三井住友建設 (1821)

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・上場市場 東証1部
・会社名   三井住友建設株式会社
(みついすみともけんせつ 英称:Sumitomo Mitsui Construction Co., Ltd.)
・証券コード 1821
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1941年10月
・上場年  1962年2月

管理人評価D

【会社紹介】

三井住友建設は三井グループと住友グループに属している準ゼネコン会社です。


「くらしをささえるものづくり」を続けている三井住友建設は、土木事業と建築事業で多くの結果を残しています。三井と住友の建築技術を受け継いだ三井住友建設は経営再建に成功して優秀な決算を維持しているという特徴があります。

技術力と創造力の向上に努め、お客様の求める商品を提供することを意識している三井住友建設は顧客満足度を重視して経営に励んでいるのです。

お客様の大切な資産を守るために耐震改修工事を実施したり、マンションの大幅修繕サービスを提案したり、お客様の求めるサービスを的確に提供しているのが強みです。

企業価値の増加が株主の利益還元に繋がると考えており、三井住友建設は「売却益狙いの投資」に適していると評価することができます。株主価値増大の決定的な支えになるのは効率的な経営と安定した収益力です。

2010年から2013年にかけて黒字体質を維持している三井住友建設は、確かな収益力を維持してグループ全体の競争力を強化しているのです。

【建物の維持力改善に定評のある三井住友建設】

三井住友建設で注目したいのは「長い間建物を利用することができるように、的確な修繕工事を行なえる」という点です。

今の時代は建物を新しく建築し直すのではなく、「今ある不動産を修繕して長く使い続ける」のが流行りになっています。マンションの外壁や設備は使い続けていくうちに機能が衰えてしまうという欠点がありますが、修繕工事を行なえばマンションを長く使い続けることが可能になります。

三井住友建設は大規模修繕工事を通じてマンションの美観を回復させ、人々の生活価値向上に貢献するビジネスを行なっているのです。

マンションや不動産を所有しているオーナーは建物の資産価値を下がることを嫌います。

資産価値が下がるとそれだけ収益率も低下するため、儲けられる金額が少なくなってしまうからです。

三井住友建設の大規模修繕ビジネスはオーナーの保有する不動産の資産価値を向上させるだけではなく、住んでいる人たちに快適な暮らしを与えます。多くの人々が恩恵を受けるビジネスを行なっているのが長所です。

三井住友建設の財務分析

2009年通期決算で51億4700万円の赤字を出した三井住友建設ですが、翌年以降は見事に立ち直って黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は3427億2700万円、営業利益は57億8400万円、経常利益は46億1200万円で売上高や利益額が昨年度よりも向上しています。純利益も46億1200万円まで伸びており、経営再建を果たしたと判断しても良いでしょう。

来期も利益額が増大する見込みです。

低採算案件が減少したのも良いのですが、海外の大型案件を獲得したのも利益額に好影響を与えています。海外ビジネスを強化している三井住友建設は、タイやインドネシアを中心に受注を獲得して売上高を増やす方針を貫いています。

2016年までに復配も実施する予定です。

財務面は悪いです。

自己資本比率は10%。有利子負債額は266億5300万円で、自己資本比率がかなり低いのが気になります。

【三井住友建設株に向いている投資スタイル】

三井住友建設は成長株投資に向いています。

経営効率の向上や大規模案件を受注している実績を評価し、成長株投資を実行するのが1番ベターな戦略になります。

財務状態は良くないので資産株として保有するのはお勧めできません。

復配を予定している三井住友建設株ですが、早期のインカムゲイン獲得は期待できないので配当金収入を重視している方とは相性が悪いです。

予想PERは37倍、実績PBRは3.97倍で株価はかなり割高です。

実はこれが1番のネックで、割高株で売却益を狙うのはとても難しいのです。成長に期待できるというプラスポイントはありますが、株価が割高すぎて美味しいと思えないのが難点です。

現在の三井住友建設株はキャピタルゲイン狙いの投資を実行するしかないため、割高な状態を維持しているのは投資家にとって懸念すべき材料になります。

総合的にデータを分析した結論ですが、三井住友建設株で儲けるのは難易度が高いです。

(上記の情報は2014年2月7日に記載しました)


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