牧野フライス製作所 (6135)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社牧野フライス製作所
(まきのふらいすせいさくじょ 英称:Makino Milling Machine Co., Ltd)
・証券コード 6135
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1951年5月
・上場年 1964年7月

・1株価格910円(5/2終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約9万1000円

・予想PER16.64倍、実績PBR0.88倍、予想配当利回り1.29%

管理人評価C

【会社紹介】

牧野フライス製作所は工作機械を製造している会社です。


自動車・電子機器の試作からチタンまで、様々な小物部品に対応できるマシニングセンタが牧野フライス製作所の自慢の商品になります。

「クオリティ・ファースト」を追求している牧野フライス製作所は、商品の質にとことんこだわって「お客様が喜ぶ製品」を販売することに力を入れています。

良い商品を開発すれば、お客様に適正な評価をいただけるので、牧野フライス製作所の掲げる「製品クオリティ重視戦略」は長年会社経営を続けるために非常に重要になると思っています。

モノづくり企業の注目点は「自社商品の質」です。

自社商品がどうしようもなく、時代のニーズにあっていないと利益を出すのが難しくなってしまうのです。

「自社商品の質にこだわるのは当たり前」と思われるかもしれませんが、今の世の中は当たり前のことをできる会社が強いのです。当たり前のことを当たり前のようにこなし、優良な新商品を開発して利益を上げているのが牧野フライス製作所の強みです。

【アジアに強い牧野フライス製作所のグローバル戦略とは?】

牧野フライス製作所は海外売上比率が高い会社です。

2012年の日本での売上高は325億円という数字に対し、アメリカから得る売上高は332億円、アジアからは478億円と、アジア諸国を中心に売上高を上げていることが分かります。

成長・発展が著しいアジアを中心に利益を上げているのは素晴らしいです。

自社業績を伸ばしたければ「成長を遂げている新興国」の市場シェアを広めることが得策になりますが、牧野フライス製作所は新興国を中心に自社の商品を売り込んでいるのです。

フランス、イタリア、インドでも事務所を構えている牧野フライス製作所は、「日本だけではなく、世界で活躍するグローバル企業」として活躍しているのが長所です。

【牧野フライス製作所の財務分析】

牧野フライス製作所は2011年から2013年にかけて売上高を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は1268億900万円、営業利益は80億8400万円、経常利益は76億200万円で前年度と比較して売上高や営業利益を伸ばしています。純利益も51億5900万円に拡大しており、良い結果を残すことができました。

今期は減益が発表されました。

生産量の低下によって営業利益を減らしてしまったのが残念です。アジア諸国の景気回復を実現しないと再躍進を果たすのは厳しいのですが、幸いにもアジアは緩やかながら景気が回復している最中です。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は46.3%。有利子負債額は631億6100万円で、有利子負債額は削減の余地があります。

【牧野フライス製作所株に向いている投資スタイル】

牧野フライス製作所は全ての能力が平凡な株です。

持続的成長という圧倒的な長所が消失し、財務状態も平凡なのでこれといった投資戦略を当てはめるのが難しいのです。

ただ、減益になってといっても黒字経営は維持しているので、「黒字経営を維持する能力が高い株」が欲しければ牧野フライス製作所が適しています。

私が注目したいのは増配実績です。

牧野フライス製作所は年々配当額を高めており、増配を続けているのが魅力です。ただ、今回の減益によって増配を維持するか否かが問題になります。

予想配当利回りは1.29%と低いので、無理に配当金を狙う株ではありません。やはり牧野フライス製作所株は全ての面において物足りないと感じるのが正直な感想です。

(上記の情報は2014年5月3日に記載しました)


スポンサードリンク