日本道路 (1884)

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・上場市場 東証1部
・会社名   日本道路株式会社
(にっぽんどうろ 英称:Nippon Road Co.,Ltd)
・証券コード 1884
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1929年3月
・上場年  1961年10月

管理人評価B

【会社紹介】

日本道路は道路舗装業界大手企業として活躍しており、業界3位の地位を保っています。


全てのステークホルダーから『企業価値ナンバーワン』と言われる企業を目指している日本道路は、常に変革していく意識を保って事業活動を続けています。

高速道路や国道、空港といった様々な国家プロジェクトに関わった経験があります。

現場仕事が多いため、「塗装工事の仕事にやりがいを感じる」と捉えている社員が多数を占めています。

道路塗装を通じて国の発展に貢献しているのが日本道路の長所です。

道路塗装業界は大きな成長が期待できる業種ではありませんが、公共工事の安定需要が見込めるので「利益を出しやすい」という特徴があります。日本道路が優れた利益体質を築いているのは公共工事を上手く活用しているからです。

「道路塗装という需要の途絶えないビジネス」を行なっている点を評価すると、日本道路株は長期投資に向いていることが分かります。

【関連会社を通じて多角経営を行なっている日本道路】

日本道路のメイン事業は道路塗装ですが、関連会社を通じて様々なビジネスを行なっているという特徴もあります。例えば関連会社のスポーツメディア株式会社はゴルフ場やスイミングクラブを運営して利益を上げています。

建設業、自動車関連業、保健事業などを手がけている日本道路の関連会社は、様々な業種を通じて利益を得ているのが強みです。

また、日本道路は道路塗装の主役となる「アスファルト合材」を自社生産しており、高品質なアスファルト合材を安定して生産する技術を持っているのが良いです。

情報化施工技術を導入し、事前入力した設計データを元に施工機械を作動させて施工技術を高めているのも印象的です。日本道路は技術の革新を通じて道路塗装のクオリティを上げ続けているのです。

【日本道路の財務分析】

日本道路は2009年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1421億7500万円、営業利益は59億7600万円、経常利益は66億3700万円で前年度と比較して売上高や利益額が向上しています。純利益は38億9400万円まで伸びており、かなり良い結果を残せたと判断することが可能です。

来期も営業利益の拡大が予測されています。

不採算工事が減少したのが利益向上に繋がっています。たくさんの工事を受注している日本道路は継続的発展が期待できる成長企業として分析しました。

道路塗装コストを削減する新工法を編み出した日本道路は、コスト削減効果を通じて利益額を今以上に高める見込みです。

財務面は良いです。

自己資本比率は50%。有利子負債額は102億3200万円で会社規模と比較すると有利子負債は少ない範囲で収まっています。

【日本道路株に向いている投資スタイル】

日本道路は安定株投資に向いています。

黒字経営を維持しているのが長所ですが、それ以上に大きいのが増配が濃厚であることです。

配当性向をしっかり定めている日本道路は「利益額を増やせば増やすほど配当金支払い額を上げる」という傾向があるため、会社の成長に期待する成長株投資を行なっても良いのです。

基本は長期投資に徹し、インカムゲインを受け取り続ける戦略を練るのがお勧めです。

現在の予想PERは11.44倍、実績PBRは0.71倍でかなり割安です。予想配当利回りは2.03%でそれほど高くないのですが、安定決算が期待できる資産株として活躍して貰えば問題ないでしょう。

ディフェンス力に長けているのが日本道路株の長所です。

(上記の情報は2014年3月2日に記載しました)


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