メイテック (9744)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社メイテック
(めいてっく 英称:MEITEC CORPORATION)
・証券コード 9744
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1974年7月
・上場年  1987年3月


管理人評価B

【会社紹介】

メイテックはエンジニアを派遣している会社です。

メイテックは「正社員のエンジニアを派遣する」というビジネスモデルを築いているのが最大の特徴になるでしょう。


大抵の派遣会社は「派遣雇用」という形で派遣ビジネスを行なっていますが、メイテックは自社で正社員雇用した質の高い人材を他社に派遣しているのです。人材の質や単価は業界最高と言われており、確かな結果を残す「人財」が多いのがメイテックの強みです。

60歳の定年まで働ける環境を築いているメイテックは、毎年定年退職者が生まれる会社に成長することができました。

メイテックは人材の質にこだわりを抱いており、技術力だけではなく人間力も大切だと捉えています。市場ニーズに応える技術力を発揮する人材も重要ですが、派遣された職場で信頼される「人間力」も兼ね揃えている人間が本当の人財だと考えているのです。

教育システムにも力を入れているメイテックは様々なキャリアアップ制度を導入しています。

エンジニアと所属長が面談して本人のキャリア志向性を決める「ベストマッチングシステム」を設けたり、スキル向上に役立つグループ研修や勉強会を行なったり、人材の質を保つ努力を欠かしません。

年間150回に渡る技術研修を開催しているメイテックは「人材力」に定評のある会社として認知されています。

【雇用を守る意識が強いメイテック】

派遣業と言うと、「派遣社員の使い捨てが当たり前」だと考えている人も多いのですがメイテックは違います。

「支え合い」という企業文化が成り立っているメイテックは、雇用を守ることと会社を守ることは同義だと考えています。大切な人材を正社員で雇って生活を守り、会社に愛着を持って働いていただけるように無借金経営を維持しているのが素晴らしいです。

メイテック社員の質が高いのは「派遣社員の切り捨て」を行なっていないからでしょう。

正社員雇用された社員は人材力を高めるために自分の腕を磨き、派遣先で信頼されるように人間力を鍛えます。正社員雇用を通じて質の高い社員を抱えているから、メイテックは優良な財務状態を維持することができるのです。

個々のエンジニアが業務成果という形でお客様の信頼を得続けることにより、派遣業務の継続的受注が可能になります。

メイテックは「特定労働者派遣事業」を行なって雇用の安定性と質の高さを維持し、お客様の信頼に応え続けているのです。

【メイテックの財務分析】

メイテックは2010年に9億400の万円の赤字決算を出してしまいましたが、現在は黒字経営を取り戻しています。

2013年通期決算の売上高は703億3000万円、営業利益は63億5400万円で売上高・営業利益は共に前年度より向上しています。経常利益は64億2700万円、純利益は59億9300万円で1株益は186.1円までアップしているのです。

昨年度より純利益を2倍以上拡大したメイテックは、来期も営業利益の増加が期待できます。

客先となる大手製造業の技術開発投資の調子が良く、技術者派遣も相変わらず好調です。大手製造者向けの技術者派遣に強いメイテックは、この先も優良な結果を残すことができそうです。

財務面もかなり良いです。

自己資本比率は65.5%。高い自己資本比率も見どころですが、無借金経営を維持しているのが素晴らしいです。確かな結果を残している財務優良株として評価することができます。

【メイテック株に向いている投資スタイル】

メイテックは資産株投資に向いています。

2010年に赤字転落した過去がありますが、赤字年も配当金を支払っているので資産株として高く評価しても良いのです。配当性向は50%を維持する予定で、かなり高い配当性向方針を固めているのが嬉しいです。

無借金経営を貫いている会社なので資産株戦略との相性はバッチリです。資産株として長期保有し、堅実なインカムゲインを得続ける戦略を採用するのがお勧めです。

現在の予想配当利回りは2.7%でそこそこです。

予想PERは20.97倍、実績PBRは2.2倍で割安性にも長けているわけではありません。

色々と物足りない部分もありますが、資産株投資を実行したい方はメイテック株が向いています。

(上記の情報は2014年1月27日に記載しました)


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