越伊勢丹ホールディングス最大の資産と呼ばれている伊勢丹新宿本店を中心に、「世界最高のファッションミュージアム」を実現して栄光を取り戻すことを誓っています。

立地条件にこだわる百貨店経営を行なっているのが三越伊勢丹ホールディングスの強みです。人口が集結している良立地に店舗を構え、地域の顔となる経営を行なっているのが長所です。

また、三越伊勢丹ホールディングスは多角経営に乗り出しています。子会社の株式会社エムアイカードはクレジットカード業や金融商品の仲介などを行なっているのです。

その他にもアパレル事業やレストラン事業も子会社が手がけており、多角的に収益を上げる体制は整っています。本業はあくまでも百貨店ですが、その他の業種を通じて利益を上げているのはリスクヘッジが効いていると分析することができるのです。

【三越伊勢丹ホールディングスの財務分析】

三越伊勢丹ホールディングスは黒字経営を維持していますが、将来が明るいと言い切れないのが難点です。2013年通期決算は営業利益を266億3900万円まで伸ばすことができましたが、純利益は252億9200万円に減少しています。

売上高も減っており、2013年の売上高は1兆2363億3300万円でした。昨年度と比較して売上高と経常利益が低下しているのが少し気になります。

新宿本店や名古屋店、日本橋店などは高級ブランド品の売上が好調です。アクセサリーや時計も順調に売れており、利益の増加が期待できます。ネット販売にも力を入れており、商品数を増やすことによって利用者を更に増やそうとしています。

自己資本比率は40.6%。有利子負債は1948億3600万円もあるため、財務優良株として評価することはできません。自己資本比率がもっと高ければ財産株として保有する価値も増すのですが、こればかりは仕方がないのです。財産株が欲しければ他の株を検討することをお勧めいたします。

【三越伊勢丹ホールディングス株に向いている投資スタイル】

三越伊勢丹ホールディングスは非常に難しい株です。

本業が斜陽産業に属していますし、成長性も期待できません。そこまで優秀な財務状態ではないので資産株や安全株として保有するのも厳しいのです。

大企業の株が欲しいと思っている方は三越伊勢丹ホールディングスがお勧めですが、ネームバリューよりも利益を求めたい方は別の株を探してください。成長を遂げる見込みのない株は買わないのが得策になります。

三越伊勢丹ホールディングスは規模が大きいので株を保有している人も多いのですが、皆が買っているから株の価値が高いとは限りません。株主優待目的で株を買うのは良いのですが、それ以外の目的を抱いている方にはあまりお勧めできない株になります。

【三越伊勢丹ホールディングスの株主優待】

3月か9月の権利確定日に三越伊勢丹ホールディングスの株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で利用限度額15万円の株主優待カード(10%割引)

・300株以上保有で利用限度額20万円の株主優待カード(10%割引)

・500株以上保有で利用限度額25万円の株主優待カード(10%割引)

・1000株以上保有で利用限度額50万円の株主優待カード(10%割引)

・3000株以上保有で利用限度額75万円の株主優待カード(10%割引)

・5000株以上保有で利用限度額100万円の株主優待カード(10%割引)

・10000株以上保有で利用限度額150万円の株主優待カード(10%割引)

2年以上株を保有している場合、300株以上保有の株主は利用限度額が2倍になります。割引率が異なる自社店舗もあるので、株主優待カードを使用するときは三越伊勢丹ホールディングスの会社ホームページにしっかり目を通すことをお勧めいたします。

参照URL http://www.imhds.co.jp/ir/stockholder/preferential.html

(上記の情報は2013年12月4日に記載しました)


スポンサードリンク