ミニストップ (9946)

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・上場市場 東証1部
・会社名 ミニストップ株式会社
(みにすとっぷ 英称:MINISTOP CO.,LTD.)
・証券コード 9946
・業種     小売業
・決算    2月
・設立年  1980年5月
・上場年  1993年7月


管理人評価C

【会社紹介】

ミニストップはイオンの連結子会社です。

「ミニストップ」というコンビニエンスストアを経営しており、フランチャイズ展開にも力を入れています。「美味しさと便利さ」という2つの要素を重視しているミニストップは、店舗内装にも工夫を凝らしているのです。


ミニストップ最大の特徴はファストフードが充実している点でしょう。

ソフトクリームやハロハロは同業他社との差別化を図る上で有効となります。

ミニストップの提供するファストフードの粗利益は高く、粗利益は約50%という「儲かる商品」に該当しているのです。他の会社もコンビニのファストフードの充実化に力を入れていますが、ミニストップの右に出るものはいません。

粗利益の良いファストフードが主力商品になっているミニストップは差別化を達成しているだけではなく、儲けやすいビジネスモデルを築いていると評価することができるのです。

お客様の声を分析しても分かる通り、「独自商品目当てでミニストップに行く」というお客様も大変多いのです。美味しいソフトクリームやフライドポテト目当てにミニストップに足を運ぶ人は多く、ファストフードはミニストップの大きな利点として分析できます。

コンビニ経営で重要なのは立地です。

立地で8割決まると言われているコンビニ業界は良立地に出店するのが成功の秘訣になりますが、ミニストップは「ミニストップに行きたい!」と思わせる魅力を保っているのが武器です。

イートインコーナーを設けており、お客様が美味しい料理をその場で食べられる環境も整えています。コンビニとファストフードを融合した店舗運営を心がけているミニストップは、お客様と店舗の距離がとても近いのです。

【差別化戦略に成功しているミニストップ】

数多くの同業他社が争い続けているコンビニ業界ですが、それぞれ異なる魅力があります。

セブン-イレブンを経営しているセブン&アイ・ホールディングス (3382)は業界ナンバーワンの知名度で勝負しています。コンビニと言えばセブン-イレブンと言われるほど高い知名度を誇っており、コンビニ業界の王として君臨しているのです。

ライバル会社のファミリーマート (8028)はコラボ企画に優れている会社です。

初音ミクや艦隊これくしょんなど、ネットで流行っている人気キャラクター商品をいち早くコラボ化する能力に長けているファミリーマートは若者から高く評価されています。コラボ商品を通じて独自性を発揮しているファミリーマートは強大なライバルとしてミニストップの前に立ちはだかります。

知名度に秀でたセブン-イレブン、企画力に優れたファミリーマート、強敵が数多く存在する中、ミニストップも負けていません。ミニストップの魅力は「コンボストア」です。

コンビニエンスストアとファストフードを融合した店舗、それがコンボストアと呼ばれるミニストップです。

24時間いつでも利用できるコンビニ独自の魅力を取り入れつつ、粗利益の高いファストフードを主力商品にしてイートインスペースを設けているミニストップは他社との差別化に成功しているのです。

お客様アンケートの54%を占めているミニストップの好きな理由は「独自のファストフード」となっています。次に高いのが「店内で食事ができる」という点で、こちらは全体の17%を占めています。

合計すると71%のお客様がミニストップのファストフードとイートインコーナーを評価していることになります。差別化戦略を成し遂げているミニストップはこれからも生き残り続ける可能性が高いです。

【ミニストップの財務分析】

ミニストップは売上高を伸ばしており、2009年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1265億6300万円。売上高は伸びているのですが、営業利益は50億7100万円に低下しています。

純利益は19億円で、昨年の30億9900万円の純利益と比較すると少々物足りない結果になってしまいました。1株益も65.7円まで下がっていますが、利益額が大きい事実は拒めないのでそこまで過小評価しなくても良いのです。

来期も営業利益額が低下する予想です。

他チェーン店の競争が激化したのが痛いです。コンビニ業界の競争率は半端ではなく、儲かる店舗の近くに他の会社のコンビニが出店していることが多いのです。いくら差別化に秀でているミニストップでも競争激化の影響は避けられません。

現在の状況を改革するために加工食品を充実させ、ファストフードは大型販促を行なって独自性を更に高める予定です。

財務面はなかなかです。

自己資本比率は45.6%。有利子負債額は16億1500万円で、かなり有利子負債が少ないことが分かります。財務面もそこそこ良く、黒字経営を維持しているミニストップを高く評価している人は多いのです。

【ミニストップ株に向いている投資スタイル】

ミニストップは株主優待目当ての投資に向いています。

100株以上保有しているとソフトクリーム無料交換券やコーヒー無料交換券を手に入れることができるのが大きいです。

株主優待の使い勝手が非常に良いため、ミニストップによく行く人は資産株目的で投資しても良いでしょう。

成長性は評価できませんが、差別化に成功している点とそこそこの配当利回りを保っているのが大きいです。現在の予想配当利回りは2.75%で、株主優待と合わせると悪い利回りではありません。

インカムゲインを目的とした長期投資戦略を実行するのがお勧めです。

1番の不安点はコンビニ業界の競争激化です。これは同業他社も同じ悩みになりますが、ミニストップの場合競争が今以上に激しくなっても生き残れるポテンシャルは秘めていると思います。

利益額低下はありえますが、黒字経営を維持し続けることは十分に可能です。

割安性には長けていないので、割安株を求めている方は他の株を探してみましょう。

【ミニストップの株主優待】

2月、8月の権利確定日にミニストップ株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有でソフトクリーム無料交換券5枚

・200株以上保有でソフトクリーム無料交換券5枚、コーヒー無料交換券3枚

・1000株以上保有でソフトクリーム無料交換券20枚、コーヒー無料交換券3枚

参照URL http://www.ministop.co.jp/corporate/ir/stock/benefit.html

(上記の情報は2014年1月13日に記載しました)


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