三井ホーム (1868)

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・上場市場 東証1部
・会社名   三井ホーム株式会社
(みついホーム 英称:Mitsui Home Co., Ltd.)
・証券コード 1868
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1974年10月
・上場年  1993年2月


管理人評価C

【会社紹介】

三井ホームは設計・デザインに強い住宅メーカーです。


メイン事業は注目住宅事業で、三井ホームのウリである「ツーバイフォー戸建て」の受注・設計・施工を行なっています。専用住宅の施工を得意としていますが、レストランや医院などを併設した変容住宅を建てることもできます。

三井ホームの素晴らしいところはお客様の声を重視している点です。

「三井ホームを利用したお客様の声」を反映し、更なる技術力向上に向けて改善行動に精を出しているのが良いです。改善主義経営を徹底している三井ホームは「多くの人から信頼される会社」として輝くことを意識しています。

私は「改善し続ける会社は強い」という理念を抱いていますが、三井ホームも改善行動を継続している会社です。

住宅を販売する会社は信用力が重要になります。日々の改善活動を通じて技術力や対応力を強化し、信頼獲得に向けて前進し続けている三井ホームの経営方針は好意的に判断することができます。

また、ブランド力を高めるために積極的な広告展開を行なっています。

会社のブランドは将来の業績を左右します。ブランドは一長一短で生まれるものではありませんが、継続的にブランド力を高める広告戦略を続けていけば三井ホームの知名度は今以上に向上するでしょう。

【オーダーメイドに強い三井ホーム】

三井ホーム最大の長所は「お客様の理想を実現する」という点です。

オーダーメイド方式の住宅設計に定評がある三井ホームは、お客様の理想に応える経営スタイルを確立して利益を出しているのです。例えばプライバシーを守ることを望んでいるお客様に対して「玄関、キッチン、浴室などが完全別々」の分離型二世帯住宅を建設した実績があります。

「多彩な趣味を楽しみたい!」というお客様に対し屋上と中庭がある一軒家を設計したり、緑が堪能できる「森の図書館型一軒家」を建設したり、お客様の要望を実現するのが得意です。

多様化するニーズに対応したければ「お客様の声」をしっかり聞くのが重要になります。

三井ホームがお客様の信頼を集めているのはお客様重視の経営スタイルを貫き、お客様要望に応える家造りを実践しているからです。

【三井ホームの財務分析】

三井ホームは2009年から2013年にかけて黒字経営を維持している安定企業です。

2013年通期決算の売上高は2183億8700万円、営業利益は5億6600万円、経常利益は8億7700万円で昨年度と比較して利益額が低下しているのが痛いです。純利益も6億4800万円に減少しており、良い結果を残したとは言えません。

しかし、来期は利益額が回復する見込みです。

注文住宅の受注が増え、リフォーム事業も成長しているのが利益増加の理由になります。収益力強化に向けて三井ホーム社長自ら陣頭指揮を取っており、今後は高収益のビジネスモデルを築くことが期待できます。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は35.3%。有利子負債は4200万円で、有利子負債額が少ないのは好印象です。

【三井ホーム株に向いている投資スタイル】

三井ホームは安定株投資に向いています。

持続的発展を成し遂げていないので成長性に期待するのはお勧めできません。成長力よりも「黒字経営を維持している」という点を重視して三井ホーム株に投資するべきです。

三井ホームは2009年から2013年にかけて16円の年間配当を維持しており、「安定配当を支払う意欲が強い」と判断することができます。今後も16円の年間配当方針を貫く予定で、業績が悪化しても配当額を変えないのは長期投資家にとって嬉しいデータになります。

現在の予想配当利回りも3.39%で悪くありません。三井ホームは長期間配当金を受け取り続ける戦略に向いていると評価することができます。

予想PERは28.43倍、実績PBRは0.74倍で割安性もそこそこです。

物凄く強みを持った株ではありませんが、三井ホームは比較的取り扱いが簡単な株です。長期保有しているだけで利益を出したい方と相性が良いのがメリットです。

(上記の情報は2014年2月22日に記載しました)


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