モバイルクリエイト (3669)

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・上場市場 東証1部
・会社名  モバイルクリエイト株式会社
(もばいるくりえいと 英称:Mobile Create Co., Ltd)
・証券コード 3669
・業種     情報・通信業
・決算    5月
・設立年 2002年12月
・上場年 2012年12月

・1株価格3080円(4/21終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約30万8000円

・予想PER37.93倍、実績PBR8.76倍、予想配当利回り0.65%

管理人評価B

【会社紹介】

モバイルクリエイトはタクシーやバス向けの移動体管理システムを提供している会社です。


携帯通信のインフラを活用した移動管理システムを提供しており、ソフトウェアからハードウェアまで一括生産・販売する仕組みを整えてきました。

「移動体通信事業」という独特のビジネスを行なっているモバイルクリエイトは、あらゆる移動体のオンライン化を実現しているのが強みです。

例えばスマホのタクシーアプリを活用して簡単にタクシーを呼んだり、バス停をスマホで調べたり、身近に使える技術を開発して利益を得ているのがモバイルクリエイトという会社です。

「ちょっと先の未来に」というテーマを掲げてビジネスを行なっており、お客様が便利だと感じるサービスを提供しているのが素晴らしいです。

タクシー自動配車システムを開発した実績もあります。

これはタクシー無線に代わる画期的なシステムと言われており、「お客様から電話を頂いた瞬間に顧客情報と配車位置を指示する」という優れ物です。このシステムのお陰でお客様の位置から1番近いタクシーを自動選択することが可能になります。

お客様の立場からすれば「タクシーを待つ手間が省ける」のがメリットです。

タクシー会社からすれば「効率的にタクシーを動かすことができる」ため、経営コストを下げることが可能になります。

また、受託開発業務で「漁業無線」を開発した実績もあり、様々なシステムを開発できる技術力の高さがウリです。

【自社サービスが凄い! モバイルクリエイトの掲げる成長戦略とは?】

モバイルクリエイトは自社サービスのクオリティの高さが魅力ですが、ビジネスモデルにも注目してください。

フロー型ビジネスとストック型ビジネスを両立しているモバイルクリエイトは「成長するためのビジネスモデル」を完全に確立している状態です。

フロー型ビジネスはシステム開発や端末機器の販売などで、自社開発システムを販売して利益を得ています。

ストック型ビジネスは「各種サービスの月額利用料」になります。

自社開発システムを販売して利益を得るのも良いのですが、「月額利用料」というストック型収入を確保しているのが頼もしいです。

バスの運行管理システムが右肩上がりで伸びているのも好材料です。

モバイルクリエイトは「ストック型ビジネスの割合を増やし、事業の安定成長を目指す」と公言していますが、私はこの方針を支持します。フロー型収入は短期的に大きな利益を上げることができますが、「安定成長に欠ける」のが弱点です。

それならば最初からストック型ビジネスに力を注ぎ、「堅実に発展していく戦略」を実行した方が良いのです。

モバイルクリエイトは持続的成長を達成するために「手堅い戦略」を実施していると評価することが可能です。

【モバイルクリエイトの財務分析】

モバイルクリエイトは2011年から2013年にかけて売上高を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は28億2800万円、営業利益は5億4100万円、経常利益は5億1400万円で前年度より利益額を伸ばしています。純利益も3億1400万円に拡大しており、順調な発展を遂げていることが分かります。

来期も増益が予測されています。

移動体管理システムはモバイルクリエイトの柱となっており、現在も好調を維持しています。今後はシステム利用料を増やし、利益を積み重ねて継続的発展を図るのが得策となります。

財務面も良いです。

自己資本比率は57.1%。有利子負債額は6億700万円で、なかなか良い財務状態を維持しています。

【モバイルクリエイト株に向いている投資スタイル】

モバイルクリエイトは成長株投資が適しています。

典型的な成長株と言えるモバイルクリエイトは、「成長株投資以外の戦略は当てはめられない」のが欠点になります。事業が成長することに期待をいだき、株を長期保有するのがお勧めの投資スタイルです。

「安定した配当を実施することが基本方針」と述べていますが、今期初めて配当金を支払う予定です。予想配当利回りは0.65%で大したことがないので過信は禁物です。

成長株にありがちなのですが、モバイルクリエイトも株価が割高です。

PER値、PBR値がそれなりに高く割安株投資を実行するしかありません。持続的成長を遂げているのは大きな魅力ですが、逆に言うと「モバイルクリエイトは成長性以外に長所がない」のが欠点になります。

成長力を重視する投資家はモバイルクリエイトと相性が良いのです。

(上記の情報は2014年4月22日に記載しました)


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