前田道路 (1883)

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・上場市場 東証1部
・会社名   前田道路株式会社
(まえだどうろ 英称:MAEDA ROAD CONSTRUCTION Co.,Ltd)
・証券コード 1883
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1930年7月
・上場年  1969年4月

管理人評価B

【会社紹介】

前田道路は小型工事を中心に利益を上げている財務優良企業です。


「顧客に愛される姿勢」を整えている前田道路は道路建設工事だけではなく、小さな工事を行なって確かな実績を積み上げてきました。社会から信頼されることを重要視しており、「安全、安心、良い仕事」を続けて躍進を目指しているのが前田道路の長所です。

ブロック・フェンスの補修工事や排水施設の新設・補修工事を手がけている前田道路は、地域のお客様に信頼される「小さな実績」を積み重ねて利益を上げているのが特徴になります。

専属作業スタッフが迅速に対応し、全国にネットワークがある前田道路は「広い範囲で補修ビジネスを行なえる」のが強みです。

道路舗装や道路修繕事業で利益を上げているのも良いです。

意外と知らない人も多いのですが、道路は安全性を確保するために定期的なメンテナンスが必要になります。逆に言えば「道路というインフラが整備されている日本は、道路修繕工事の需要がなくならない」と捉えることができます。

前田道路が素晴らしい財務体質を築いているのは、「絶対にニーズがなくならない分野でビジネスを行なっているから」です。道路補修会社として名を馳せている前田道路はこの先も安定決算の維持が期待できる優良企業です。

【小さな仕事が信頼に繋がる】

前田道路と言えば道路塗装分野でナンバー2の地位を占めている大企業です。1番売上高が高いのはNIPPO【ニッポ】 (1881)ですが、前田道路も負けていません。

前田道路は小さな仕事を請け負って地域住民の信頼を獲得しているのが大きいです。

小さな仕事をバカにすることはできません。小さな仕事から大きな仕事に繋がるのはどのビジネスでもよくあることで、「小さな仕事を誠実にこなせるから大きなことを成し遂げられる」と解釈することも可能です。

また、前田道路は多彩な工事に対応できる技術力を誇っているので「ビジネスの守備範囲が広い」と分析しました。

道路の修繕工事を行なっているだけではなく、細かな施工を通じて利益を上げている前田道路は信頼と実績を武器に黒字経営を維持しているのが魅力です。

【前田道路の財務分析】

前田道路は2009年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は2132億800万円で、営業利益は166億6000万円、経常利益は178億3800万円で昨年度と比較すると売上高や利益額を伸ばしているのが分かります。純利益は100億8600万円にアップしており、1株益を伸ばし続けているのが良いです。

来期も利益額が増大する見込みです。

3期連続で最高純利益を更新した前田道路は「利益を出す体制を築いている会社」だと評価することができます。北海道や九州で公共工事の需要が増加しているのを狙って現場作業員を多く確保する戦略を練っています。

財務面は相当優秀です。

自己資本比率は76.2%。有利子負債額はゼロで、財務面に優れているのが前田道路の最大の長所です。

【前田道路株に向いている投資スタイル】

前田道路は資産株投資に向いています。

ニーズの絶えない道路修繕事業を手がけているのが良く、有利子負債もゼロなので資産株として活躍してくれることが予想されます。特別配当を支払って増配を予定している前田道路は株主に対する配当還元意識も強いです。

現在の予想PERは13.99倍、実績PBRは0.94倍で割安性はそこそこです。

予想配当利回りは1.89%です。売却益に期待を抱くのではなく、長年配当金収入を生み出し続ける資産株としての活躍を狙うのがお勧めです。

長期投資を通じてインカムゲインを得続けるのが前田道路に向いた投資スタイルになります。

(上記の情報は2014年3月1日に記載しました)


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