森永製菓 (2201)

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・上場市場 東証1部
・会社名  森永製菓株式会社
(もりながせいか 英称:Morinaga & Co.,Ltd.)
・証券コード 2201
・業種     食料品
・決算    3月
・設立年  1910年2月
・上場年  1949年5月

管理人評価B

【会社紹介】

森永製菓はお菓子を製造している大手企業です。


「栄養価のある美味しいお菓子を届けたい」という大きな夢を抱いて創業した森永製菓は、東証1部上場の名門企業として名を高めてきました。

健康志向の高まりや少子高齢化によるお菓子需要の低下をどう乗り切るかがカギになります。

健康部門やグローバル展開を成長分野と位置づけている森永製菓は、成長分野への進出を加速して企業全体の成長力を高めています。

例えば森永製菓の主力商品である『ハイチュウ』は世界戦略商品として評価されており、世界中で愛されるお菓子としてグローバル展開を成し遂げているのです。中国やロサンゼルスでハイチュウを販売している森永製菓は、海外進出を増進させて世界市場でのシェア獲得を狙っています。

グローバル展開で成功する企業と失敗する企業はその後の明暗が分かれます。

ファーストリテイリング (9983)のように海外進出が上手くいけば良いのですが、残念ながら海外事業に失敗する企業も数多く存在します。

海外進出を成否を決めるのは自社商品の差です。

つまり、国内だけではなく海外でも受け入れられる商品を販売すれば海外進出は絶対に成功するのです。広告活動や販促活動は日本で培ったスキルを活用すれば通用するのですが、商品が外国の消費者に受け入れられるかどうかは商品力の問題になります。

日本という国は大変独特で、日本で流行っている食べ物が外国で流行るとは限りません。

寿司や天ぷらなどは海外でも愛食されている代表食ですが、タコの刺身や塩辛などは海外進出に失敗しています。

森永製菓はお菓子販売で勝負している会社ですが、海外進出は成功すると思います。自社商品の質が高く、多くの人が受け入れる味を創造することに成功しているからです。ハイチュウのような世界で通用する商品を積極的に開発し続ければ、森永製菓の未来も明るいです。

【商品力に定評のある森永製菓】

森永製菓で1番注目したいのは商品のラインナップです。

森永製菓の代表商品として君臨している「ミルクキャラメル」、お子様を中心に人気を集めている「おっとっと」、コストパフォーマンスが高いお菓子として知られている「ダース」など、そうそうたる顔ぶれの商品が揃っています。

森永製菓のお菓子を見るとよく分かるのですが、1つの分野で代表商品が存在することに気づきます。キャンディ分野では「ヴェルタースオリジナル」が活躍しており、キャラメル分野では「ミルクキャラメル」が人気商品として利益を上げ続けています。

森永製菓が利益を上げ続けることができるのは、商品開発能力が高いからです。


優れた自社商品を開発し、販売数の長けた商品を大量生産する森永製菓は「商品のマネタイズ能力に長けている」と評価することができます。いくら優秀な商品を開発してもマネタイズ能力がないと、利益を出すのは難しくなってしまいます。

良い物を開発すれば勝手に売れるという時代ではないので、いかに主力商品をアピールするかが重要になるのです。ヴェルタースオリジナルのCMなどを見ても分かるのですが、森永製菓は自社商品の販売促進活動が上手だと分析することができます。

【森永製菓の財務分析】

森永製菓は2009年から2013年にかけて安定決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1528億8500万円、営業利益は26億9500万円、経常利益は29億7300万円で昨年と比較して営業利益が減額しているのが良くないです。

しかし、純利益は14億1900万円に向上しており1株益も5.5円にアップしています。2012年の1株益は4.2円でした。

来期は営業利益を伸ばすことが予測されています。

猛暑の影響によってアイスクリームの販売数が急増しました。お菓子の原料が高騰した影響も見事に振りきって増益を成し遂げる予定です。ニーズの増加が期待できる健康食品や海外事業などを育成して、利益額を向上させる経営戦略を打ち立てています。

財務面は普通です。

自己資本比率は39.3%。有利子負債額は261億5300万円で、可もなく不可もなくの財務状態を維持しています。

【森永製菓株に向いている投資スタイル】

森永製菓は成長株投資に向いています。

来期の事業予測が良いだけではなく、主力商品を通じてグローバル展開を達成しようとする心意気を評価するのがお勧めです。優秀な商品が多く揃っている森永製菓は、海外進出の成功率が高いと分析しました。

長期投資を通じてキャピタルゲインを狙っていくのがお勧めの投資スタイルです。

森永製菓の株評価を高めているのが割安性です。現在の予想PERは7.29倍、実績PBRは1.08倍で割安感を漂わせていることが分かります。

現在の予想配当利回りは2.71%で、悪い配当利回りではありません。

株を長期保有しているだけでそれなりの利益を出せる森永製菓は、優秀な株だと判断することができます。

成長力に期待できる株が欲しければ森永製菓株が適しています。年間配当額は6円を維持しているので、安定した配当金収入を期待できるのも良いです。

(上記の情報は2014年2月8日に記載しました)


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