日本コンベヤ (6375)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  日本コンベア株式会社
(にっぽんこんべあ 英称:Nippon Conveyor Co., Ltd)
・証券コード 6375
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1949年5月
・上場年 1961年10月

・1株価格159円(7/30終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約15万9000円

・予想PER530倍、実績PBR1.41倍、実績BPS112.6、予想配当利回り1.63%

管理人評価E



【会社紹介】

日本コンベヤは大型コンベアのトップメーカーとして活躍している会社です。


世界各国でベルトコンベアを輸出している日本コンベヤは、「幅広い分野で使用できる施設を輸出して利益を得るビジネスモデル」を築いているのが良いです。

物流システムの効率化を実現するために長距離コンベア、土木コンベア、プラント内コンベアなどを製造し続けてきた日本コンベヤは「国内・海外の物流システムを支えるビジネス」を行なっていることが分かります。

コンベア関連事業が日本コンベヤの主力ビジネスになりますが、平成25年にキャリアスタッフネットワーク株式会社を連結子会社化して人材派遣業への進出を果たしました。

今後は人材派遣業の発展を通じてグループ規模を高める予定です。

 

【決算が安定しない日本コンベヤ】

日本コンベヤは赤字決算と黒字決算を繰り返しているのが気になります。

行なっているビジネス自体は非常に素晴らしいのですが、安定力という面を分析すると日本コンベヤは数字で結果が出せていない状態です。

数多くの上場企業が存在し、黒字経営を保っている企業が多い中、「安定した黒字経営を維持できない」のは投資家にとって敬遠すべき材料になります。

財務状態はそこそこ良いのですが、成長性に期待するのが難しいビジネスを行なっているのは問題です。人材派遣業務を始めたのも「本業以外の収入源」を手に入れたいからでしょう。

設備投資に対する回復の傾向は見られていますが、まだまだ厳しい経営環境が続きそうだと私は予測しています。

 

【日本コンベヤの財務分析】

日本コンベヤは黒字経営と赤字経営を繰り返しています。

2014年通期決算の売上高は111億1200万円、営業利益は7億9800万円、経常利益は8億7100万円で前年度と比較して大幅に利益額を伸ばしています。純利益も6億7400万円に拡大しており、素晴らしい結果を残しました。

来期は大幅減益が予測されています。

海外の積極展開を続けている日本コンベヤは、海外収益を増やして再躍進を果たしたいと考えています。

財務状態はそこそこです。

自己資本比率は54.5%。有利子負債額は8億200万円です。

 

【日本コンベヤ株に向いている投資スタイル】

日本コンベヤは非常に厳しい株です。

黒字経営を維持していないので安定株投資は不向きですし、来期も減益が予測されていることから成長株投資を実行するのも酷でしょう。

PERは500倍を超えており、割安性に長けていないことも分かります。

予想配当利回りも低く、様々な能力を総合的に勘案すると「当てはめる戦略を見つけるのが難しい上級者向けの株」という結論にたどり着きます。

財務状態がそこそこ良いのは救いですが、それ以外の長所が見当たらないので投資先として秀でているとは思えません。日本コンベヤは売却益を狙う玄人投資家に向いている株です。

(上記の情報は2014年8月1日に記載しました)


スポンサードリンク