日本エアーテック (6291)

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・上場市場 東証1部
・会社名  日本エアーテック株式会社
(にほんえあーてっく 英称:AIRTECH JAPAN,LTD.)
・証券コード 6291
・業種     機械
・決算    12月
・設立年 1973年3月
・上場年 1991年11月

・1株価格456円(6/9終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約4万5600円

・予想PER31.67倍、実績PBR0.47倍、予想配当利回り2.19%

管理人評価C

 

【会社紹介】

日本エアーテックはクリーンルームや関連機器を販売している専業メーカーです。


クリーンエアルームの企画・製造を行なっている日本エアーテックは「世界で通用するクリーエアシステム専門会社を目指す」という志を抱いて経営活動を続けています。

社会的責任を守り、株主優先経営を実施して株主に利益を還元する方針を貫いています。

「技術の進歩は実験、研究による」という独自の考えを保持しており、自社の研究開発を通じて技術力の底上げを図っているのが良いです。

中国、台湾、シンガポールなどで生産拠点を構えている日本エアーテックはアジアビジネスに強い会社です。「日本唯一のクリーンエアシステム総合メーカー」として活躍している日本エアーテックは、様々な分野に対応している自社商品が自慢の会社です。

半導体事業や印刷事業、食品、医療、薬品などでもクリーンエアシステムが採用されています。

 

【目指すは安定した成長。財務状態が優秀な日本エアーテック】

日本エアーテックは専業メーカーとして堅実な成長を維持したいと願っており、売上高を安定して伸ばす戦略を実行しています。売上高経常利益率は5%以上を目標ラインに定めています。

過去の決算を見てみると、確かに売上高は堅調に伸びています。ただ、利益額を分析すると堅実な発展を遂げているとは言い難く、株主の利益を重視するのであれば「純利益額の向上」を意識して欲しいところです。

原価低減、コスト削減を意識して「安定した利益」を手に入れると公言している日本エアーテックは、「安定を重視した経営」を行なっていると分析しました。

数字を見ると大きな発展に期待するのは酷ですが、安定性を重視した経営方針を評価する方は日本エアーテックと相性が良いのです。

株主に対する安定配当も実施しており、とにかく「安定」を重視しているという印象を受けました。

 

【日本エアーテックの財務分析】

日本エアーテックは2010年から2014年にかけて黒字を維持しています。

2014年通期決算の売上高は68億9100万円、営業利益は4500万円、経常利益は1億5500万円で売上高は増加したものの、利益額は低下しています。純利益は1億700万円まで減少しており、少し残念な結果を残してしまいました。

来期は増益が予測されています。

価格競争が激しい業界に属していますが、得意のコスト削減策を実施して厳しい情勢を生き残って欲しいところです。

財務面はかなり優秀です。

自己資本比率は70.3%。有利子負債額は7億7400万円です。

 

【日本エアーテック株に向いている投資スタイル】

日本エアーテックの長所は財務状態と安定経営方針ですが、それ以外に秀でた部分が見つからないのが難点です。

持続的成長を成し遂げていないので成長株投資を実行するのが難しく、割安性に長けているわけでもないので売却益狙いの投資は不向きです。

安定配当を支払っているのが武器ですが、正直なことを申し上げると安定配当を支払う会社は他にもたくさん存在するので「日本エアーテック特有の魅力」を発揮しないと投資家から評価されるのは厳しいです。

日本エアーテックが持続的成長を遂げれば株価も見直されると思います。日本エアーテックに向いているのはインカムゲイン狙いの投資です。

(上記の情報は2014年6月9日に記載しました)


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