明治ホールディングス (2269)

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・上場市場 東証1部
・会社名  明治ホールディングス株式会社
(めいじホールディングス 英称:MEIJI Holdings Co., Ltd.)
・証券コード 2269
・業種     食料品
・決算    3
・設立年  2009年4月

・上場年  2009年4月


管理人評価C

【会社紹介】

明治ホールディングスは明治製菓と明治乳業が株式移転を行なって設立した純粋持株会社です。


食料品の大手企業として明治ホールディングスは輝きを増しています。幅広い世代のお客様をターゲットにしており、「菓子・乳製品・薬品・健康飲料」の分野で製品を販売して利益を得ているのが特徴です。

明治製菓と明治乳業が経営統合を行なったのは「事業領域の拡大」を目指したからです。

明治製菓はお菓子の販売に定評があり、明治乳業は「乳」を基準とした商品開発・商品販売能力を活かして強固なブランドを築いた会社です。それぞれの持ち味を最大限に発揮するために経営統合を成し遂げたのです。

経営を統合した影響により、明治ホールディングスは「競争力」を増すことができました。

すでに「明治」という強靭なブランドを確保していますが、今後は莫大な経営資源を活用してお客様が好む商品を開発する方針を貫いています。

2012年度の全体売上高を分析すると「食料品に重きを置いている」ことが分かります。全体の売上高の89%が食品セグメントで、残りの11%が医療品です。営業利益も全体の75%を食品が占めており、「食品を中心に利益を上げている」という分析結果を出しました。

2020年に向けた長期経営計画を練っている明治ホールディングスは、「あらゆる年齢のお客様に対して食の美味しさや楽しさ、心身両面の健康価値を提供する」と公言しています。売上高は1兆5000億円を目指しており、営業利益率は5%以上を目標に定めています。

【注目すべきはブランド! 優良商品の実力に注目】

明治ホールディングスの利益の柱を担うのは魅力溢れる自社商品です。

株式会社明治は「食と健康のプロフェッショナル」として活躍しており、独自性に優れた自社商品を販売しているのが良いです。

ミルクチョコレートやカールといった誰もが知っている有名商品を保持しているのが大きいです。ブランド力を向上させる努力を怠らない明治ホールディングスは、「商品・広告・店頭」といった3つの要素に力を入れてマーケティング活動に精を出しています。


高品質商品を開発し、広告を出して商品のブランド力を高め、店頭でお客様に満足していただく商品を販売しているのです。目新しい経営戦略ではありませんが、大企業らしいセオリーを守った戦略だと評価することが可能です。

2020年に向けて売上高1兆5000億円を達成したければ、今よりブランド力を向上させるのが重要になります。更に優れた研究能力を活かしてロングセラー商品を開発すれば明治ホールディングスは「堅実性が光る企業」として投資価値が向上します。

【明治ホールディングスの財務分析】

明治ホールディングスは黒字決算を維持している安定企業です。

2013年通期決算の売上高は1兆1265億2000万円、営業利益は258億5900万円、経常利益は291億3100万円で売上高や利益額が全体的に向上しています。純利益も166億4600万円に激増しているのが良いです。

昨年度の純利益額が68億500万円だったので、いかに躍進を遂げたかが分かるデータになります。

来期も増収・増益が予測されています。

牛乳は値上がりが原因で数を落としていますが、高機能ヨーグルトの売上は好調を維持しています。高機能ヨーグルトは採算性も良いので、高機能ヨーグルトが売れれば売れるほど高い利益を得ることができるのです。

明治ホールディングスは高機能ヨーグルトに力を入れており、「生産能力を引き上げて更に売上を伸ばす」という策を講じています。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は41.7%。有利子負債額は2055億7100万円で悪くない財務状態を維持しています。

【明治ホールディングス株に向いている投資スタイル】

明治ホールディングスは安定配当狙いの投資に向いています。

2010年から2013年にかけて年間配当額は80円を維持しており、今後も配当金額は80円を保つことが予測されています。収益が下がっても配当金を減らしていないため、「安定配当を通じて株主に利益を還元する能力」に長けていることを評価しましょう。

株主優待が貰えるのも良いですね。

株主優待利回りは0.3%で高くないのですが、お菓子が貰えるのは個人投資家にとって嬉しい要素だと思います。家族にプレゼントすることもできますし、子供がいる方は明治ホールディングス株を買ってお菓子代を減らすという手段を採用するのも良策です

明治ホールディングスの弱点は投資効率が悪いところです。

ここ近年は業績を伸ばしていますが成長性に期待するのであれば、明治ホールディングスよりも優れた成長株は存在します。何だかんだで明治ホールディングスは立派な大企業であるため、ベンチャー企業と同じ成長性を期待してはいけないのです。

現在の予想PERは24.63倍、実績PBRは1.44倍で株価も割高です。以上のデータを総合的に分析すると売却益狙いの投資に不向きであることが分かります。

では、インカムゲインを狙う戦略はどうでしょうか?

予想配当利回りは1.25%で正直低いです。高配当を狙っている方にとってかなり物足りない数字になります。

明治ホールディングスは投資効率の高さを求める株ではなく、「資産の守備力を高めて長期間利益を得る戦略」に向いている株です。投資資金に余裕のあるお金持ち向けの株なので、素早く儲けたい方には向いていないのが難点です。

【明治ホールディングスの株主優待】

3月の権利確定日に明治ホールディングス株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で2000円相当の自社グループ製品詰め合わせ(お菓子など)

・300株以上保有で3500円相当の自社グループ製品詰め合わせ(お菓子など)

・500株以上保有で5000円相当の自社グループ製品詰め合わせ(お菓子など)

優待品に代えて福祉団体への寄付を選択することも可能です。

参照URL http://www.meiji.com/investor/stock_info/benefit/

(上記の情報は2014年2月19日に記載しました)


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