日本ERI (2419)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名   日本ERI株式会社
(にっぽんイーアールアイ英称:JAPAN ERI CO., LTD.
・証券コード 2419
・業種     サービス業
・決算    5月
・設立年  1999年11月
・上場年  2004年11月


管理人評価A

【会社紹介】

日本ERIは建築確認検査機関のビジネスを行っている会社で、検査機関として唯一東証1部に上場している珍しい会社です。また、民間で全国展開している会社として注目されており、建築確認の業界では首位となっています。


あらゆる建築物の確認検査を行っている日本ERIは、「人が安心して住むことができる家を調べる能力」に長けています。耐震偽造問題などが存在する現代社会で、日本ERIのビジネスは多くの人を支えていると言っても過言ではありません。

日本ERIは住宅性能評価業務も行っており、日本住宅性能表示基準に従って10項目の性能をランクや数字で分かりやすく表示してくれます。

空気環境に関する性能や地震に対する耐久性など、住んでいる人にとって知りたい情報をしっかりチェックしてくれる日本ERIは利用者にとって無くてはならない存在になっています。

【様々な建築物をチェックする日本ERIの強みとは?】

日本ERIはビルや一軒家に限らず、様々な建築物の検査を行っています。

その中でも注目したいのが「高齢者配慮に関する性能の調査」です。少子高齢化が問題になっている日本では、お年寄りや体の不自由な方が安心して住める住宅が求められています。

日本ERIは高齢者に適した住宅かどうかを調査する能力に長けており、段差が激しすぎたり、浴槽に手すりがなかったりすると高齢者の方は住みづらいことを実感します。長い間住み続けることができる住宅を調べられるのも日本ERIの強みです。

その他にも日本ERIは様々な視点から建築物を調査することができるので、普段意識していない防災関連のデータなどもしっかり評価して貰えます。

「安心して利用できる建築物」を実現するために日本ERIの調査業務は非常に役に立ちます。確実な需要が存在しているビジネスなので、将来性豊かなビジネスモデルとして評価することができるのです。

【日本ERIの財務分析】

日本ERIは堅実な発展を遂げている成長株です。

2010年通期決算の営業利益は4億5500万円でしたが、2013年の通期決算の営業利益は13億2000万円まで伸ばすことができました。3年間で約3倍も営業利益を伸ばすことができたのは高く評価して良いでしょう。

純利益も毎年増加し続けており、2013年通期決算の純利益額は8億200万円となっています。

全ての利益が増加し続けている日本ERIは、決算内容にケチをつけることはできません。財務面も非常に優れており、有利子負債額がゼロで無借金経営を貫いているのです。

堅実なビジネスモデルと有利子負債が存在しない財務面は素晴らしいの一言に尽きます。自己資本比率も57%で安定株の条件を満たしていると言えるでしょう。

【日本ERI株に向いている投資スタイル】

日本ERIは「安定株投資」が1番お勧めです。成長株として保有しても良いのですが、基本は長期投資を通じて利益を上げるのが鉄則になります。

日本ERIの配当利回りはそこまで悪くありません。現在の予想配当利回りは2.77%なので、「安定配当株」を求めている方と相性が良いのです。長期投資に徹して配当金収入を受け取り、株価が急激に上がったら株を売却してキャピタルゲインを得る戦略を採用するのがお勧めです。

日本ERIはキャピタルゲインとインカムゲインの2つの収入を狙える株になるため、初心者にとって扱いやすい株になるでしょう。事業内容が特殊でよく分からない方も多いかもしれませんが、決算内容だけで評価すると日本ERIはとても優秀です。

私は日本ERIのビジネスモデルを評価していますが、ビジネスモデルに関係なく安定した財務状態を維持している会社の株が欲しいと考えている方は日本ERI株が向いています。

(上記の情報は2013年10月7日に記載しました)


スポンサードリンク