日本梱包運輸倉庫 (9072)

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・上場市場 東証1部
・会社名  日本梱包運輸倉庫株式会社
(にっぽんこんぽううんゆそうこ 英称:NIPPON KONPO UNYU SOKO CO.,LTD)
・証券コード 9072
・業種     陸運業
・決算    3月
・設立年 1950年12月
・上場年 1965年7月

・1株価格1830円(8/21終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約18万3000円

・予想PER13.53倍、実績PBR0.87倍、実績BPS2099.03、予想配当利回り2.24%

管理人評価B



【会社紹介】

日本梱包運輸倉庫は完成車を輸送する業務を行なっている会社です。


総合物流企業として名を馳せ、お客様の物流を支えてきた日本梱包運輸倉庫はグローバル経営を武器にしている会社です。総合物流業者としての誇りを抱いており、一括物流サービスを提供してお客様の業務をトータルサポートしています。

一般の乗用車や中型車両、4tトラックなどを輸送することができる日本梱包運輸倉庫は「車両輸送」に定評がある会社です。

また、輸送業務だけではなく一般家庭の引越や事務所移転、イベント会場の設営なども行なって個人・法人のニーズに応えているのが長所です。

物流業界は燃料の値段が高騰したり、ドライバー不足に悩まされたりしているため「事業環境は大変厳しい」と捉えることができますが、そんな状況下でも黒字経営を維持している日本梱包運輸倉庫は大変優秀な会社として評価することができます。

 

【積極的な設備投資を行なっている日本梱包運輸倉庫】

日本梱包運輸倉庫は設備投資に対する意欲がとても強い会社で、現在も設備投資を積極的に行なって利益額を増やそうと努力しています。

日本全国で東京ドーム23個分の倉庫設備を所有している日本梱包運輸倉庫は、これまでの設備投資の結果が「設備価値」という形で表れています。

設備投資を行なった結果として、保管貨物量が増加して売上高を増やしているのが良いです。

日本梱包運輸倉庫が望んでいるのは利益増と成長であり、今後も設備投資を推し進めて業務範囲の拡大を成し遂げ、売上高と営業利益を増やすことを目的にしています。

競争の激化によって事業活動が厳しくなっている点は拒めませんが、日本梱包運輸倉庫は安定成長を果たして株主の期待に応えてほしいところです。

 

【日本梱包運輸倉庫の財務分析】

日本梱包運輸倉庫は2010年から2014年にかけて営業利益を伸ばし続けています。

2014年通期決算の売上高は1652億500万円、営業利益は148億7800万円、経常利益は164億100万円で売上高・営業利益共に持続的成長を成し遂げているのが良いです。純利益も115億7800万円まで伸ばすことができました。

来期は減益が予測されています。

運送効率の低下や燃料費の上昇などによって運送事業の営業利益額が減っているのが痛いです。この状況下で成長を成し遂げたら素晴らしいのですが、状況は少し緊迫化しています。

財務状態は優秀です。

自己資本比率は62.5%。有利子負債額は327億9100万円です。

 

【日本梱包運輸倉庫株に向いている投資スタイル】

日本梱包運輸倉庫は黒字経営を維持している優秀な会社ですが、当てはめる戦略が難しいのが難点です。

営業利益の持続的成長を成し遂げている日本梱包運輸倉庫は今後の成長に期待する成長株投資が適しています。しかし、来期は減益が予想されており、利益額が減ると配当金も減らす傾向が強いので「安定配当」を求めている投資家とは相性が悪いです。

財務状態が秀でているので長期投資を行なっても問題ありませんが、安定株投資や資産株投資を行なうのであれば「安定配当」を支払う株に投資した方が良いです。

物凄く抜き出た長所はないのですが、バランス良く能力が高いので上級者の人に向いている株です。

(上記の情報は2014年8月23日に記載しました)


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