丸善CHIホールディングス (3159)

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・上場市場 東証1部
・会社名  丸善CHIホールディングス株式会社
(まるぜんシーエイチアイホールディングス 英称:Maruzen CHI Holdings Co., Ltd.)
・証券コード 3159
・業種     小売業
・決算    1月
・設立年  2010年2月
・上場年  2010年2月


管理人評価D

【会社紹介】


丸善CHIホールディングスは丸善株式会社と株式会社図書館流通センターが経営統合して誕生した共同持株会社です。2011年5月に5つの事業会社が加わって、合計7社になりました。

子会社である丸善株式会社は法人営業を中心にビジネスに取り組んでおり、専門書を網羅した新刊を発行しています。文具メーカーとしても活躍しており、輸入や製造販売を通じて文具店や百貨店に商品を卸しています。

株式会社図書館流通センターは図書館を受託運営し、利用者が満足する質の高いサービスを提供しているのが長所です。また、専門スタッフの長期雇用を行なって人材の質を高める取り組みを続けており、図書館総合支援企業として名を馳せています。


丸善CHIホールディングスは「知の生成と流通に革新をもたらす企業集団」として活躍することを明言しており、日本社会の発展に貢献する意欲を整えています。

丸善会社は学校教育事業に関連する経営コンサルティング業務も行なっており、グループ全体を通じて日本の知を高める取り組みを続けているのが強みです。

【書店経営は上手くいくか疑問】

電子書籍の普及が進む中、丸善CHIホールディングスの出版事業は今後も躍進を続けることをできるのか疑問の声が上がっています。

丸善CHIホールディングスの完全子会社である「ジュンク堂書店」は充実した品揃えを確保する経営戦略を貫いており、様々な分野の書籍を取り扱っているのが武器になります。ネット通販ビジネスの発展によって書店は存続の危機を迎えており、丸善CHIホールディングスの未来も明るいとは言い切れません。

ジュンク堂書店は顧客層を絞っており、目的意識の強い顧客を確保することに力を入れています。7月にジュンク堂松戸伊勢丹店が開店したのは明るいニュースに該当します。

出版不況に負けないで利益を上げ続けることができるのか? 丸善CHIホールディングスの将来に期待する人も多いのです。

また、丸善CHIホールディングスはIT分野を活用したマーケティング技術に長けています。ネット書店の「honto」も運営しており、ITとリアル店舗を通じて利益を上げる体制を築いてるのです。カードポイント実施店を増やして購買意欲の高いお客様を増やすことも意識しています。

【丸善CHIホールディングスの財務分析】

丸善CHIホールディングスは2012年まで赤字経営を続けていましたが、2013年通期決算で黒字体質を取り戻しています。2013年は4億1600万円の利益を上げることができ、営業利益も11億7200万円まで増やすことができました。

赤字から脱却したのは丸善CHIホールディングスにとって誇らしい結果になるでしょう。利益が出ない書店を閉鎖し、リストラを行なって人件費を削減した効果が見事に結果に表れています。

図書館業務委託は上手くいっており、丸善CHIホールディングスの未来を照らす有望業務として輝きを増しています。

自己資本比率は25.2%。赤字が続いていたので財務面はそこまで良いわけではありません。

362億6500万円の有利子負債は問題です。有利子負債を削減して健全な財務状態を維持することが望まれています。利益過剰金は160億1700円になりますが、今後も利益過剰金が増え続けるとは限りません。赤字転落しないことを祈るばかりです。

【丸善CHIホールディングス株に向いている投資スタイル】

丸善CHIホールディングスは売却益狙いの投資に向いています。無配当政策を継続しており、インカムゲインに期待することはできません。配当金を求めるのであれば別の株を買った方が良いのです。

黒字を達成したのはかなり高く評価できますが、ビジネスの将来性を分析すると未来が明るいとは言い切れません。出版業界は低迷を続けており、丸善CHIホールディングスもこれまでのように利益を出し続けることができるのか気になります。

成長市場に属している会社の株が欲しい人は、丸善CHIホールディングスに投資するのは避けた方が良いのです。やはり株価の向上を意識して株取引を行なうのが最善であると考えられます。

また、株主優待目的の方は丸善CHIホールディングス株と相性が良いでしょう。

【丸善CHIホールディングスの株主優待】

7月の権利確定日に丸善CHIホールディングスの株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で1000円相当の商品券

・500株以上保有で2000円相当の商品券

・2000株以上保有で3000円相当の商品券

・3000株以上保有で4000円相当の商品券

・4000株以上保有で5000円相当の商品券

・5000株以上保有で6000円相当の商品券

参照URL http://www.maruzen-chi.co.jp/ir/yutai.html

(上記の情報は2013年12月4日に記載しました)


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